音楽誌『ミュージックマガジン』誌に、2ページ見開きの『Cu-Bop』特集が掲載されました↑!
いや〜音楽誌での映画紹介としては破格の扱いです。編集部の皆さんの見識、どんなにマイナーな作品でも良いモノはきちんと紹介しようという心意気に、本当に感謝です。
執筆していただいたのはライターの栗本斉さん。記事内容は「キューバの音楽と人の魅力を最大限に表現し、『ブエナ・ビスタ』と並べても遜色のないドキュメンタリーに仕上がっている」とのこと。『ブエナ・ビスタ』と並べても遜色ない…最大級の褒め言葉ではないでしょうか!
実は、『ミュージックマガジン』誌に記事が掲載されると聞いたとき、僕は映画を批判されることも覚悟しました。いま40代の僕らの世代にとって、『ミュージックマガジン』誌は「辛口」で知られた雑誌。僕が高校生の頃は同誌と『ロッキング・オン』が誌面を通じて論争したりと、とにかく書き手が容赦ないのがこの雑誌の持ち味。僕は読者としてその「辛口」ぶりを長年楽しんできたのですから、自分の作品をキビしく批評されても文句などいえません。
ところが掲載された記事はまさに大絶賛。まるで厳しい指導で知られた教師に褒められた学生の心境です(笑)。
『Cu-Bop』特集記事の次の項では、注目のミャンマー音楽のドキュメンタリー『Beauty of Tradition』が特集されています。この映画もホント興味深いですね。予告編を観たら謎めいた楽器が沢山出て来て好奇心をくすぐられました。僕は劇場まで観に行こうと思います。