収録一曲目の「WORLD ONDO」のカバー元「秋田音頭」について述べてみたいと思います。
秋田音頭は、その名の通り1663年に秋田藩の城下町久保田で発祥したと言われています。
歌詞には即興的なものが多く日本最古のラップとも言われており、踊りの振り付けは柔術の型に手を加えて作られたとされています。
我々は、さらにそのカバー曲であるドリフの「のってる音頭」のアレンジも参考にしてカバーしました。例えてみれば、フーのカバーアレンジの「サマータイムブルース」をエディ・コクランのバンド形態で演奏したようなものでしょうか。分かりづらいですね…
「ががくのじかん」にオーダーしたオープニングのイメージは、「Born Slippy」
多様な音楽との交流があり、他ジャンルのイベントにも勢力的に参加しているお三方ならではの解釈が見事に調和していました。もともと雅楽は1000年以上前に大陸から伝わってきた音楽であり、日本最古のラップのカバーには、雅楽アンダーワールドが相応しいハズ!
イントロに始まり、色んな仕掛けが施してありますので、実際にお聴きいただいて確かめてみてください。
ががくのじかん:笙:音無/篳篥:三國/龍笛:佐藤によるスリーピース雅楽バンド。
@gagakunojikan