支援をしてくださった皆様 ページを見てくださった皆様
こんばんは。国際交流シェアハウスやどかりの中野です。皆様のおかげで100%達成まであと少し!というところになりました。本当にありがとうございます。
やどかりを運営してもうすぐ丸5年です。1期生が全員中国人メンバーでスタートした時から考えると、中国、韓国、ベトナム、ブータン、バングラデシュ、インドネシア、タイ、アメリカ、エジプト、ドバイ…と多くの留学生がこのやどかりに住み、そして巣立っていきました。
またやどかりで運営している日本語教室も含めれば、フィリピン、ウズベキスタン、ネパールの学生との出会いもありました。
やどかりを運営して5年、ここの面白さはどちらかといえば「コミュニケーションが苦手な子が集まってくる」ということです。同じ国の留学生はたくさんいるのに、なかなか友達の輪に馴染めない。クラスに同じ国の子がいないから学校に馴染めない。何かしら「やりづらさ」を抱えている子が多いんです。
けんかをして謝り方がわからずモジモジする子、自分の言いたいことがなかなか言えずにモジモジする子。
そんなメンバーの様子を見て間に入って学生達を繋ぐのはスタッフの役割です。あるスタッフから言われたことがあります。「ここの仕事は大変。子育てしていると同じ。」と。
挫折したり、いろんなことが嫌になったり。ホームシックも重なって学校に行けなくなるメンバーもいました。部屋に行き、彼を起こし、話を聞き、学校に送り出す。道の途中で何度も振り返って不安そうにこちらを見る学生に、にこっと笑って「大丈夫!疲れたら帰っておいで」と手を振りました。
彼はこの3月、無事日本語学校を卒業しました。友達と笑っているのを見て「もう大丈夫だな」と感じました。
新しいメンバーが入ればみんなでご飯を食べ、メンバーの誕生日にはパーティをして、節分やお正月やイベントの折には日本料理をふるまう。そんなことを続けてきました。食べ盛りのメンバーなのでスタッフはちらしを見て少しでも安いお肉を買いに自転車で走ったことも笑
メンバーが変わればやどかりの雰囲気も変わります。そしてまた新しいメンバーと新しいやどかりをつくっていきます。国も宗教もさまざま。でもみんな家族から離れて不安を感じながらも前向きに頑張っているメンバーです。「みんな一緒」