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紙とハサミだけで楽しめる伝統文化「きり紙」を世界中の子ども達に知ってもらいたい!

江戸時代から庶民の余興として親しまれたきり紙。紙とハサミと感性だけでさまざまなカタチを作り出すことが出来ます。日本の伝統文化であるきり紙で世界中の子どもたちを笑顔にしたい!キリガミスト千陽の世界進出プロジェクト、「挑戦!ジャパンエキスポ2015」へのサポートをお願いします。

現在の支援総額

280,000

112%

目標金額は250,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/06/10に募集を開始し、 51人の支援により 280,000円の資金を集め、 2015/06/30に募集を終了しました

紙とハサミだけで楽しめる伝統文化「きり紙」を世界中の子ども達に知ってもらいたい!

現在の支援総額

280,000

112%達成

終了

目標金額250,000

支援者数51

このプロジェクトは、2015/06/10に募集を開始し、 51人の支援により 280,000円の資金を集め、 2015/06/30に募集を終了しました

江戸時代から庶民の余興として親しまれたきり紙。紙とハサミと感性だけでさまざまなカタチを作り出すことが出来ます。日本の伝統文化であるきり紙で世界中の子どもたちを笑顔にしたい!キリガミスト千陽の世界進出プロジェクト、「挑戦!ジャパンエキスポ2015」へのサポートをお願いします。

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このプロジェクトは、札幌を拠点にして活動しているきり紙パフォーマー「キリガミスト千陽(ちあき)」による挑戦です。

 

「きり紙」とは?

江戸時代から身近な余興や遊びとして伝わってきた「きり紙」。

紙とハサミと感性だけで様々な形を切り抜くその技術は、日本の伝統的な文化です。

キリガミスト千陽は、きり紙をもっと親しみやすく、広い世代に楽しんでもらえる様なパフォーマンスを展開しながら、実際に体験して遊んでもらうワークショップなどに取り組んできました。

*小学生を対象としたきり紙ワークショップの様子

 

 

「きり紙」と千陽の出会い

千陽ときり紙の出会いは5歳の頃、地元に来た二代目林家正楽さんのきり紙芸を生で観た時です。

絵を描く事が大好きだった彼女の眼には、そのきり紙芸が魔法のように映りました。

小学校ではカッターを使う切り絵クラブに入り、全国高文連では切り絵を出展。

きり紙に魅了された千陽の作品は地元で話題となりました。

しかし、大学進学のため美術の個人レッスンを受けたとき「きり紙はあなたの様な若い人がするべきものではない。」と先生から否定されてしまいます。

この言葉にショックを受けた彼女は、自分の好きな事を続ける事が出来ないのではないかと悩みました。


美大の卒業後 も、 人前に作品を発表する手段もなく、絵画の世界で作品を発表していく難しさを感じながら、作品を創り続ける毎日でしたが、ある時転機が訪れます。

「役者になりたい」という夢を叶えるために単身札幌に出てきた九州出身の親友との出会いです。

その親友は芝居をする為に、働きながらストリートミュージシャンでこつこつお金を貯め、年間4作品以上の舞台に立っていました。

そのひた向きな姿に心を打たれた千陽は、自分が本当に好きな事はなんなのか、そして何をすべきなのかを改めて考え、人前に立ってパフォーマンスに挑戦しようと思い立ち、札幌市主催の大道芸フェスティバル「ストリートパフォーマンスカーニバルin大通り」に、今まで愛用していたカッターをハサミに持ち替えて出演する事にしたのです。

*ステージパフォーマンスでの一コマ。

 

 

「なにをやっても大変だったら、好きな事をやって大変な方がいい!」彼女はそのときそう思ったと言います。

これをきっかけにストリートパフォーマンスを開始した彼女は、お客様に喜ばれるパフォーマンスは何か?と言う観点から「似顔絵」を切り始めます。

唯一無二の個人を創造する作品は、様々な交流を生みました。

*切った作品はその場で欲しい方にプレゼントします。

*似顔きり紙の出来映えを確認中。

 

 


「似顔絵」を切る時はお客様と会話をしながら切る事がほとんどです。

話をすると新しい発見はもちろんですが、過去の自分との対話をしている事にも気付きました。

 

「今の私は、今までの私の先にある」

 

当たり前の言葉ですが、この芸を否定されたことや、やりたい事から離れそうになったことも全て含めて今の千陽が在ります。

自分が決めた事を貫く事ができれば、今までの辛かった経験も全て新しい景色を見せる要因です。そう考える事が出来るようになった時から、彼女は前を向いて歩き続けています。

東京都公認「ヘブンアーティスト」ライセンスや、札幌市で数々のパフォーマーライセンスなどを取得し、全国各地でパフォーマンスを行い、舞台公演はもちろん多くのイベント出演、ワークショップなどを重ねてきました。

また、役者とのコラボレーション企画「きりがたりシアター」などの新たな試みにも精力的に挑戦しています。

*ワークショップで自由に作った作品を飾り付けするための準備中。

 


こうしてステージを重ねるたびに彼女は多くの人の気持ちに触れている事に気がつきました。

真剣に食い入る子どものまなざし、出来上がった作品を見た時の目の輝き、作品をプレゼントする時の「欲しい!」という沢山の声、今目の前にある景色は、パフォーマンスを重ねる事で見えるようになった彼女だけの景色です。

 

「誰かに見てもらう事、楽しんでもらう事が一番!」

 

「きり紙」をフランスで開催されるジャパンエキスポへ!

そのためにも「きり紙」をもっと広めたい。

その思いは、彼女が向き合ってきた時間と共にどんどん大きくなっています。

それでも、まだまだ新しい発見は沢山ある、と千陽は言います。

例えば「海外のお客様の反応の良さ」です。

海外では、きり紙をパフォーマンスとして楽しむ文化が無いため、日本特有の舞台芸術として外国人に非常に喜ばれます。

海外ではアニメや漫画、ゲームなどの人気も手伝って日本文化への関心が高まっていますが、フランスのパリで毎年行われている、来場者数20万人以上の日本文化を紹介する見本市「ジャパンエキスポ」というイベントに、2014年7月、キリガミスト千陽は思い切って飛び込んでみました。

*パフォーマンス中は人だかりの山

*パフォーマンスを食い入る様に見守るフランスの方々。

 

 

ステージパフォーマンスでは、伝統的な「和」を感じさせる作品は勿論のこと、アニメや漫画のキャラクター作品などを披露したのですが、小さなステージのまわりは通行が困難になるほどの人だかりができました。

また、会場内のスペースを借りて、通行する方々にむけてワークショップを実施したところ、小さな子どもだけでは無く、大人も興味津々で体験してくれました。

*きり紙ワークショップの様子。

*似顔きり紙は大好評でした。

 

 

その他にも、パリ市の隣ブーローニュ・ビヤンクール市にある日本人および日仏家庭の子供のための幼稚園「エベイユ学園」で子ども達にもきり紙を披露し、先生や保護者の方達も一緒にきり紙体験ワークショップを行いました。

 

世界中の子どもたちを笑顔にしたい!

近年、何かと子ども達を過保護にしてしまいがちな風潮があります。

親からしてみると、「子供に刃物を持たせるのは危ないのではないか」「けがをしたらどうしよう」という心配な気持ちが生まれるのはよくわかります。

しかし、私達大人が小さい頃はハサミで紙を切る作業と言うのは当たり前ではなかったでしょうか?

工作の時間や自由研究などで何かを作るのは、とてもワクワクしたのではないでしょうか?

真剣な表情で一心不乱にハサミを動かす子ども達。

笑顔で「できたー!」と叫ぶ子ども達を自分の事のように嬉しそうに見つめる親や先生。

いつの間にか子ども達よりも夢中になって紙を切ったり折ったりしている大人たち。

実際に指を動かして、出来上がる形を想像しながら作品を生み出すことは、難しそうでいて実はとても身近にあるものなのです。

この経験は帰国してからの活動にも多大な影響をもたらし、「より多くの人達にきり紙の魅力を伝えたい。」という想いが更に膨らみました。

*パリの子供達の前できり紙パフォーマンス

*みんなできり紙ワークショップ

 

 

そして2015年。

この想いを胸に抱いて、キリガミスト千陽は再びパリに訪れる事を決めました。

ジャパンエキスポへの参加希望を打診したところ快諾を頂くことが出来ました。

エベイユ学園にも連絡を取ると「可能であればぜひとも来てほしい!」と返信がありました。 これは是が非でも行かなくてはなりません。

 

サポート資金の使い道

昨年の渡航時は、短い時間で準備し、手探り状態で飛び込んだので、言葉の壁や資金面など様々な問題を乗り越えねばならず、行動範囲や時間もかなり限られた中での活動となりました。

フランス語は勿論のこと、英語が喋れないアーティスト本人のみでは、移動や滞在に関する全ての事、ステージの進行や管理を完遂することは難しく、制作業務をするスタッフが1名同行しました。

2名の渡航費、宿泊費、各会場への交通費などの経費をかなり節約はしたものの、トータルで50万円程かかりました。

この金額は、きり紙への想いだけで負担するには荷が重く、どうしても活動プランを縮小せざるを得ません。

*世界中どこでも、子供達の発想は独創的で新しい発見があります。

 

 

私達は、世界中の方々にきり紙を知っていただき、体験してもらうことが出来るプロジェクトを実現させる為の方法を模索した結果、今回クラウドファンディングに挑戦することを考えました。

今回の挑戦では、このプロジェクトを応援していただける方々に、プロジェクトのために千陽1名分にかかる経費のうち、CAMPFIRE手数料を差し引いた20万円を募る事が出来ればと考えています。

具体的には

●渡航費 約12万円

●宿泊費など 約8万円

合計20万円 となります。

現在、7/1~5までの滞在期間中に、どれだけの場所でパフォーマンスやワークショップを展開できるか模索中ですが、行動範囲が広くなればなるほど経費も増えてしまうのが実状です。

目標支援金を達成出来た場合は、出来る限り活動の幅を広げて、よりたくさんの人達に「きり紙」を知ってもらい、日本の文化に興味を持ってもらえる様に東奔西走できます。

今回のプロジェクトを成功させる事はもちろん、昨年の経験で明確になった「きり紙を日本文化のひとつとして世界に認知されるアートにしていく」という目標に向かって歩き出す為にも、是非とも皆様のお力をお借りできればと思います。

何卒宜しくお願い致します!

キリガミスト千陽

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最新の活動報告

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  • みなさんこんにちは! 9/26日に凱旋報告会in札幌が画廊喫茶チャオにて開催されました。 当日はぐずつく天気でしたが、開場時間前から多くのお客様にご来場いただくことが出来ました。 報告会がスタートすると、笑いあり、拍手あり、涙なしの千陽らしい雰囲気の中、本人も背筋を伸ばしつつも、のびのびとお客様との触れ合いを楽しんでいました。   まず始めに、キリガミスト千陽のショーをご覧いただきました。 驚きや感嘆の声も聞こえる中で、安定感のあるショー構成に、拍手や歓声をいただき温かな雰囲気で報告会が進みます。 続いてはいよいよ報告です。皆様に感謝の気持ちを伝え、全員での乾杯。もちろん千陽のことですから、この瞬間を大変楽しみにしておりました。 ここからは東京報告会と同様に、ジャパンエキスポに帯同したスタッフと一緒に、現地の雰囲気を写真や動画をふまえ進行していきました。 ここでは説明は勿論ですが、そのときに感じた千陽の心境なども語られ、お客様からの質問にも答える形で進行しました。今回の体験がいかに千陽にとって有意義であり、今後のショー展開にどのように取り組みたいかなどの話も出てきました。 で・す・が 固い報告ばかりではありません。みなさまに千陽の思いを知った上で共有していただきたい。 ちあきのパフォーマンスを体感していただきたい! と、いうわけでお客様にもきり紙体験をしていただきました。 まずは簡単なものから始めます。星や雪の結晶など、紙を折ってから切る事で形が作られるものです。ですが、ここでも同じものはできません。お客様の数だけ作品には彩りがあります。自身の感性や解釈で結果は変わります。でもそのどれもが間違いではありません。「私の形」がきり紙の作品を形作ります。たとえ歪な形でも笑い飛ばす事ができたり、もう一度!と取り組んだりと、みなさんが素の自分のままだったように思います。これが千陽の持っている雰囲気なのか、技なのか…。 いたずら好きな千陽はここで某有名キャラクターをお題にします。(のちの写真参照) これは実際にパリで体験した事ですが、きり紙ワークショップをしていた時に、参加者が某有名キャラクターを作りたい!という事で制作に入りました。オチを言うと、似ても似つかない作品が出来てしまったそうです。 ですが、制作者本人は自分の作品がツボに入ってしまい、涙を流しながら笑い転げたそうです。そしてそれは一緒に参加した友達にも伝播しました。日本文化を体験するワークショップ会場の1ブースが爆笑に包まれたそうです。それからは前にも増してなんだなんだ?の大行列でワークショップの列は途切れる事がなかったそうです。 人が共感を持ちやすいものに「感動」と「笑い」があります。 千陽はフランス語はしゃべる事ができません。それでも人の心をつかむ事ができるんです。 状況を楽しむ事ができる明け透けな千陽だから出来ることなのかもしれません。   話を戻しましょう。報告会でも同じ事がおきました。見ず知らずのお客様達。共通の友人は「千陽」です。そして今回千陽の体験を報告会の形で体感していただきました。 そして当日は千陽の体験を知ると言う共通言語が生まれました。 【お客さまは真剣な様子】 【本人が楽しそう。】 【そしてみなさんは真剣】 【作品を立たせて遊ぶ(千陽に負けない想像力)】 【鬼の首を獲った様な千陽の口元(純粋)】 【みんなちがって みんないい】   と、一体感が生まれたところで「キリガミスト千陽大抽選会」と続き、改めて千陽からのご挨拶。 2時間を超えるひと時に千陽のこれまでを目一杯濃縮してお送り致しました。   ご来場いただいたみなさま、千陽を応援して下さったみなさま、 誠にありがとうございました!キリガミスト千陽は来年もジャパンエキスポに挑戦したいと考えております。よろしければ今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしく申し上げます。   なお、パトロンのみなさまにおかれましては、発送作業が難航しておりご迷惑をおかけしておりますが、随時発送作業を行っておりますのでいましばらくお待ちください。 ckznetwork             もっと見る
  • 9月4日に行われた凱旋報告会in東京は好評のうちに終了しました! 詳細は後日アップさせていただきますが、本日は報告会での様子を写真で少しだけ。 【キリガミスト千陽は凛と立つ事ができます。】 【ちょっとした特番を組んだような雰囲気ですね。】 【真面目そうな話の時は飲まないでいることができます。】 【ワークショップが始まります。このあと笑顔になる出来事が…!?】 気になる事が盛り沢山ではありますが、あれやこれやの詳細は追ってご報告させていただきます!   よろしくお願い致します。 ckznetwork もっと見る
  • みなさまご連絡が大変遅くなり申し訳ございません。 キリガミスト千陽報告会のお知らせです!! 2会場ともに大ボリュームの内容を予定しています。詳細は以下をご覧下さい。 【東京開催】 日時:9月4日(金) 18:30 Open / 19:00 Start 場所:四ッ谷絵本塾ホール(東京都新宿区若葉1-22-16 ASTYビル地階) 料金:前売り ¥2,000- / 当日¥2,500- 【札幌開催】 日時:9月26日(土) 18:30 Open / 19:00 Start 場所:画廊喫茶チャオ(札幌市北区北24条西4丁目 モンレープ24ビル3階) 料金:前売り ¥2,000- / 当日¥2,500- 【お問合せ】 ckz.ntwk@gmail.com   皆様のご来場心よりお待ちしております。 もっと見る

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