支援者様 1,000名を越えました
ありがとうございます
今はただ、その言葉しか浮かびません
4月下旬、固定費が高い業態とはいえ、あまりに急速に膨れ上がる損害になす術がありませんでした。…まだコロナウィルスの収束も見えず(こちらはまだ収束が見えた訳ではありません。皆様どうか油断せず、対策を取ってください)先が全く見えない中、存続の道を選ぶとしたら、もう残された手段はクラウドファンディングしかありませんでした。
皆様へ支援をお願いするという方法に、果たしてこれで良いのかと葛藤もしました。
しかし、そこで私の背中を押したのは、やはりこれまで見送ってきた、映画館に来た皆様のお顔でした。業界に入り40年…どれだけの方々をお迎えし見送ってきたでしょうか。それを思い返したとき、やはり映画館へ来ることを楽しみに待ってくれる人がいるならば、最後の最後まで諦めずに頑張ってみよう。座して閉館の道を受け入れてはいけない。そう決心したのです。
しかし、パソコンもろくに使えない老兵です。「この道に懸けるしかない」という気持ちとは裏腹に、いくら仕組みを聞いても「本当にこれで支援など集まるのだろうか」「皆様に声は届くのだろうか」という不安ばかりでスタートしたプロジェクトでした。それが今日までの45日間、一人また一人とご支援頂きついに1,000名を越えたこと。当館を思う皆様の気持ちに、自分でも驚いているのもまた事実です。私のこれまでの仕事は、皆様のこれ程まで大きな期待に応えきれていなかったのではないか、そう見返す日々でもあります。
このプロジェクトで存続の道が開かれ、コロナ禍が過ぎ、また大手を振って皆様をお迎えできるようになった時は、今まで以上に愛される映画館になっていこう
そう、決意しております。
プロジェクトは残り5日間、皆様にはまだお願いするばかりしかできず申し訳ありませんが、目標金額2,000万円に少しでも近づけるよう
何卒、残りの日々
ご支援と情報発信のご協力をお願い致します。
また心からの笑顔で映画館でお会いできるよう、お願いします。
野村 央