三月下旬の仕事中に一本の電話。
jazzy sportのマサヤさんからでした。ルームはこれからどう動くの?という内容でした。コロナウイルスの影響で客足は減ってましたが世間はまだ割と普通に動いてる状況。家賃、諸経費諸々やスタッフを抱える身としては営業無しには店が潰れてしまう。そんな現状から「今は閉めた方がいい」とマサヤさんからアドバイスを貰うも僕にはその場では判断できませんでした。電話後に色々考えた結果「今はルームを閉めるのがベストだ」と考え直し 沖野さんに相談後、営業継続の支援を募るクラウドファンディングを3/25に決めました。正直始める前は不安しかありませんでしたがルームを愛してくれるお客様。友人、出演者の皆様、THE ROOMスタッフ、campfireスタッフのサポートもあり1000人以上ものご支援を頂きクラウドファンディングを終える事が出来ました。ありがとうございます。皆さまのご支援で営業再開まで耐えれそうです。感謝しかありません。。
営業再開は6/1を予定していますが状況を見ての判断を致します。ご理解、ご協力よろしくお願いします。
クラウドファンディングのリターンは5月下旬、遅くても6月初旬には発送いたします。宜しくお願いします。
THE ROOMで皆さまに また会える日を楽しみにしています。ありがとうございました!!!
【THE ROOM GM 冨永陽介】
沢山のご支援 誠にありがとうございました!ただただ感謝の言葉しかありません。なんとか持ちこたえる事ができそうです。ありがとうございます!リターンについては追ってお知らせさせていただきます。また 全国的に他のお店でもお店の存続のためのクラウドファンディングが続いています。自分に一番近いお店だけでも構わないと思うので余裕のある方は引き続きそちらも支援お願いできたら幸いです。日々皆様が 健康に暮らせますように。
【池田憲一 ROOT SOUL】
THE ROOM クラウドファンディング
ご支援・ご協力、誠にありがとうございました。お陰様で目標金額を大幅に上回る多大なご支援を頂く事ができました。心から感謝致します。THE ROOMを愛し、必要としてくれる方々がいる。またTHE ROOMで音に酒、会話を楽しもうとしてくれる方々がいる。クラウドファンディングを通じて多くの希望と感動を頂きました。皆様がTHE ROOMという地に蒔いてくれた希望の種。それぞれの種がどのように成長し、どんな花を咲かせてくれるのか、どんな景色を見せてくれるのかを楽しみに日々過ごしていきます。予断を許さない苦しい状況が続きますが、今は忍耐の時。どうかお身体を大事になさって下さい。何をするにも体が資本ですから。収束後に元気な姿で皆様と濃厚接触できればと思っています。
度々の御礼となりますが、この度はご支援・ご協力、誠にありがとうございました。
【及川弘通】
The Room存続の為のクラウドファンディングにご支援頂いた皆さんありがとうございました。
目標の4倍額(達成率400%)を超え、
The Roomに対する皆さんからの愛情を
強く感じることが出来ました。
震災の後、
ダメージは回復することなく
長く赤字に低迷していたThe Room・・・。
限界まで資金を投入し、
毎年、12月には継続か閉店の決断を迫られて来ました。
あれから9年。
前店長の踏ん張りと
新店長の頑張りで
なんとか一年の収支を
プラスマイナス・ゼロにするまでに漕ぎ着けた矢先に
コロナ危機が・・・。
今回のクラウドファンディングへのトライは
僕の指示ではありません。
1円でも赤字が出たら閉店するというルールを
決めた僕は、内心腹を括っていました。
休業すれば、間違いなくThe Roomは終わる。
僕が半ば諦めかけていた時に店長、富永陽介から電話がかかって来ました。
「クラウドファンディングをやってみてもいいでしょうか」と。
元来、頼まれたら断れず、
人にお願いするのが苦手な僕にとって
この状況でのクラウドファンディングに
踏み切る勇気がありませんでした。
我々だけでなく、仕事がなくなったり、
収入が激減する人も多い中、The Roomにドネーションを要請してもいいのだろうか・・・。
それでも、スタッフの生活があります。
そして、再開した暁にDJやアーティストが活動できる場所を残さなければいけません。
それに、The Roomを心から必要としてくれる人がいる・・・。
僕は、
富永に許可を出しました。
前売りという形でご理解頂き、
再びお越し頂くことを前提とする
クラウドファンディングなら構わないと。
苦渋の選択ではありましたが、
富永の自発的な提案は嬉しかったですし、
野垂れ死ぬのではなく、
危機からの脱出の糸口をスタッフが掴み
生き延びる可能性を見出せたこと
(その時点で結果がどうなるかは全く判らなかった訳ですが)
で随分前向きな気持ちにもなれました。
今は、信じられないような支援の集まりに
ただただ驚いています。
僕の愚かな判断は回避されました。
The Roomは、もう僕にではなく、
皆さんに支えられているのです。
自分だけ助かればいいのか?
活動していたミュージシャンや
DJはどうなってもいいのか?
というご批判も頂きました。
開始から数日で目標を達成してからは、
スタッフは日々、
他店のクラウドファンディングの
告知協力に回りました。
The Roomの成功によって
他店がファンによる支援要請に
踏み切った側面もあったと思います。
個人的には、他店のクラウドファンディングの相談に乗ったり、応援コメントを寄稿したり、ミュージシャンに現状の聞き取りをし、
作曲活動を促したり、DJ達には僕の番組の選曲の仕事を振ったりもしました。
勿論、
通販でレコードを買ったり、
行きつけのお店のテイク・アウトを利用するなんてことも。
感染者数も判らない。
緊急事態宣言がいつ解除されるかも判らない。そんな先行きが全く不透明な状況の中、
不安しかない毎日ですが、今回のクラウドファンディングの成功で、一つ大きな確信が持てたことはとても貴重な体験となりました。
僕たちがやって来たことは間違いではなかった。
小さいハコなので海外DJを招聘できる訳でもない、流行とは距離を置いた音楽性で、
愚直に自分たちのスタイルを貫いて来たThe Room。
フレンドリーでそれでいて媚びることはなく
その上でお越し頂く皆さんに対する感謝の気持ちは忘れない。
そんなスタイルで我が道を歩んだ、
試行錯誤と道楽と意地の28年。
それでも、
皆さんの"愛"で
崖っぷちで踏み留まれることが出来ました。
何とか7月までは持ちこたえられそうです。
奇しくも休業を決めた直後に始まった
InterFM897の新番組"The Room Radio"も好評で週替わりで登場するThe RoomのDJ達のプレイを沢山の方にお聴き頂いております。
ここに改めて
皆さんへの感謝の気持ちを
お伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました!
休業明けには、
The Roomのスタッフに、
The Roomで活動するDJとミュージシャンに
会いに来て下さい。
そして、
飲んで、
踊り明かして下さい。
コロナ前の世界に戻ることはないかもしれませんが、
だからこそ、
変わらぬポリシーを守りつつ、
新たな気持ちと新たな試みで
皆さんをお迎え出来るように
今は仕込みの時期と捉え、
踏ん張りたいと思います。
再会出来る日を
楽しみにしています。
【沖野修也 KYOTO JAZZ MASSIVE】