2020/09/12 21:14

こんばんは!クラファンチームのあずきざわです。
FUKUOKA NIWAKAファンの皆様、いつも応援してくださり本当にありがとうございます。

なんと本日お昼に、NEXTゴール150万円を突破することができました。
来年に向け動き出したチームにとっても、大きな大きな一歩となりました。
チームを代表してお礼を申し上げます。

さて、次世代メンバー紹介も最終回となりました。
今回は、機械班のけんたろうくんです。技術力を高めるべくひたむきに努力する姿は、チーム内外の誰もが認める存在です。
彼がチームに身を置き何を感じているのか、RoboMaster2021に向けて何を想うのか。ぜひ最後までお読みください!

そして、クラファン期間は残り1日です。
2021年大会での勝利に向け全力で走り始めたチームの雰囲気を少しでも感じていただきたいと思い、メンバー紹介を行っています。
メンバーの挑戦のために、ご協力のほどよろしくお願い致します。

それでは、けんたろうくんのNIWAKA物語をどうぞ!


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こんにちは。FUKUOKA NIWAKAで機械班に所属している大家です。
クラウドファンディングもいよいよ佳境ですね。
皆様の弊チームへの多大なるご支援、本当に感謝しています。
今回は、自分がFUKUOKA NIWAKAに参加したきっかけと、参加して感じたことを率直にお話できればと思います。


幼馴染からの誘い、そしてチームとの出会い

自分がFUKUOKA NIWAKAに参加したきっかけを語る上で、欠かせない人物が一人います。
それは、中学の同級生でもある花園くんです。
彼は今季の中盤までのチームリーダーを務め、RoboMaster2019シーズンではエンジニアロボットの制御開発兼オペレーターをしていたメンバーです。

2019年3月、当時自分は大学受験真っ最中でした。
前期試験で落ち、肩を落として後期試験の準備をしていたときに、花園くんから突然、「受験が終わったら誘いたいプロジェクトがある」と連絡が来ました。
受験が終わった後、母校の中学校に呼び出された自分は、彼からRoboMaster大会のパンフレットと競技で使う球を手渡されました。久しぶりに会った彼は、何時間にも渡ってRoboMasterの魅力、FUKUOKA NIWAKAの存在、ロボットのかっこよさと開発の難しさを語ってくれました。当時、ロボットを作ってみたいという漠然とした想いを持っていた自分は、胸が熱くなったのを覚えています。

花園くんからもらった42mm球
傷や汚れが競技の激しさを物語っています


それから数日後、実際にラボに見学に行き、RoboMasterに出場するロボットとエンジニアの姿を見て、本当にかっこいいと思いました。「普通に大学生をしていても絶対に得られないものがここにはある」と感じ、その場でチームへの参加を決めました。
彼の誘いがなければ、自分がこうしてチームに身を置くこともなければ、RoboMasterを知ることもなかったでしょう。


「設計者」になるために

自分はチームでは機械班に所属しており、設計者がデザインした部品を機械加工するためのデータを作ったり(CAMを書いたり)、金属の部材に穴を開けたり切断したりといった役割を担っています。
チーム参加直後はなかなかチームに貢献できず、もどかしい日々を過ごしました。しかし、エンジニアとしての腕を上げたい一心で、1年間、週末は欠かすことなくニワカラボに足を運び続けました。ラボ内で仕事の合間を見つけては、廃材で穴あけや切断を繰返し、加工技術を習得できるように努めてきました。また、ロボコン経験者の先輩たちがロボットを組み立てる時はどんなに小さな仕事でも引き受け、その技を学びとるように心掛けました。足繁くラボに通ったおかげで、チームメンバーから加工や組み立ての仕事を任せてもらえるようになりました。

しかし、機械エンジニアとしてはまだまだ力不足です。今は、ロボットを自ら設計する、つまり0から1を担う力を磨いていきたいと思っています。今夏は、チームの設計講習会にも参加し、歩兵ロボットの足回りの設計に挑戦しました。小さな部品一つでも、設計するのに30分以上かかりました。完成した部品の裏側には、こんなにたくさんの情報が隠れているのかと驚いたとともに、奥深さを感じました。

講習会で作成した歩兵の足回り設計


いきなり設計ができるわけではないということは始めから分かっていたことなので、巨人の肩に乗るという意味でも、今は先輩の設計データを部品ごとに見たり、他チームのロボットの写真や中国本戦の動画を見て情報を蓄積し、来年の大会に備えています。


中国の大学訪問時に目にした、ロボットの残骸
彼らの開発スピードが非常によく分かる


エンジニア・花守拓樹の背中

自分が技術力の向上に取り組む中で、ひとつの目標としている存在が、機械班の班長であり、チームキャプテンでもある花守拓樹さんです。

自分が思う花守さんの魅力は、物事の本質を見抜き思考を深める速さをもっていることと、異様な冷静さから来る安心感にあります。

歩兵ロボットの足回り設計を行った際には、多くのフィードバックをもらいました。材料にあける穴の形状を決めるにも、追加工がしやすいか、六角形と円形での強度の差異はどうか、設計モデルの解析がしやすいか、など花守さん自身の経験に基づいた、自分にはそれまでなかった視点からのアドバイスをもらいました。どんなに小さな部分であっても、様々な観点を考慮して徹底的に考え抜くことが当たり前にならないといけないのだと、気付きました。

講習会の後、花守さんから受けた設計フィードバック
どこを改善するとどう良くなるかが的確に表現してある


花守さんの能力を象徴する出来事は、それだけではありません。

昨年の夏、2019年大会直前になってエンジニアロボットの重量オーバーが発覚するという、(かなり大きな)事件が起こりました。しかし、大会直前のプレッシャーがかかる時期にミスが明らかになっても、一切の焦りなく即座に設計を修正、部品の再発注を行い、加工指示を飛ばす、花守さんがいました。「焦ってもしょうがない、自分が問題を解決するのでしばらく待っていてください」と言うその言葉を聞いて、動揺していたメンバーたちも前を向いて修正作業に勤しむことができました。その甲斐あって、なんとか問題をクリアすることができました。自分も経験を積み、メンバーに安心感を与えられるようなエンジニアになりたいと思いました。

エンジニアロボットの重量削減のために
下穴含め計480回の穴あけによってできた角パイプ
花守さんへの信頼の証であり、僕が2019シーズンに残した爪痕です


2019年、2020年シーズンと、花守さんの側でロボットを作り、思考の一端を共有させてもらうことができ、本当に幸せだったと感じています。この時間は、間違いなく自分の財産になると思っています。


先輩たちから志を受け継ぎ、RoboMaster2021へ

RoboMaster2021に向けて、FUKUOKA NIWAKAは先輩たちの志を受け継ぎつつ、新しいチームに生まれ変わります。
2021シーズンに向けて、「果たして、今の自分たちに先輩たちが作ってきたような機能的で洗練されたロボットを作れるだろうか」という危機感を持つメンバーもいます。
そんな中で、新型コロナウイルスの影響でラボに集まることができなくても、自分の家で技術の勉強を続けたりと、努力しているメンバーがいることも耳にしました。そういったメンバーがこのチームには沢山居るという事実を聞き、このチームに成長の可能性を感じています。

残念ながら、2020シーズンはオフライン大会が中止になってしまいました。
そばでロボットが出来上がっていく過程を見ていた身としては、筆舌に尽くしがたい感傷があります。


ですが、ここで足踏みをしている暇はありません。
RoboMaster2021に挑むメンバーの一人として、先輩たちの想い、そして応援してくださる皆様の期待に応えるためにも、来年度は死力を尽くして結果を残さなければならないと考えています。

クラウドファンディングを通して、そんな自分たちの挑戦を、このチームのことを、ご支援頂けると幸いです。
今後ともFUKUOKA NIWAKAをよろしくお願いいたします。

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