九州大学大学院芸術工学研究院准教授の、中村美亜先生より、コメントをいただきました!中村先生、ありがとうございます。
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AUFが素晴らしいと思うのは、まず何よりも、①フリーランスのアーティストや制作・技術スタッフに向けての支援が可能になる仕組みを考え出していること。それから、②金銭だけではなく、コロナ禍での活動を支えるための非金銭的支援も整えていること。さらには、③ポスト・コロナの新しい文化を耕すための仕掛けまでもが準備されていることです。Arts United Fund の “AUF” はドイツ語の “aufheben”(相反する矛盾をより高い次元で統合すること)に由来するとか。なるほど、AUFはコロナ危機というピンチを、希望の未来へのチャンスと変える「魔法の杖」なんですね!
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<中村美亜先生プロフィール>
専門は芸術社会学。創造とエンパワメントの関係、共創的芸術活動のファシリテーションやプロジェクトデザイン、文化事業の評価について研究している。共著に『評価からみる“社会包摂×文化芸術”ハンドブック』 (2020)、『はじめての“社会包摂×文化芸術”ハンドブック』(2019)、『ソーシャルアートラボ—地域と社会をひらく』(2018)、単著に『音楽をひらく—アート・ケア・文化のトリロジー』(2013)など。『クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす』(2008)などのジェンダー/セクシュアリティに関する著作も多い。東京藝術大学助教などを経て、2014年4月より現職。九州大学ソーシャルアートラボ副ラボ長。
中村先生、素敵なメッセージをありがとうございます。引き続き、みなさまのご支援・応援を賜れれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。