はじめに・ご挨拶
初めまして。私たちは、宮城県気仙沼市という港町で、インドネシア料理店「ワルン・マハール」というお店を営んでいます。昨年夏、気仙沼魚市場横に、地元有志が集い屋台村「みしおね横丁」を開業しました。その一画で営業しています。
商品・お店が作られた背景
気仙沼とインドネシアには深い関わりがあります。気仙沼は、港町の歴史の中でインドネシアの方々を多く受け入れて来ました。震災当時、インドネシアのユドヨノ大統領が気仙沼市を訪れ、気仙沼図書館の建設費の一部を寄付するなど、深い交流が育まれています。そうしたつながりから、震災後復興を目指す地元企業が、インドネシアの方々を技能実習生として受け入れることが増えたといわれ、現在では、300 人近いインドネシア人技能実習生が気仙沼で暮らしています。また、東京オリ・パラリンピックに参加するインドネシアの「復興『ありがとう』ホストタウン」として、今後もますますインドネシアとの交流事業が加速することでしょう。
気仙沼には、大変多くのインドネシア人が暮らしています。彼らは、私たちの産業を支えてくれるパートナーです。そして彼らのほとんどがムスリムです。ムスリムは豚肉やアルコールを口にすることが出来ず、外食はあまりしません。また、日本で手に入る調味料はオンランショップでわずかに揃う程度で、故郷の味を自炊で再現するにも苦労します。そこで、彼らが故郷の味を安心して食べられるインドネシア料理店「ワルン・マハール」をオープンさせようと思いました。
私たちの商品・お店のこだわり
ワルンマハールには、ムショラが併設されています。ムショラとは、小さい礼拝所のことです。ムスリムは1 日5 回の礼拝が欠かせません。お祈りはまさに彼らの人生の一部なのです。本当はモスクに行きたいのだけれど・・・と考えていても、日本でわざわざ仕事を休んで遠くのモスクまで出かける事は容易ではありません。そんな彼らのために、ムショラを併設した施設にしました。東北にいる外国の方々が集えるだけでなく、日本の若者とも交流が生まれる、そんなコミュニティのハブとなる施設を目指しています。
リターンのご紹介
コーヒー豆コピ・ルアックをご存じでしょうか。コーヒー好きの方には、言わずと知れた世界一高価と称される、大変希少なコーヒー豆です。主にインドネシアで生産されています。現地に生息するジャコウネコが、熟したコーヒーの果肉を食した際、消化されずに排出された種子をコーヒー豆として収穫しています。香りが特徴的ですが、その希少性から高額で取引されており、喫茶店で飲む場合は数千円、高級ホテルのラウンジでは時に1万円以上する場合もあります。幸いにも、当店の「コミュニティのハブを目指す」というコンセプトに賛同頂いた現地の有志から、この度格安でコーヒー豆を仕入れることが出来ました。ぜひ皆さまに、気仙沼に来ていただき、コーヒーの香りを楽しんで頂きながら、このまちの事もインドネシアの事も知ってもらいたいと思います。
①3,000円 ⇒ コピ・ルアック券1枚 + 2,000円食事券 + デザート1品
②5,000円 ⇒ コピ・ルアック券2枚 + 3,000円食事券 + デザート1品(2人前)
※コピ・ルアックは数に限りがあります。限定70杯までとさせて頂きます。
追加リターンのご紹介
インドネシアで人気の『bakso』を知っていますか?
インドネシアの肉団子で一般的ものは鶏肉ですが、牛肉・豚肉・魚からできているものもあります。
気仙沼なので、今私たちのお店では、もちろん地元で水揚げされた魚を使っています!
肉団子と言っても小麦粉多めの練り物なので、日本では味わえない食感になっており、味も日本の方にもあうくせになる味にです。インドネシア人が皆大好きbaksoを是非味わって下さい。
③3,000円 ⇒ bakso1袋(10個入り) + インドネシアスープの素(4人前)
※5月中旬ごろから、商品券を発送致します。有効期限は、2020年6月1日~10月31日までと致します。
(ただし、新型コロナ肺炎の影響を加味し、有効期限を変更する場合もございます。変更の際は、ホームページ及びfacebookでお知らせいたします。)
プロジェクトで実現したいこと
気仙沼に実際に来て頂いて、この町の事、震災の事、インドネシアの事をもっと広く知ってもらいたいと思います。
資金の使い道
集めた支援金は、希少コーヒー並びにお食事券として皆さまに還元致します。
また、インドネシア料理を味わうキッカケに、ワルマハールに来るキッカケに
ぜひワルンマハールの料理と共にご賞味下さい。
最後に
震災から9年が経過しました。もう9年・まだ9年。
復興が進んでいるところ、まだまだなところ様々です。
被災を受け、生かされた市民として街の復興に今後も全力を持って取り組んで行きたいと思います。
多くの出会いがあり、多くの学びを得る事が出来る環境づくりを、ワルンマハールは目指していきます。
店舗の詳細情報(住所・営業時間)
インドネシア料理店「ワルン・マハール」
〒988-0037宮城県気仙沼市魚市場前4-5(みしおね横丁内)
営業時間 11:00~14:00/17:00~21:00
火曜定休
facebook:https://www.facebook.com/miyagiWarungMahal/
ホームページ:https://sugawara-idn-cuisine.com/
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る本日、最終日です。
2020/05/17 08:09本日いよいよ最終日になります。初めてのクラウドファンディングの挑戦で皆様の多くのご支援を頂き、無事にこのチャレンジを成功出来た事に心から感謝致します。更に、日々更新してきました活動報告にて私達の取組に目を通して頂いた事に重ねて感謝致します。ワルンマハール一同皆様からのご支援を忘れる事無く頑張って行きたいと思いますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!ワルンはインドネシア語で『屋台』マハールは『高貴』名前に負けぬように頑張ります。『日本で一番インドネシアと交流のある街気仙沼』になる為に!ご支援を頂いた皆様にリトルジャカルタを感じて頂き引き続きのご支援宜しくお願い致します。ワルンマハール 菅原 もっと見る
『ワルンマハールで実現したい事④』
2020/05/16 11:12いよいよこのチャレンジも残り2日となりました。このチャレンジを通じて多くの支援者様からの温かいお言葉を頂き、心から感謝いたします。活動報告書にて、私が何故インドネシアに行ったか?ワルンマハールが出来るまでの背景を皆様にお伝え出来た事が嬉しく思っています。 あと2日なりましたが、最後までどうぞよろしくお願い致します。インドネシア技能実習生を受け入れる企業様と実習生・若手社員・会社幹部そして地元の若者とで開催したワークショップ、その場で社内のコミニケーションを深め、さらに食を通じて相手の文化を学び第1部が終了し、ワルンマハールに移動し懇親会が開催されました。上記写真がその時の料理になります!懇親会時に共有された課題の中には「日本は寒い」が圧倒的に多く「休日の過ごし方で散歩をしたり気仙沼の名所を観光してみたい」・「娯楽が少ない・遊びに出かけるのが一苦労」・「移動手段は徒歩か自転車で雨や体調不良の際は特に大変」すごくヒントになりうる課題を頂き、さらに「日本で流行している物に興味があるが職場以外に日本人の知り合いがいない」・「和食も食べて見たいがハラルのお店が少ない」との課題が!これこそがワルンマールへのニーズだと思います。移動手段や休日の対応が何とかなれば目指すものが見えてくるのではないかと実感しております。新規事業へのヒントも頂きました。先ほどの「日本は寒い」の課題から、彼らの地元のインドネシアって基本毎日30℃、空そりゃ寒いですよね。。日本で買った冬服はどうするんだろ?って聞いたら「後輩にあげます」・「捨てて帰ります」。捨てる!?新しく来る実習生はまた新品買うんだよね?よし!『古着屋』やりますか!!で5月16日現在登記完了し古物商に申請書類準備中です。また女性が頭に巻いている「ヒジャブ」を欲しがる声もありましたので。。もちろん仕入れて販売します! このようにインドネシア技能実習生の課題や地元の若者の課題を抽出する事で、ワルンマハールの事業に繋げて行きたいと思ってます。飲食店で他業種古着を扱うの?と初めての方は思うかもしれませんが。。そもそも建設業なんです(笑)~つづく~ もっと見る
『ワルンマハールで実現したい事③』
2020/05/15 18:53このチャレンジも残り3日となりました。日々活動報告書にて私たちの動きを皆様にお伝え出来た事がうれしいです。是非とも新型コロナウイルスの影響が落ち着いた際は、気仙沼に、みしおね横丁に、ワルンマハールに起こし下さい!前回の続きのワークショップの内容になります。各班から出てきた食べ物とは?上記 写真にあるように、お節やラーメン、お祭りのリンゴ飴、おはぎなど様々な物が出てきました、この中にも技能実習生が求めるものは何なのか?結構拾うことが出来ました。さらに、このワークショップ内で、年代の近い同僚と会話をすることで、コミニケーションが取れるようになり、社内での生産性の向上につながって行くのでは?さらに気仙沼のインドネシア技能実習生の受入企業間での情報交換など、色々な可能性が感じられました。その後は、ワルンマハールにて懇親会が開催され、また違った観点で交流を結びました。この様な雰囲気の中で、気仙沼でここ最近困っていることは?この1ヶ月で困ったことは?この1年で困ったことは?これらを参加者全員が出し合い、お互いの課題を抽出しつつ、楽しく時間を過ごすことができました。次回からこの課題より、新しい事業も見えてきたので少しだけふれて見たいと思います。~つづく~ もっと見る
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