これまで、この新型ウイルス騒ぎの中、西多摩で始まった多くの取り組みをこの「BUY LOCAL Ome」でも紹介してきました。といってもぼくが知りえる範囲の情報で、もっともっとたくさんのことが起きているのだと思います。もちろん。そして、今日紹介するのは、学校の休校が急遽はじまったあの日。根拠も明らかにされないまま、本当に急遽はじまった3月2日(月)からずっと続いている「子ども弁当」の話です。学校が休校になるということは「給食」がなくなるということデス。そして、給食がなくなるということは今まで学校が作っていたお昼ご飯を作る人が必要になったっていうことデス。もしくは、買わないといけなくなったということデス。子ども達のお昼ご飯を。作る人がいるか?買うお金があるか?そんなことに対する手当もなく、はじまった休校でした。そしてそして、青梅ではその3月2日(月)から始まっているのデス。「子ども弁当」が。口火を切ったのは武藤治作酒店の武藤さんでした。「おれ、子ども弁当やるわ」って連絡をもらった時、絶句したのを覚えています。この街で自粛が始まったのは2月22日からデス。観光業が真っ先に影響を受け、次に影響を受けたのは飲食店であり続けているとぼくは思いマス。当時、イベントが壊滅していき、日々の営業にもすでに大きな影響が出ていました。影響が出ていたからぼくも「勝手にセレクトセット」や「イロンナクーポン」っていう取り組みを始めていたんデス。この新型ウイルスの波を大きくかぶっている飲食店と酒屋を経営する店主が「おれ、子ども弁当やるわ」って、正直、この人頭おかしい。。。って思いましたヨ。値段は250円。原価さえ出ないんじゃないかっていう金額で、デス。給食をなくした行政からの支援はまったくなく(※先週くらいにようやく10万円の補助金が創設されたそうです)。お店を維持するには家賃や光熱費、そして人件費なんかの固定費くらいはせめて価格にいれるべきなんじゃないかって思ったけれど。。。ましてや、それに利益を乗っけるなんてこともせず。知っていますか?利益って「余ったお金」のことじゃないですよ?自営業にとって「利益」っていうのは「生活費」のことデス。250円の子ども弁当は学校が再開されるまで続くそうです。今日で83日かな。。。続いています。武藤さんが子ども弁当を立ち上げて、青梅の飲食店が次々と名乗りを上げていきました。すごい風景でした。みんな置かれている状況は一緒なのに、子ども達、そして子どもさんがいる家庭のために「子ども弁当」を立ち上げていったのデス。つながっている自営業者さんや農家さん達がはじめたお店に食材をもっていきました。そして、ボランティアで調理や配達なんかにも人が集まっていきました。ぼくが「BUY LOCAL Ome」を奥住さんと一緒に始めた理由の大きな1つデス。こんなステキな、そして頭のおかしい決断をする自営業者というか人は街に必要な人だと思うのデス。この人たちが自分の生活とか、店の固定費のことを差し置いて、こういうことを始めちゃうなら、別な人間が今度はそっちを考えているべきだと思うのデス。街は、そして街の自治はそうやって、支えあう関係の先にあると。そして、みなさんからいただく支援と言葉が、こういうばかなことをやっちゃう人たちを支えていく。ステキな街ダナ。そう思いながら、後3日、がんばるっス。





