クラウドファウンディングでご支援をいただきました皆さまへこの度は、当プロジェクトへの暖かいご支援のほどありがとうございました。初のクラウドファウンディングということに加えて、新型コロナウイルスが一旦落ち着きを見せたことにより、目標額達成に向けて、若干苦しみましたが、多くの方からご支援をいただき、無事にプロジェクト達成することができました。ご支援いただきました皆さまへ改めて心より御礼を申し上げます。さて、現在、新型コロナウイルスはやや下火になりましたが、活動報告でもお伝えさせていただきましたように、全国には数百人の患者さんが入院されています。そして、今もなお増減を繰り返しています。現場には数字では表すことのできない困難や苦しみ、そして覚悟を決めた医療従事者がいます。個々の医療従事者がどのような思いで、新型コロナウイルスに立ち向かってきたのか。それはなかなか当事者しかわかりません。新型コロナウイルスに立ち向かうに当たって、医療従事者としての「覚悟を問われる」そのような自問を皆が行いました。逃げることもできるし、立ち向かうこともできる。立ち向かうからには自分の命を差し出さないといけないかもしれない。そして、家族やプライベートを犠牲にしないといけない。新型コロナウイルスと闘うためだけに生きることができるか。そのような覚悟を問われた時でした。今もこの戦いは終わっていません。新型コロナウイルスの蔓延はこれからもしばらく続きます。いつ第二波が来てもいいように、第一波の反省を行い、医療従事者への教育を行い、設備を整え、そして、いつかくる日のために毎日準備を行っています。企業と違って、病院は、確実に赤字となるものにも、社会貢献のために投資を行います。当然、何千万、何億と費用がかかってきます。病院の経営はコロナに非常に圧迫されています。コロナに従事した医療スタッフへボーナスカットの病院もありました。第二波が来ると経営破綻する病院もたくさん出てくることは明らかです。しかし、病院、そして、医療従事者は、困っている患者さんたちのために、そして社会を支えるために働いています。何かの利益を得るためではなく、ひたすら困っている方を救うことが、私たちのやりがいであり、生き方です。このプロジェクトで、少しでもそんな医療従事者の仲間へ笑顔を与えることができるなら、それは大きな社会貢献であると考えています。これからも医療従事者の仲間を応援をしつつ、医療従事者の私自身も覚悟を決めて日々取り組んで参ります。この度は、あたたかいご支援を本当にありがとうございました。Meduon代表 岡田悠輝
6月19日(土曜日)、香川県にある済生会病院さんへお届けしてきました!たくさんの笑顔が見ることができ、本当に嬉しかったです。事務局の方は、「こんなに笑顔が見ることができたのは久しぶりです」とおっしゃっていました。医療従事者の方は、「覚悟の中」、今日も勤務にあたられています。そのような皆さまへ少しでも応援することができたことはみなさまのおかげでもあります。ありがとうございました。クラウドファンディングの開始後すぐにコロナの第一波が収束したこともあり、まだ未達成ですが、残り二日間で達成できるように、私たち一同目標金額達成に向けて頑張ります!また、当日は「NHK」や「四国新聞社」の方々も取材にきてくださり、ニュースや新聞で報道していただきました。
いつもご支援をいただきありがとうございます。新しい公式Webサイトが誕生!Meduonの公式Webサイトが6月よりリニューアルしました。新しいWebページはこちらです。とてもおしゃれなので是非ご覧ください!クラウドファウンディング終了後はMeduon公式サイト内の「ランチプロジェクト」ページで行っていきます。※現在は、概要のみの掲載となっております。クラウドファウンディングは信頼や多くの方へ情報を発信しやすいメリットがありますが、入金までに時間がかかり、お声をすぐに反映することができません。クラウドファウンディング終了後は、公式Webサイトですぐに医療機関へ届けることができる仕組みを確立してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
行政や医療従事者の方々、そしてみなさま一人一人が自粛や「新しい生活様式」を取り入れてくださったおかげで、新型コロナウイルスも収束してきました。新規感染者数は減少していますが、未だ1300名以上が感染しており、多くの医療従事者が感染リスクの中で戦っています。Meduonでは独自にも当プロジェクトの資金集めを行っており、香川県内の企業様よりご支援をいただいていました。この度、初回の医療機関が決定しましたので、お知らせさせていただきます。〇香川県済生会病院〇りつりん病院香川県はすでに感染者数は0ですが、治療に当たってくださった方をはじめ、みなさまへ感謝の気持ちを込めてお届けしたいと思います。そして、今この文章を読んでくださっている現在も、救急の現場や発熱外来では、防護服を着て熱中症と戦いながら多くのスタッフが診療に当たっています。そのような方々へも届けていきたいと思っております。今後ともみなさまの応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまいつも応援ありがとうございます。ご報告私たちの活動団体の拠点のある香川県では、クラウドファンディングとは別ルートで資金調達が完了し、保健所や医療機関への提供が決定しました。現在、支給までの最終調整段階に入っております。みなさまの暖かいご支援のほど、心よりお礼を申し上げます。香川県は、今は、コロナ入院患者については落ち着きましたので、以前業務されていた方々や、その業務によってひっ迫されていた一般病棟の方々、そして一番今大変な思いをされている救急のスタッフのみなさま、保健所のみなさまなどへお届けする予定となっています。今後も、特に熱中症と戦いながら防護服を着て半屋外でPCR検査をされている方々、救急の現場などを中心に報道されていない大変な部署がたくさん全国にはありますので、その時期に応じた場所へ応援のメッセージとランチを届けて参ります。 今日は、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている病院が経営難になっているという事実をお届けしたいと思います。 新型コロナ患者を受け入れれば受け入れるほど病院は経営難に新型コロナ患者を受け入れるためには、一般病棟を潰す必要が出てきます。ただ、病棟を潰せば、当たり前のことながら、従来受け入れることができていた患者さんを受け入れられなくなります。病棟を一つ潰せば、中規模の病院で1ヶ月あたり数千万の収益減少、大規模病院では1ヶ月あたり数億単位で収益減少という大きな影響がでます。新型コロナ専用病棟以外の収益が減少 新型コロナ患者を受け入れることで、看護体制が変化し勤務もひっ迫していることは前回お話しました。体力的、精神的負担が増大していることは確かですが、このことは病院の報酬減少にも繋がっています。通常急性期の病棟で行なっている「7対1看護」(患者さん7人に対して1人の看護師がつく)では、「入院基本料1」をとっています。しかし新型コロナ患者受け入れに伴う看護体制の変化により「7対1看護」が維持できなくなると「入院基本料1」が取れなくなるため、病院としての報酬が減ってしまいます。 さらに、病院によっては手術件数や検査件数を減らすといったことをしています。中には外来を減らしたり、特に収益源になっている検診を減らしたりしている病院もあり、入院患者の減少につながっており、収益は大幅に減少しているのです。これは病院経営を悪化させ、新型コロナウイルス感染症患者を一生懸命受け入れて頑張っている病院が経営難になっていくことを意味します。新型コロナ患者を受け入れるための整備費用もかなりかさんでいる新型コロナ病棟を作るのに、新型コロナウイルスに医療従事者が感染しないために、多くの医療物資が投入されます。マスクや防護服などの寄付などはありますが、新型コロナ診療にはいくつもの物資が必要です。その費用は莫大なものになります。病院が感染予防のために最善を尽くすのは当然のことですが、その負担はなかなかの大きさなのです。この結果・・・この結果として医療従事者の給与削減が将来的に起こってもおかしくない状況となっているのです。給与を減らすことで、病院が経営悪化で潰れるのを防がないといけません。 すでにボーナスのカットが決まった病院もあり、多くの病院でボーナスカットやボーナスの減給が検討されています。 皮肉にもコロナを受け入れた病院の医療スタッフの給料が減り、病院としては経営難になる。第二波がきた際は、多くの病院で経営破綻することが予想されています。現場は、第二波がこないことを祈りつつ過ごしていくこと以外にできることはありません。