こんにちは、クラフトハート・ブルワリーの濱岡です。
今日は瀬戸内ソルティフルーツビアの苺ビールについて詳しくお伝えしたいと思います。
写真の通り、このビールは苺色をしております。この色を出すために乾燥ハイビスカスをビールの仕込みにおいて投入しています。
酵母にヴァイツェン酵母。苺にプラスして、フルーティなエステル香が合わさるように設計しました。
濁っているのは、小麦麦芽をふんだんに使っているからです。小麦麦芽の豊かなたんぱく質がコクの豊かさを演出します。
甘酸っぱく造るのがコンセプトですので、このビールにはラクトース(乳糖)もたくさん使っています。ラクトースの糖分は、酵母が吸収しませんので、ビールに甘みをだすことができます。
さらには、原料のレッドパール苺の半分で苺ジャムを造り、ビールの熟成の時に漬け込みました。
このジャムは本当に美味しくて、感動します。パンが何枚でも食べられます。
このジャムが熟成が進むとじょじょにじょじょにビールに溶け込んでいきます。
テースティングすると、本当に甘酸っぱくて美味しいビールに仕上がっていました。
香りも苺の香りがしっかり感じられます。
もうほとんど出来上がっていると思いますが、もう少し熟成させて甘い風味をつけ加えていきます。乞うご期待!