さて、当プロジェクトもいよいよ最終日となりました。ここまで支援してくださったサポーターの皆様、拡散していただいた皆様、商品を扱わせていただいた生産者様、お知恵を授けてくださった皆様、ありがとうございます(^^)先日も和精油ワイワイ会を行っておりました。スクショ撮るのを忘れておりまして、夜も遅くになったため、おやすみなさいを言って眠ったメンバーさんもいらっしゃいます(笑)この、生活感あふれる背景・・・(笑)そして我が子は膝の上で寝ております。約20キロの重しが乗っていると、動けません(笑)この日は「森林浴」について少しお話しさせていただきました。私自身が都会(の中の田舎)で育ち、大人になってからは都市部に住んでおりますので、旅行ぐらいでしか自然と触れ合うことがありませんでした。しかし、アロマセラピストになって、精油を実生活の中で活用していくにつき、やはり人間という生物は自然の中で過ごしていた時から環境の変化にDNA的にはあまり進化が追いついていないのだなと実感することが多々あります。森林浴のとある実験では、15分間の森林浴を行えば、その後5日間は自律神経のバランスが安定していたという記録があります。また、胆嚢摘出手術を行った後に、病室の窓から「レンガの塀が見えるベッドの患者」と「木々が見えるベッドの患者」では術後の回復、そして鎮痛剤の投与量にまで差が見られたという研究結果もあります。『森林浴 心と体を癒す自然セラピー 宮崎良文 著』参考今は新型コロナウイルスの第2波がまだ勃発しそうですので、特に都市部から森林のある地域までの移動、特に慰安目的の旅行はなかなか難しいと思います。しかし、心身ともに疲れが出てきていることも事実です。そのような方々に、ぜひ、日本の森や植物から採れた自然のめぐみを手元に置いて、ちょっと不調を感じた時などに利用していただきたいなとプロジェクトオーナーは考えております。また、その消費行動が、地域経済にも繋がり、森林の環境保全にも繋がり、研究費や設備投資に繋がり、日本固有の香りの魅力を発信する資金となり、病院にいくまでに自分の体調をよく観察して、より手軽に、安全に、安心して和精油を扱うことができる。または、遠く日本から離れている場所でも、日本を思うことができる。そういった社会になると、確信しております。こんな人がいるよ、とページを覗いていただくだけでも、認知促進になってありがたいです。では、リターン品には含まれておりませんが、最後にかっこいい動画をここにご紹介したいと思います。The story of ogunisugi aroma oil
生産者さん の付いた活動報告
今回は、リターン品の中でも和精油を使用したコスメが秀逸なBOTANICANONさんのご紹介です。リターンとしてご提供しているのは主にDELIGHTシリーズですが、めちゃくちゃ優秀です。これは、結構若い時からコスメフリークだったプロジェクトオーナーの個人的な感想ですが、もう大量生産のケミカルな化粧品は必要性を感じなくなりました。では、ここからはボタニカノンさんのホームページの中でも「About us」から転載させていただきます。+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+*-私たちの工場について-私たちは、本島最南端の大隅半島にある南大隅町にある、旧「登尾小学校」の一部を製造工場としてリノベーションし、ハーブウォーター(蒸留水)やアロマオイル、植物エキスの抽出など、原料づくりから製品までを一貫生産しております。お肌にも、環境にもやさしい「ナチュラルコスメの本質を追求する」商品づくりをモットーにしております。本島最南端の大隅半島にある鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)南大隅町は、亜熱帯気候と温帯気候が混在し、約4000種もの多様な植物が群生し、「佐多岬」や「雄川の滝」の観光名所で有名な風光明媚なところです。原生林の山々を背に、眼下には錦江湾の夕日が沈むロケーションで、時よりふと聞こえる鳥や森の動物達の鳴き声が心地よく聴こえる環境でモノづくりをしています。「食の宝庫」の鹿児島の資源を最大限に活かすべく、農家や自治体と協力しながら「地産化粧品」「アグリコスメ」という切り口で、「天然由来成分100%、アルコール、ケミカルフリー」のスキンケア商品の製造を通じて「地方創生」に寄与できることを目指しております。―ボタニカノンについて-BOTANICANON(ボタニカノン)」とは、“BOTANICAL(植物)”と“CANON(輪唱)”をかけ合わせた造語です。大自然の宝庫である大隅半島のさまざまな植物が、まるで輪唱を奏でるように幾重にも折り重なる様を表現したナチュラル化粧品のブランド名です。《ボタニカノンのコンセプト》「食品のような化粧品であり続けること」使用原料は原則として口に入れても害のない原料で全て作られます。「お肌の角質を柔らかくすること」その結果としてお肌のターニングサイクルを整え、油分と水分のバランスを常にベストな状態に保つことで美肌を作ることを目的としています。「お味噌汁やカレーをつくるように、化粧水やクリームをつくろう!」工場内外で手作り化粧品のワークショップを行う活動を広げています。食品原料を吟味するように化粧品成分にも興味を持ってもらいながら、ボタニカノンを通じて日々のスキンケアを見直し、お肌と環境に良いモノをとり続けることを普及啓蒙し続けてゆきます。その他、全商品に必ず一部は鹿児島県産農薬不使用の原料を使用し、可能な限り自社抽出植物エキスを配合します。契約栽培-月桃、ホーリーバジル、レモングラス自社栽培-ハイビスカスローゼル野草 -ドクダミ、よもぎ、スイカズラタンカン、パッションフルーツ、辺塚ダイダイ等は、規格外農作物を積極的に買取りすることで、近隣農家と助け合う商品づくりを心がけております。全商品で可能な限り「水」を使用せず「ハーブウォーター(蒸留水)」を使用しています。固形石鹸はコールドプロセス製法、液体石鹸はカリ石けん素地づくりから全て自社製造にこだわります。食器洗い石けん(ディッシュソープ)等の環境対応型商品の販売を石けんメーカーとして責任ある環境対策活動と位置づけ、化粧品というカテゴリーだけにとらわれずに普及啓蒙に努めて行きます。(配合成分上の特記事項)・合成界面活性剤、防腐剤、合成香料、合成着色料、アルコール、石油由来成分、動物由来原料は、一切使用しておりません。・一部原料として、BG=サトウキビ発酵液由来「ハイシュガーケイン」使用。・植物エキス抽出溶媒はバイオ発酵エタノール(サトウキビ由来)を使用。配合時にアルコールを煮沸し使用。・柑橘系エキス及びアロマオイルは全てフロクマリン等の光毒性を除去したものを使用しております。・ナノ化された原料は使用しません。+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+**+:。.。:+*いかがでしょうか。ものすごいこだわりを持って製造〜販売されていることがよくわかりますね。
愛媛県 西予市 yaetocoさんのリターン品の原料となる柑橘類などを作られている皆さんの姿をご紹介したいと思います。川越家のみなさん大津家のおふたり藤本家のおふたり平野家のおふたり平野家with お子さん(かわいい)皆さん、いい笑顔ですね(^^)Youtube動画をご覧いただけたら、いろんな人々の顔が見えます。まさしく、和精油はつくった人たちの顔が見えるのが利点です。
自分のアメブロからの引用ですが、臨場感があると思いますので生産者さんご紹介としてここに転載(一部リライト)させていただきます。リターン品として扱わせていただいた京都 杉乃精さんの紹介です。現在、MUSE NESTではクロモジ 、スギ、ヒノキ、ユズと精油やフローラルウォーターを扱わせていただいています。2019年12月に訪れた際には、まさかこのような世界になるとは思っていませんでした。「春になったらよもぎの蒸留が始まるよ」という社長のお言葉、まだあまり県をまたいでの移動はなかなかハードルが高く・・・せめて、蒸留できたてホヤホヤのよもぎのフロラルウォーター、仕入れさせていただきます。<ここからが当日の様子です>先日、京都の北部にある杉乃精さんに行ってきました。今回は、保育園のおともだち親子、そしてセラピスト仲間の濱野さんも一緒です。高槻にあるギャラリーねこ福オーナーの恵美子さんはご自身の車で現地集合の予定でしたが、何度も通行止めをくらって3回ぐらい迂回されたそうです。JR京都バスに揺られ1時間半・・・こうなったらもう、京都観光を楽しみながらいくしかありません(^^;)国宝、仁和寺を通過しました。出がけからパワー全開の男子たち。特にうちの子は山道でダウン。さっそく吐き気度目のツボを押す私。。。我が家から3時間ほどでしたでしょうか杉乃精さんの工房が見えてきました!到着後はすぐスギとクロモジの残渣で足浴。はい、皆さんめっちゃ気持ち良さそうな顔ですね。こうやって精油を蒸留した後にも残渣を活用する努力をされています。なんと、私は足浴があるのは知っていたにもかかわらず、タイツを履いてくるという失態。アホや・・・と自分で自分にツッコミ・・・袋を借りて足を入れました。あったかい。からだがポカポカ。目の前を通る人類でない何かを華麗にスルー。足についた残渣を流すために贅沢にも柚子の皮がいーーーっぱい入った柚子湯で足を洗います。未だかつてみたことのない、柚子皮の量!濃い!もはやジュース!その後、先発隊(朝の部に参加した人たち)と合流し、精油の原料になる気が生えている京都市管轄の森へ連れて行っていただきました。なんと、かつて500億円以上で買い占められたゴルフ場にするための土地。バブルが崩壊して、たったの◯円で京都市が購入できたという・・・バブルを知らない世代ですが、バブル怖えぇーーー!と思いました。社長の奥様に遊んでもらう男子。自然の中で子どもたちは本当に気持ち良さそうでした。呼んでも来やしません。奈良の鹿の方が集めるのは楽です。京都の紅葉は混むので諦めていたのですが、こんな綺麗な紅葉が見られるとは。まっすぐな木=すぐの木=スギ駄洒落ですが、由来の一つと言われています。山は下からスギ、ヒノキ、マツと順番に植えられているそうです。さて、問題。クロモジの木はどれでしょうか?黒文字は最近、養命酒が前面に打ち出すようになってきて知名度が上がりました。千利休が秀吉をもてなす時に庭から枝を取り、削ってその芳香と抗菌作用をもって茶菓子に添える楊枝としたことで有名です。朴の木です。「朴葉焼き」に使われる大きな葉。その朴の実が実は・・・ウ◯チのようで・・・チーム男子、大はしゃぎです。このコーヒー豆のような粒々ひとつ一つが種で、剥がれていって、また芽が出るそうです。へぇ〜へぇ〜知らないことだらけです。今は珍しくなってきているヒカゲノカズラを発見。社長が教えてくださいました。神代まで遡りますが、天岩戸の外で、アメノウズメノミコトが踊った時に体にまとったのがこのヒカゲノカズラ出そうで、とっても神聖な植物です。って言ってるそばからコラーーーーーー!!「これ、僕の宝物」と言って、大阪までもって帰りました。。。チーム大人、杉の香りに癒される濱野さん。顔が輝いています。そして、森林散策から戻ると・・・「あ、あの紫の人は・・・!」恵美子さーん!足浴でホッコリしていらっしゃいました(笑)お次は、子どもたちが楽しみにしていたピザ作り体験。工房の周りは畑になっているので、そこで採れた野菜を使ってオリジナルピザが作れます。ピザ作り、個性が出ますね(笑)社長が自ら、お手製の石窯で焼いてくださいます。楽しく順番待ちをする人々。焼きおにぎりと、納豆もちも出してくださって、舌鼓を打つ皆さん。特に子ども。自然の中で食べるっていう体験をするのは初めての都会生まれ都会育ち。その後、柚子100%ジュースを飲んだ私は「梅干し食べてスッパマン!」の口になり、以来、「ビタミンCの爆弾」と呼ぶことにしました。続く
先日、瀬戸内にある「島香房」さんと、アロマキュレーターの小林さんが企画した「オンライン ネロリ収穫体験会」に参加させていただきました!これは、和精油を扱うモノとしては外せない・・・!速攻で申し込みました(笑)なんと、オンラインだから香りが分からないのに50名の枠がすぐ満席になり、キャンセル待ちが出るという盛況ぶり。こちら、「島香房」の松田さんご夫婦の畑の方を向いた風景です。(晴れの日撮影)当日はあいにくの大雨(^^;)でも・・・晴れていればこのように見えるそうです。奥の方に海と山。そして、たまに聞こえるウグイスの声。もう、のっけから癒されました♪ご夫婦は移住されて柑橘類を育て、化粧品製造業の資格も取得され、さまざまな和精油関連商品を作られています。島香房さんのホームページさて、そもそも、アロマセラピーに詳しく無い方は、「ネロリってなんぞや?」と思われるかもしれません。ネロリは、ビターオレンジの花から蒸留される精油の名前で、一般的に思い浮かべられる「オレンジ」の香りは、スイートオレンジの「果皮」を圧搾してから蒸留されます。それに対して、ネロリはとてもフローラルな香りで、貴重な精油です。島香房さんがある大三島は、しまなみ海道の真ん中あたり。瀬戸内といえば、レモンなどの柑橘類ですよね。松田さんご夫妻もネーブルや八朔、レモン、温州みかんなど、多種多様な柑橘を育てられています。今回の「ネロリ」は、「八朔の花」から蒸留されたものです。おおお〜八朔!これが八朔です。白いお花がたくさんついていますねー!花が咲くとこんな感じです。白く、立派な花ですね(^^)蒸留は「アランビック」という、銅製のこんな道具を使われています。ちなみに、精油は植物の「油胞」から採られるものですが、レモンの花(ピンク色!)はなんと、花びらにプツプツの油胞が!見えるでしょうか・・・?小林さんがまるで図鑑のように並べて下さった柑橘類の花たち一覧!それぞれ特徴がありますね〜島香房さんでは、「おうちでネロリ」と題して、限られた期間にだけ咲く「島ネロリ」の花をチルド発送してくださいます。今年は1回目はもう SOLD OUT!島香房さんのホームページネロリの香りの成分に期待される作用としては、一番有名なのは「抗うつ、抗不安作用」です。この緊急事態宣言や、この先もどうなるのか先が見えない今、私たちがいちばん欲する香り。美容にも嬉しい新陳代謝を促したり、ひきしめてくれる作用が期待されます。私は、ネロリウォーター(精油を蒸留する際に出る芳香蒸留水)や、島の柑橘類を食べに来るイノシシの革で作られた精油を垂らせるチャームなどをネットで注文しました(^^)花が咲く時期は、島全体がネロリの香りだそうです。・・・行きたい(笑)激しく行きたい・・・!!!こうやって、日本の植物からも素晴らしい精油がとれ、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。私は各地の生産者さんの手塩にかけた素晴らしい天然のめぐみを世界中に届けたいと考えてこのプロジェクトを立ち上げました。このような情報を通して、和精油に興味を持っていただければ嬉しいです。