各返礼品と事業者の想いを紹介します。
ゲストハウスから約60分、旧木頭村の『㈱Wood Head』さんを訪ねました。
高知県境の旧・木頭村。年間通して多雨・温暖な気候は、杉の生育に適していたそうです。
そこで育つ「木頭杉」は美しい淡赤色と香り高さから「阿波の三分板」として古くは京都下鴨神社造営や大阪城築城にも使用され、那賀川を使った筏流しで栄えてきました。
㈱Wood Headさんの母体は、土木や林道工事を行う廣間組(有)。
木材需要低迷でふるさとの森が荒廃していく様を目の当たりにし、先人の知恵やそこから生まれた景色、地域資源「木頭杉」を次世代に継承しようと、平成29年に㈱Wood Headは設立されました。
お話を伺ったリーダー・松本恭典さん(41才)と、検品・仕上げ担当の中西さん
食卓で誰もが身近に使う『箸』が主力商品。
昔の割り箸工場を再生した『わんだぁ工房』で丁寧に作られています。
木頭杉から作られる、五角系の箸『五稜箸』。
5町村合併、森林面積95%の那賀町だからこその五角形。
作るのも大変な奇数型ですが、自然と手になじみます。
正しい箸の持ち方への食育、また木育にも最適です。
今回返礼品でご用意した【五稜箸木頭朱杉_夫婦膳ギフト】
木頭杉心材を厳選の木頭朱杉(きとうあかすぎ)の五稜箸。
杉の子オリジナルロゴを施した、男箸・女箸セットになります。
油分が多く抗菌性に優れ、水洗いだけで長くご使用頂けます。
また無塗装仕上げのため、杉独特の薫香も楽しめます。
「五角箸」は「合格箸」とも言われ、縁起の良い箸です。
一家団らんの食卓で使うことが、森づくりや地域再生につながります。
要予約でカンナを使った『箸づくり体験』もできます。
那賀町を訪れた際は、ご家族友人での箸作りはいかがでしょうか?
お問い合わせは
電話:0884(68)2320 廣間組(有)内 ㈱Wood Headまで
H P:https://www.woodheadkito.com/