「一般社団法人 四方僧伽(しほうさんが)」の代表を務める「上川泰憲(かみかわたいけん)」氏より、本プロジェクトに応援コメントをいただきました。
一般社団法人 四方僧伽
「風間天心という希望」
天心さんとの出会いは、ある超宗派の(いろいろな宗派の人々)セミナーへの参加がきっかけでした。僧侶でありながらアーティストでもある彼のスタイルは非常に興味深い存在でした。もともと私自身はアートにそれほど関心がありませんでした。
風間天心との出会いによってアートへの関心が徐々に高まっていきました。彼はよく「僧侶とアーティストって似ていると思うんですよ」と語り、「ほとんど接点のない僧侶とアーティストが刺激し合うとお互いにとっていい方向に進むと思います」と熱く語る姿を見て、面白そうだねと答えていました。その後すぐに「Monk × Artist」対談イベントを2回開催しました。
去年の2月には「第22回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」にて「岡本敏子賞(準大賞)」を受賞されました。作品《Funetasia》の前で儀礼パフォーマンス「平成のむすび式 vol.1」にも参加させてもらい、いい刺激をいただきました。
いつも天心さんから「泰憲さんちょっと相談があるのですが」と連絡が入ると、今度は何を考えどんなことするのだろうとワクワクします。今回のコロナ大仏のプロジェクトの発案の時も「大仏作りたいのですがどう思います?」と聞かれ、彼の独特の視点や行動にはいつも衝撃と感心の気持ちが沸き心を揺さぶられます。
現代の僧侶は良くも悪くも画一化されていると感じています。もちろんいい部分も多いのですが、私自身は少し物足りなさを感じます。もっと自分のやりたい事をやってみたらいいのにと。(最近は個性的な僧侶が多くなってきましたね)そんな中、風間天心という存在は、仏教界にもアート界にも大きな希望を照らす存在になると感じています。
そもそも仏教とは何か?アートとは何か?の問いの先には、「人間とはどうあるべきか・社会と個人の関わりはどうあるべきか?」などの問いを作品にこめて世の中に提示していく活動は、社会全体が良き方向へ向うための指針になっていると思います。
今回のクラウドファンディング「 【コロナ大仏】を造立したい。みんなの心を前向きにするためのシンボルに! 」に対して、多くの人々が関心を持ち、その大きな意義を理解し協力してくれることを切にお願いいたします。天心さんの思いが皆様に伝わりますように!いつも応援してますよ!
法華沙門 上川泰憲