高橋です。先日の『ミュージック・マガジン』誌に続き、今度はジャズ専門誌『JAZZJAPAN』の映画評コーナーで『Cu-Bop』を取り上げてもらいました。なんと1ページまるごと『Cu-Bop』の記事で、原稿の執筆はライターの定成寛さん。さてさて原稿を読んでみると…これがもう大絶賛していただいてます!
まず見出しが「キューバの『今』を観る、極めて優れたフィルム」ときました。この見出しを読んだだけでグっときたのですが、本文では更なる賞賛の嵐で『Cu-Bop』をたたえてくれています。以下、少し引用させていただきます。
「『ブエナ・ビスタ』の監督、ヴィム・ベンダースが映画人としての視点で、物語性の強い構成と完成度の高い映像を追求したのに対し、本作の高橋慎一監督は写真家、ライターの感覚で登場人物に徹底的に密着し、そしてハバナの街の“一瞬”を切り取る。そして、それが実に美しいのだ。」
どうですか、ベンダースと互角の扱いですよ!! 何だか自分がエラい人だと錯覚してしまいそうです(笑)。細かい部分は『JAZZJAPAN』誌の記事を読んでいただきたいのですが、本当に作品の本質をグっと捉えた素晴らしい原稿でした。
6月は『イントキシケート』『ミュージック・マガジン』『JAZZJAPAN』と、3つの音楽誌で『Cu-Bop』大きく取り上げていただき、全ての原稿で作品を絶賛していただきました。3誌とも各分野で権威といっていい存在で、書き手の皆さんも全員かなりな目利きの方々です。そんな皆さんからの賞賛は、僕を本当に勇気付けてくれました。今は東京上映開始が待ち遠しいです。