いよいよ6月から学校が本格的に再開されます。
5月中旬くらいから分散登校が始まった地域もあり、休校期間中の学習補助としてのオンライン自習室はもうそろそろ役目を終えるんじゃないかと、分散登校のニュースを見ながら思ったこともありました。
もしかしたらこのページをご覧の皆さまの中にも同じことを思った方がいるかもしれません。
「もう学校も始まるし、支援しなくてもいいのでは。」と
このコロナ禍でクラウドファンディングが多く立ち上がり、人によってはいろんなところから支援の呼びかけをもらっているかも知れません。どこを支援して、どこを支援しないかを選ぶときに、このプロジェクトは「休校も終わるし、大丈夫か」と思われやすいのかも知れません。
実際、オンライン自習室を手伝ってくれている学生ボランティアさんとも分散登校が始まった頃に、オンライン自習室の今後について話をしました。
近しい保護者さんや学校の先生からも分散登校や6月からの対応について教えてもらいました。
結果、オンライン自習室は6月以降も必要だという結論に至りました。
分散登校中も学校の課題は引き続き出されていましたし、6月からは授業数を確保するために夏休みの削減が決まっています。6月から学校が再開しても勉強ばかりになってしまい、子どもの気持ちが置いてけぼりにならないか家庭も学校の先生も心配しているようです。
このままでは子どもは勉強ばかりで全然学校が楽しくないかも知れない。
学校に行くのがイヤになるかもしれない。
6月からは不登校の子ども達のためにオンライン自習室をと考えていましたが、学校に行っている子も行っていない子も等しくオンライン自習室を利用してもらえるように方向性を少し変えます。勉強しながらグチを吐き出せるオンライン自習室にします。
言い訳や建前って大事で、「友だちとラインつなぐわ」とだけ言われたら、「またしゃべってばっかり?勉強は?」と返したくなりますが、「ライン繋いで一緒に勉強する」と言われると、「じゃあ・・・いいっか。」と思えます。
オンライン自習室を使うのも同じです。勉強するから、というタテマエで学校のグチを吐き出してくれたらいいんです。グチを吐き出した後は勉強もするから一石二鳥です。
ですから、6月以降にくるだろう勉強ばかりの毎日を少しでも緩和するために、オンライン自習室を続けていきます。幸い、D.Liveのスタッフは子どもの話を聴くことに長けています。これまでの長所を生かしたサポートをオンライン自習室でも行っていきます。
充実した子どものサポートを実現するためには、あなたのご支援が欠かせません。
もう残り1日でこのプロジェクトは終わってしまいますが、どうぞ最後までご支援のほどよろしくお願いいたします。