先日、福井県でのイベント【大仏造立アートキャラバン × テクノ法要 】を無事完了し、2年と3ヶ月を要した「勧進キャラバン」は47都道府県すべてを周りきることができました。
時間はかかりましたが最後まで完遂できたのは、たくさんの方々のご協力と応援の賜物であり、そして何よりこのクラファンに支援していただいた皆様のお陰です。誠にありがとうございました。
本日の報告は、2021-22年に実施した「四国、九州編」の続きになります。
キャラバンの最終章である「沖縄、福井」は後日、改めてご報告いたします。
「福岡県 久留米市」
令和4年5月1日 (日) 13時
会場: 浄土宗 報身寺
今年のGWを利用して、一気に九州を周りました。
福岡県久留米市での会場「報身寺」は、あまり見ないテイストの本堂です。
この時は、急な連絡のせいもあり参加者は少なかったのですが、改めてこちらで「ミニ大仏ワークショップ」を実施させていただき、たくさんのミニ大仏を奉納してもらいました。
住職の権藤桂樹さん、ご協力いただき誠にありがとうございました。帰りに食べた「久留米ラーメン」最高でした。
「鹿児島県 伊佐市」
令和4年5月2日 (日) 13時
会場:浄土宗 浄光寺
久留米の翌日、鹿児島県伊佐市で「勧進イベント」を開催。
鹿児島県は廃仏毀釈の影響で、他県に比べて特にお寺が少ないのだそうです。会場探しに苦戦したのは、そのせいもあったかもしれません。
住職の長岡秀光さんが、沢山お声がけしてくれたお陰で、総勢15名の方にワークショップを実施していただきました。年配の方がほとんどで手解きが必要でしたが、ミニ大仏1000体目標に向けて着実に進んでおります。
「宮崎県 宮崎市」
令和4年5月2日 (月) 19時
会場:Tamaribar
2日の夜には、鹿児島から宮崎県宮崎市へ移動。
知人に紹介してもらったバー「Tamaribar」にて、各種のお酒たちを背景にお経を読ませていただきました。
コロナの影響でしばらく閉めていたバーも、最近再開したそうです。お礼としてお渡しした「Buddy」も早速、素敵な場所に飾ってくれました。こちら大きな商店街に面しており、夜になっても多くの人通り。皆さん楽しそうに行き交っております。
「福岡県 宗像市」
令和4年5月4日 (水) 10時
会場:道の駅 むなかた
GWの最後に、福岡県宗像市で「勧進イベント」を開催。
知人の紹介で宗像市とは事前にやりとりを続け、「道の駅 むなかた」で実施させていただくことができました。ちょうど開催されていたキャンピングカーの展示場に並ばせていただき、不思議な光景となりました。
休日の道の駅に鳴り響く木魚と読経も違和感たっぷりでしたが、心がさらに鍛えられます。道端で突然始める「辻法要」を行うのも悪くないですね。しかしGW中の道の駅は、かなりの人手で賑わっていました。
「奈良県 田原本町」
令和4年7月18日 (月) 11時
会場:浄土宗 安養寺
7月には、奈良県田原本町にある「安養寺」でイベントを開催。
プロジェクトHPに応援メッセージをいただいている住職の松島靖郎さんに法要を行っていただきました。浄土宗の木魚は裏打ちなので合わせるのに苦労しましたが、隣で一緒にお務めしました。知人の団体様20名ほどにお参りしていただき、沢山の想いを仏像に貼り付けてもらいました。
その後ミニ大仏ワークショップを実施、展示していた作品もじっくりと鑑賞。ご多忙の住職とはあまりゆっくりお話できませんでしたが、改めて対談を行う予定になっております。お寺で見かけた「南無阿弥陀仏」の独特なフォントがお気に入りでした。
「大仏カー 廃車」
2年間走り続けた「大仏カー」が、とうとう動かなくなってしまいました、、。この日は本当に暑い日で、その影響も大きかったのかもしれません。
7月26日夜、尼崎から九州に向かう道中「ちょうど地球一周(4万km)くらい走ったんやなぁ」と話していたら、今まで見たことのないランプがつき始め、急いで高速を下りました。症状はどんどん悪くなる一方で、岡山駅までの20kmも走れそうにありません。
運よく、ちょうど止まったところに小さな駅があり激安の駐車場もあったので、そこに「大仏カー」を駐車し、岡山駅のレンタカー屋に営業終了ギリギリで滑りこみました。1台だけ残っていたレンタカーに仏像や道具を載せ替えて、なんとか九州まで辿り着くことができました。
なんとか修理して復活できないか思案したのですが、残念ながら廃車にすることとなりました。全国各地を一緒に走りまわってくれた「大仏カー」本当にお疲れ様でした。
「福岡県 北九州市」
令和4年7月27日 (水) 15時
会場:大學堂(旦過市場)
旦過市場「大學堂」でのイベントは、もともと5月に開催予定だったのですが、直前に起こった火災のため延期となり、日程を改めて実施。しかし、その後もう一度火災が起こってしまい、関係者は復旧に尽力されていましたが、残念ながら解体となってしまいました。
現在は「門司港」に場所を変えて再起動することが決まり、年末にイベント「死と再生の宴 reincanation2022」を開催するそうです!
https://readyfor.jp/projects/daigakudo-reincanation
そもそも「大學堂」とのご縁は、別府でイベントを実施している時に偶然通りかかった北九州市立大学の竹川先生が「ぜひうちでも」と仰ってくれたことが始まりでした。
イベント当日は、大學堂を運営する「九州フィールドワーク研究会(野研)」の皆さんに来ていただき、旦過市場の復興と発展を願って法要を執り行いました。「ミニ大仏ワークショップ」では、元気いっぱいの大学生たちによって、個性の強いミニ大仏がたくさん誕生。竹川先生に旦過市場を案内してもらいながら、市場を背景に「ミニ大仏」を撮影しまくりました。歴史を感じる魅力的な風景が、今でも鮮明に浮かんできます。
「高知県 四万十町」
令和4年7月30日 (日) 16時
会場:真言宗智山派 岩本寺(夏の夜の夢マルシェ)
北九州の後、以前イベントを開催した会場に募金箱の回収、お礼とご報告にお伺いしました。そして、八十八ケ所霊場の一つ高知県「岩本寺」でイベントを開催。大仏カーが動かなくなってしまったので、仏像と道具をレンタカーに載せ替えます。
風間は電車で高知へ。高知駅では、大きな土佐三志士像が迎えてくれました。前田、太湯は日本の九龍城と言われる「沢田マンション」で一泊。
毎年大勢が集まる「サマーマルシェ」に参加予定だったのですが、雨天だったので屋内へ。小規模ながらワークショップを開催させていただきました!