2020/04/24 19:57

インドネシアに進出を宣言してからのセッションは未知の世界でした。
架空の旅館の再建計画で数字を読み込み、実際に金融関係者とのガチガチの融資の交渉、ある程度、会社でお金を触らせて貰っていたのですが、これが本物?この視点から質問がくるの?などなど圧倒され続けました。。さらに追い打ちをかけたのが、事業構想を作るのにPowerPointを使う事、わたし使った事がありません。。人前で話す事、絶対やりたくない。。正直苦手でした。

しかし、震災復興のめちゃくちゃ忙しい中、この経営未来塾に送り出してくれた会社に何か持ち帰らなければ、自社の課題を解決しなきゃと思い、半分開き直り今までの経験や自己流で行ってきた事を真っ白にして吸収しまくろうと決意しました。

その後、経営未来塾を受講するにあたり大事にしてたことは、自分の想い(自社の課題を何とかしたい)、10年後の自分と自社(インドネシアとの架け橋)、どの様に進出するか(事業構想)の3つの整合性をとりながら進めて行きました。
自分の想いを相手に伝える事、先に書きましたが、本当に苦手でした。ビデオカメラの前で7分間スピーチを行い、メンターさん・同じ班の人に5段階評価で採点してもらう時があり、同じ班の方は4と5をつけてくれたものの、メンターさんは1と2のオンパレード。。。
講評にもまったく伝わらない。。。と。そりゃそうです。今思えば、自分の想いも整理ができてなく、ほぼカンペをみながらの棒読みでしたからね。ただあの時1と2、まったく伝わらないが無ければ、あのまんまだったと思います。

そんな私を救ってくれたセッションがありました。コミュニケーションスキルです。知る事と行う事はとは別の事ではなく、真の知識は実践を伴うものだという事。コミュニケーションの為の基本スキルとして、聴く力(相手の考え、言いたいことを引き出す)、考える力(理論的に考えを整理できる)、そして話す力(言いたい事をわかりやすく相手に説明できる)の3つが人間関係の構築・相手に思いを伝える事の大前提と気付かせてもらいました。結構自分の会話の中で「なぜ?」「何の為にやるの?」がでてくるので少しは身についたかなと思ってます。

次回は3つの力で気付いた事を書かせてもらいます。

~つづく~
※写真は某大学の授業でお話しさせてもらった写真です。入塾当時にはあり得ない状況です(笑)