山口まり子さんっていう写真家が青梅・奥多摩にはいらっしゃいます。ぼくの勝手なイメージだと室内よりも外。青梅・奥多摩の自然、そしてそこで笑顔ではっちゃけている人の姿を撮ることが好きなんじゃないかなぁっていう写真家さんデス。今年は断念することになってしまったけれど、去年第一回?が開催された「川下り行商」。その時もスタートからずっと岸辺、橋を渡り歩いて、あほちんなことを爆笑しながらやっているぼくらの姿をカメラに収めてくれました。その彼女が「BUY LOCAL Ome」の写真を撮ってくださっていたのデス。みっつが動画を作る際に一緒に動いていただいて、お店を中心に青梅の風景を切り取ってくださいました。すごい量をいただいたんですが、その中からピックアップして。青梅だなぁ。。。っていう風景がそこにはたくさん。そう、ぼくらはこんな街の中で生業を続けているんだって改めて見直しています。元々人通りは全然なくなってしまっているけれど、でもだから静かに。ゆっくりと人が歩き、そして街の片隅で井戸端会議にせいが出る。この時期は人より燕さんの方が圧倒的に多い街。その巣を壊さずに、下に段ボールを置いて、雛の成長を見守る人がたくさんいる街。真夏の昼間なんかはセミの声だけが街中に響き。夜の街道は自分の足音と耳鳴りだけがついてくる街。建物は幾星霜を経た古民家や、昭和の頃に建てられた懐かしい家々と新しい住宅が混ざり合って立ち並び。その多くはシャッターが下りたり、人の住まない廃墟の雰囲気を少しずつ醸し出しつつある。賑やかだったころを知る人からしてみると寂しくて。この風景しか知らない人からしてみるとなんとも懐かしい光景でもある。ぼくらはそんな街中で生業を続けています。まり子さんの写真達、みていただけたらうれしいデス。そして、写真撮っていただいて、心から感謝デス。BUY LOCAL Ome。。。残り9日になりました。



