8月に入り、三重県いなべ市にも夏の訪れを感じるような晴天と空気の匂いがやって来ました。
世界的にも一向に収まる気配の無い彼らの様相ですが、国内でも喧々諤々とメディアが騒ぎ、知識人が叫び、一般市民は不安に苛まれています。
支援者の皆様も様々な影響を受けている事と思いますが、我々のような小さな飲食店、小さな小売業を経営しようと思っている者は、大きな大きな方向転換が必要になってくるように思えて仕方ありません。
そもそも薄利多売の飲食店というビジネスモデルは、家族経営か他店舗経営で無いと一生続けていくのは難しいのでは無いかという考えが頭の片隅にずっとありました。
そして全てが止まったこの半年間、私は今までしていたSNSでのアウトプットやブログ、表現の活動を全て休止して、ひたすらに学び、本から知識を貪り、自分に最も必要なスキルや知恵は何なのかを考えていました。
正直なところまだ結論は出ていませんが、
そんな中でも見えてきた「解決したい社会問題」があります。
「コーヒー市場にまつわる、生産者と消費者の貧困問題」
これを解決するビジネスモデルをつくるにはただ美味しいコーヒーを作ればいいという話では無く、経済学や現代社会科学など人間の心理や行動に関する知恵が必要です。
我々の日常と経済を結び付けている「消費」と「生産」がもたらす様々な影響。
1杯100円のコーヒーを買う事で何が起こるのか
農業であるコーヒーの価格はどうやって決められているのか
今までの人生を「遊び」に尽くしてきた僕には、中々ハードルが高い問題が次から次へと湧き出てきて、「学び」の重要性を改めて認識すると共に世界の様々な問題や出来事、仕組みが知る事によってつながっていく楽しさもあります。
ホットコーヒーが美味しく感じる季節までには、何とか事業計画を完成させ、この時代を乗り越えるようなビジネスモデルをつくれるように邁進して参りますので、引き続きご支援の程宜しくお願い致します。
幻珈琲合同会社 代表取締役 帖佐真之介
先日無事にご支援のお金が入金されました事も併せてご報告致します。