前回のレポートがきちんと投稿されていなかったようです。続けての報告失礼します。
あっという間に6月も後半になりました。東京アラートも解除され、街に灯が戻りました。皆様も「新しい生活」を始めているかと思います。
本プロジェクトは4月27日に公開されました。このプロジェクトの裏側には、私の友人の大きな存在があります。「ミキさん、やってみませんか!?きっとみんな支援してくれるはず!」という一言から始まりました。写真と記事の構成、リターンの内容作成とプロジェクトのレイアウト、それら全ての英訳・・・etc、申請する以前の作業は時間とエネルギーのかかるものでした。私一人では、その作業量を前に挑戦を試みなかったに違いありません。それよりも休業してからのデリバリーに労力を注いで、日々走り回っていました。一瞬でも止まると不安が押し寄せる、そんな時期でした。
そんな私に代わって、本業が忙しいにも関わらず、実に時間のかかる作業をしてくれた彼女には、お礼を言っても足りません!その彼女のサポートのお陰で、4月27日に晴れて公開することができ、日本だけでなく海外からも支援が集まり始めました。
このプロジェクトがきっかけとなり、久しぶりにお便りをさせていただいた方々もいます。すると、色々なお返事と応援のメッセージが届きました。スコットランドで学んだカレッジの恩師は、周りの人達から同じようにファンディングを通しての支援を頼まれているにも関わらず、遠い日本の元生徒にサポートを届けてくれました。
育ち盛りのお子さんがいるご家族の友人達からも、援助が届きました。
ある人は、ミキズのドアにそっと封筒を入れてくださいました。
そんなプロジェクトも、あと3日で終わりです。
「支援金」が何に使われるか?きっと気になる方も多いはずです。この先コロナが収束すること自体はまだ誰にも分かりません。6月に入り、アラートが勧告された際は来店数はまばらでした。解除後は、前年比8割程度まで無事戻りました。
きっと、皆さんもそれぞれの職場、ご家庭で事情があり、コロナ前とコロナ後では変化があると思います。そして、その変化は本当に人によって様々なのではないかと考えます。人と接する社会生活だけでなく、個人個人の生きる方法や物事への価値感、時間の使い方、感じ方、未来の見え方が変わったのではないでしょうか?
私はミキズというお店を通して、この期間ローラーコースターのような変化を体験しました。それは業態転換という目に見えるものから、「私はなんでミキズを開業したか」と振り返り、「本当に大事なものは何か?」という追求に至りました。そうしてる間に、営業を再開出来ずに閉店するビジネスのニュースも耳にしました。
ミキズは、皆さんの支援のお陰もあり営業を再開することができました。本当に心からお礼を申し上げます。今回のプロジェクトは「購入型」で、前売りチケットのようなもので、各リターンが皆様に届きます。リターンを差し引いた金額は「支援金」になります。でも残念ながら、海外在住の方のなかには、リターンが受け取れない人もいます。
私にできることは今、ミキズを守り、発信し続けることです。そして人と人との繋がりを更に築くことです。その為に今回の支援金は最大に活用されます。6月15日に、5周年記念日を迎えました。幡ヶ谷6年生になり、来年は中学に進学です!これからも地域に根付いた店であると同時に、今後はもっとコミュニティーの中に関わりを生み出す場所として活動を広げたいと思います。
そんな活動への支援にも繋がる今回のプロジェクトを、残り3日間、温かく見守って頂けますよう、お願い申し上げます。そして、残り短いですが、更なる発信のお手伝いをして頂けたら感謝です。どうぞ、よろしくお願い致します。