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「点滅花火2.0」を開発して、花火大会の新時代を切り拓きたい

新型コロナウイルスによる社会の変化が続いても、いつまでも花火大会がみなさまに愛されるように残したい。そのために、超絶インパクトのある「点滅花火2.0」を開発して、花火大会の「従来の延長の進化」と「コロナ社会適応型への進化」を同時に実現したい。そして、プロジェクトのフィナーレに、花火を打上げたい。

現在の支援総額

2,587,166

215%

目標金額は1,200,000円

支援者数

128

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/28に募集を開始し、 128人の支援により 2,587,166円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

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「点滅花火2.0」を開発して、花火大会の新時代を切り拓きたい

現在の支援総額

2,587,166

215%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数128

このプロジェクトは、2020/05/28に募集を開始し、 128人の支援により 2,587,166円の資金を集め、 2020/08/15に募集を終了しました

新型コロナウイルスによる社会の変化が続いても、いつまでも花火大会がみなさまに愛されるように残したい。そのために、超絶インパクトのある「点滅花火2.0」を開発して、花火大会の「従来の延長の進化」と「コロナ社会適応型への進化」を同時に実現したい。そして、プロジェクトのフィナーレに、花火を打上げたい。

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0・目次

1・ご挨拶
2・私と会社のご紹介
3・このプロジェクトの目的
4・プロジェクトに至った経緯 ~横田は見た~
5・みなさまへのお願い
6・資金の使い道
7・リターンについて
8・実施スケジュール
9・横田がみなさまに届けたい花火の詳細
10・最後に
11・注意事項


1・ご挨拶

初めまして。

横田栄一と申します。愛知県蒲郡市の加藤煙火株式会社に勤める、花火職人です。そうです。新型コロナウイルスによる経営危機の話です。ま、待って!せっかくなので聞いて下さい!

加藤煙火の横田です。

「花火を愛して下さるみなさまへ、今まで見たこともない花火を届け、共に感動したい。」

花火職人になる前も、なってからも、ずっと私が考えてきたことです。本題に入る前に、まずは私と、私が勤める加藤煙火をご紹介しますね。

花火をかわいがる姿を撮られてしまいました。
毎日こんな感じでした。新型コロナが来るまでは…。

2・私と会社のご紹介

【私について】

名前:横田栄一
住所:愛知県蒲郡市内
職業:花火職人
年齢:38歳
好きなもの:花火/からあげ
嫌いなもの:新型コロナウイルス
特技:高輝度の花火開発/サッカー
別名:ミスターマグネシウム

私は大学卒業後、他県の花火会社でお世話になっていましたが、都合により愛知県に戻り、別の仕事に就いていました。しかし花火が忘れられず、地元の加藤煙火に入社しました。

現在は加藤煙火で、花火玉から花火大会演出まで、品質を向上させる責任者として働いています。自分で言うのも照れくさいですが、当社の代名詞「パステル点滅花火」も、私が開発しました(´∀`)

照れるミスターマグネシウム。ポリポリ。

【会社紹介】

会社名:加藤煙火株式会社
住所:愛知県蒲郡市御幸町9-11
業務内容:打上花火の製造と花火大会の企画運営
創業:1926年
好きなもの:花火/景気拡大局面
嫌いなもの:新型コロナウイルス
製品特長:パステル点滅花火
対外評価:パステル点滅花火
新型コロナ危機で最近青い顔してる役員:加藤

当社のロゴ。「カ」が10個で…。ダジャレです。

通常時の加藤

新型コロナ危機で最近青い顔してる役員、加藤 

私が勤める加藤煙火では14人が働いています。パステル点滅花火を中心に、愛知県から全国各地の皆様へ感動を届けています。私を含め、携わる者はこの仕事にプライドを持っています。

仕事の話はドヤ顔でキメたくなる当社の花火職人たち。職場の仲間です。 

【弊社の代名詞「パステル点滅花火」のご紹介】

特長:ピンク・水色・レモンなどのパステルカラーで点滅して明るく光る
製品名:スプリングスノー/シルクフラワー/など
自己評価:震えるほど美しい

「パステル点滅花火」とは、パステルカラーで点滅する花火の総称です。「パステルカラーの花火」や「点滅花火」は一般的ですが、「パステルカラーで点滅する花火」は珍しいのです。そして、非常に美しい。エッヘン。

パステル点滅花火の打上げシーン

パステル点滅花火のひとつ、「シルクフラワー」のご紹介動画です。


点滅花火については、こんな動画もあります。ご覧ください。


3・このプロジェクトの目的

【目的・1「パステル点滅花火2.0を開発し、花火大会を進化させる」】

現在、新型コロナウイルス蔓延防止のため、花火大会は開催できません。さらに、この状況はいつまで続くかわかりません。そこで、この時間を使って普段できない研究開発を行い、明るく大きく開く、超絶インパクトのある「パステル点滅花火2.0」を開発します。パステル点滅花火2.0を使用すると花火大会は進化し、今までにないことが起こります。例えば、金一色だったフィナーレに色を加えることができます。

従来の金一色のフィナーレ「冠菊」

パステル点滅2.0でのフィナーレイメージ(でも頭の中のイメージとちょっと違う…)弊社の点滅花火は通常の花火の約4~8倍明るいので、想像しただけでドキドキしてしまいます。それから、写真加工が下手ですみません。

【目的・2「花火大会をコロナ社会適応型に進化させる」】

パステル点滅花火2.0は超絶インパクトを放つので、小規模の花火大会でも十分な感動を得られます。そのため、新しい生活様式などに合わせて花火大会を小型化させる「コロナ社会適応型への進化」を実現する重要な要素になります。そして、新型コロナウイルスによる社会の変化が続いても、いつまでも花火がみなさまに愛されるものにしたいです。

明るく大きく開く花火は、遠くから見てもインパクトがあります。パステル点滅花火2.0は、ソーシャルディスタンスを確保しながらの観覧に適しているのです。下の写真で想像してみて下さい。

同じシーンの花火でも明るさで印象が大きく変わります。

【目的・3「パステル点滅花火2.0を打上げ、みなさまに明日への活力をお届けしたい」】

花火大会が開催できるようになったら、弊社の地元である愛知県蒲郡市で開催される蒲郡まつり納涼花火大会」で、頂いた資金の分だけ花火を打上げます。

花火観覧中のお客様の顔を見ると、いつも初心に立ち返ります。

4・プロジェクトに至った経緯 ~横田は見た~

ここからは、3月下旬から4月にかけて、当社で起こったことをご紹介します。

【3月下旬】

4月の祭礼花火に続き、夏の花火大会も中止が決まり始めていました。

加藤「休業じゃ・・・。」

横田「来たか・・・」

花火会社では、夏季繁忙期の売上が年間の60~80%程度を占めており、夏の花火大会が開催されないことは死活問題です。さらに今回の場合、その先の秋の花火大会、クリスマス花火、来年の花火大会の開催も見通しが立ちません。そもそも、人が集まることがいけないので、大勢の人を集めて感動を届ける私たちの仕事は成立しません。

しかし、大変なのは私たちだけではありません。主催者様も同じ思いをしています。花火大会や祭礼花火は、その多くが地域のために開催されており、中止になることで地域全体が大きなダメージを受けています。そして、主催者様も私たち同様、花火を愛しています。

【4月上旬】

5月から6月に開催される、全国の花火大会の中止や延期の情報が毎日入って来ました。当社では、焦る加藤から毎日LINEが送られて来ました。

危機で青くなった加藤がLINEをしている。

焦る加藤からのLINE。

加藤の説明によると、国は雇用を守るために休業助成を厚くしてくれているようです。また、会社からの休業補償があっても、副業が可能なことが分かりました。私も5人家族なので、収入確保のために副業を探すことにしました。

【4月中旬】

いよいよ7月、8月の花火大会の中止情報が入って来るようになりました。全国区の大型花火大会も、次々と中止が発表されました。

加藤「休業じゃー!!」
加藤「休業じゃー!!」

危機で先週から青くなってしまった加藤。

副業が見つかった人などから、順番に休業に入り始めました。

さよならの向こう側はあるのか。

この時期は天気も良く、本来であれば夏季に向けて製造が最盛期を迎えています。順に減っていく人を見送るのは胸が裂ける思いがします。みんなでここに戻れる日はいつ来るのか。

役所に行った加藤は、4月の売上が98%ダウンという切実な書類を提出したところ、「何か間違ってないですか?」と言われたと愚痴をこぼしていました。青みが増した気がします。

危機が深まり青みが増した気がする加藤。

私はこの頃から、今回の考えを持っていました。

「ものすごい危機だけど、何もしないと花火の状況は悪化するだけなんじゃないか?」

会社は苦しい。段々青くなる加藤を見ても明らかだ。

だが時間はある。副業では、積み上げてきた花火の知識と経験は使えない。いっそのこと、いつもできない新製品の開発に集中して取り組むべきじゃないか。そして、新型コロナと共生する社会にも対応できるように花火をバージョンアップさせておくべきなんじゃないか。

そうすれば、花火を愛して下さっているみなさまへ、変わらず花火を届けることができる。また、見たこともない花火を届けることもできる。これまでの恩返しができる。

しかし、コロナ禍の終息が見えない中、会社の売上も全く立たない。この先の体力勝負の中で、研究開発に費用をかけるのは不可能だ。

どうにかならないか・・・。

悩む横田。

閃く横田。

横田「この時間を使って研究開発するために、クラウドファンディングをやらせて欲しい!」

説得を試みる横田。

加藤「休業じゃー!!」
加藤「休業じゃー!!」

しばらく青い加藤。

横田「青くなってるし、少しずつ説得するか…。」

諦める横田。

【4月下旬】

ついに秋の花火大会も中止の情報が入ってくるようになりました。今年は絶望的です。

でもこうなれば、終息時の復活した花火大会にはものすごい感動が生まれるはず。自分は、その感動をより強くしたい。

横田「毎日言ってる通り、見たこともない花火を作るために、クラウドファンディングをやらせて欲しい!」

加藤「休業じゃー!!」
加藤「休業じゃー!!」

加藤の説得に疲れが見える横田の背中。

もう、

がまん、

ならん!!

横田「何が正しいのかわからせてやる」

「休業じゃー!!」

「休業じゃー!!」「休業・・・」

ドカッ!ガシッ! 

ホンワカパッパ!ホンワカパッパ! 

・・・・・ 

横田・加藤「クラウドファンディングで、皆様に支援をお願いしよう!」

これが、3月下旬から4月にかけて、弊社で起こったことです。そして、今回のプロジェクトを実行するに至りました。その後、加藤も少し落ち着いたようです。


5・皆様へのお願い

新型コロナウイルスの影響による花火大会の中止で、弊社は先の見えない休業に入りました。日本の皆様に花火大会を愛し続けて頂くために、誰も見たことがない花火「パステル点滅花火2.0」を開発し、花火大会の「従来の延長型の進化」と「コロナ適応型への進化」を実現します。花火の未来のために、研究開発を続ける費用を私たちに託して下さい。


6・資金の使い道

【資金の使い道・1】

研究開発を続けるための費用にします。

花火の研究開発は、製造とテスト打上げの繰り返しとなるため、3カ月程度の時間が必要です。1カ月で40万円程度の費用が発生するので、3カ月で120万円に設定させて頂きました。

【資金の使い道・2】

お預かりした資金と同額の花火を、プロジェクトのフィナーレとして弊社の地元の愛知県蒲郡市で行われる「蒲郡まつり納涼花火大会」にて打上げます。

【資金の使い道・3】

お預かりした費用の5%はCAMPFIREへの決済手数料となります。


7・リターンについて

今回のプロジェクトのリターンは、パステル点滅花火2.0を開発し、花火大会を進化させ、「新型コロナウイルスによる社会の変化が続いても、いつまでも花火がみなさまに愛されるものにすること」が最重要であると考えています。そのため、追加で費用が発生する記念品の発送などは、極力控えるような設定とさせて頂きました。大変申し訳ありません…。

また、パステル点滅花火2.0の開発に成功したら研究を終了するのではなく、開発過程で様々な派生品ができると考えています。こちらについても、YouTubeなどでご報告をさせて頂きます。

そして、花火が打上げられる状況になったら、プロジェクトのフィナーレとして、頂いた資金と同額のお礼の花火を、弊社の地元の蒲郡まつり納涼花火大会にて打上げます。目標の120万円を超えた場合も、お預かりした金額は全て花火にして打上げます。

弊社は、地元である蒲郡市や愛知県の方々をはじめ、全国の皆様から支えて頂き、ここまで存続することができました。そして現在、私たちのみならず、日本中の方々が非常に厳しい状況にあります。その状況下で、私たちが最もお役に立てることは、やはり花火を打上げ、みなさまに笑顔や、明日への活力をお届けすることです。このプロジェクトも含め、みなさまへの恩返しとして、みなさまが一番観やすい場所で花火を打上げたいです。万が一、中止などの場合は、翌回の蒲郡まつり納涼花火大会にて打上げます。

パステル点滅花火2.0を使った、見たこともない花火の予想図2。

8・実施スケジュール

【7月】

基礎的研究・テスト打上1回

【8月】

基礎的研究・製品試作・派生製品開発・テスト打上2回

【9月】

製品試作・派生製品開発・テスト打上2回

【未定(花火を打上げられる状況になり次第実行)】

パステル点滅花火2.0で構成した花火を、蒲郡まつり納涼花火大会にて打上げ


9・横田がみなさまに届けたい花火の詳細

・当社の点滅花火は紅・緑・白・ピンク・水色・レモン・オレンジ(派生型として桜色、昨年開発した紫)の9種類あります。

・目指している花火の効果は光が点滅する間隔を長くし、スパークしたときに最大発光になり、それでも発色が犠牲にならない微妙なバランスのところを狙っています

・これには反作用があり、上空で花火を割った直後の星が飛ぶ速度が速い段階では、星に火が着きません。 点滅の星に火が着くように初めに点滅しない色が出て、最後の方に点滅する仕組みの花火になってしまいます。余韻が綺麗な花火だとは思いますが、花火が開発したときのインパクトがないです。 そこが弱点でありますが、クオリティを上げる伸びしろの部分でもあります。

・今回の研究開発ではこの部分の改良をしていきたいと思っています。 具体的には 「配合(料理のレシピのようなもの)の研究」 点滅星の上に掛ける新しい配合(高輝度+発色が良い)を5種類程 「星の細工(レシピを見て調理する)の研究」 花火の開発初速が速い段階から明滅しているかのような細工を施す (昨今業界内で流行している時差式花火とは異なる現象) これは細工を施しながら、別の形にも派生する可能性もあります。

・この2種類の研究をベースに完成した星を玉にして(料理の盛り付け) 皆さんに披露できたらと考えています。

1発の花火で圧倒的な世界観を作れるよう、研究開発を続けさせてください。

加藤煙火株式会社 横田栄一


10・最後に

改めまして、加藤煙火株式会社の加藤克典です。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

新型コロナウイルスによる社会情勢の変化で、多くのイベントの開催ができなくなり、弊社を含む花火業界は危機的状況にあります。このプロジェクトを立ち上げた経緯は、概ね記載の通りです。

今回、弊社にとって初めてのクラウドファンディングです。他の様々なクラウドファンディング企画を拝見しましたが、どこも非常に厳しい状況にあることが痛い程に伝わってきました。しかし弊社が、皆様を感動させることを目的に存在する花火業者である以上は、このような状況にあっても共に楽しむことをしなければならないと考え、このような文章にしました。そして、コロナ禍が明けた先を期待できるようなプロジェクトとしました。

弊社では、このような文章を書くのは私のみで、それ以外は皆、真面目な花火職人です。今回の記事も多くの部分は私の手によるものですが、「みなさまに届けたい花火の詳細」の部分は、横田の文章をそのまま載せてあります。

このプロジェクトは、弊社の心からのお願いです。これまでお世話になってきた地域の皆様、全国の皆様にこの機を使った恩返しができるよう、私たちにチャンスを下さい。コロナ禍が去った後には、皆様にさらなる感動をお届けします。

謹んでお願い申し上げます。


加藤煙火株式会社 加藤克典


11・注意事項

【プロジェクト方式について】

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

【リターンについて】

リターンのお届けは、システム上の都合で全て2020年9月としておりますが、以下の基準に応じて進めて参ります。
・お届けの品:お申し込みを頂いた月の末日前後のご発送となります。
・動画配信:研究開発スタートから毎週お届けします。
・お礼の花火の打上:花火が打上げられる状況になってから実行します。
・オリジナル花火の製造:ご希望されない場合には、その旨を備考欄にご記載下さい。
・決済時の追加ご支援を頂いた場合には、お礼の花火の打上げ代にします。

最新の活動報告

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  • 【「点滅花火2.0」を開発して、花火大会の新時代を切り拓きたい】のクラウドファンディングのご支援募集が終了して、3日が経ちました。厚いご支援を頂き、誠にありがとうございました。本プロジェクトを計画していたゴールデンウイーク前は、新型コロナウイルスは現在よりも未知の状態で、とても花火を打上げられる状況ではありませんでした。その間の当社は、先日横田がご報告を差し上げた通りです。普段は研究開発というと花火職人にとってはある種憧れの仕事です。通常の業務に追われながら、時間を見つけて続けるものです。しかし、いざ研究開発だけ行うことになると、なかなか進みません。あれだけ溢れていたアイデアも、全ての時間を好きにしてよくなると、源泉が細くなるかのようでしたが、それは、研究開発をしても、花火大会が存続できない可能性もあり、その開発が花開く場面を想像できないことが原因だったように感じます。それ以外にも、一人で製造を行うことで、普段の「この玉貼っといて」や、「この導火線切って挿しといて」が、どれだけ効率の良いことだったか気が付きました。法令上個人作業が多くなる花火業者も、やはりチームでした。しかし夏が近づくに連れ、少しずつ状況が変化し、少量の花火であれば打ち上げられるようになってきました。研究開発してきた花火を打上げ、見て頂くことで、私たちがしていることの意義を感じることができるようになってきました。また、不安で作業に集中できない時は、皆様から頂いたメッセージを読み返すこともありました。本プロジェクトでは、公開2日目に目標金額まで到達させて頂き、みなさまからのご厚意に「魂が震える想いがしました」という表現をしました。今もあの時の気持ちは忘れません。こちらにつきましては、今までのように動画でのご報告と、たまにこちらでの活動報告を続けて参ります。ですので、これで終わりというご挨拶にはしません。これから先は、私は研究開発した花火を打上げられる場所を作ることに注力して、このプロジェクトをフォローして行きます。そして、開発者の横田がお伝えしたように、点滅2.0を妥協のない製品にして参りたいと思います。みなさま、いつも本当にありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。加藤煙火株式会社加藤克典 もっと見る

  • 御礼

    2020/08/15 19:17

    顔を青くさせられた横田です。本日でこのクラウドファンディングも最終日となりましたので、こちらに私の想いを書かせてもらいます。公開前には支援が本当に集まるのか不安な状態でしたが、開始2日目に目標達成した際には、心が揺さぶられる思いでした。これまでご支援を頂きました皆さま、応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。記事にもあるように、4月から休業状態に入り、5月から研究開発を進めてまいりました。約3か月間、加藤と私の二人で、工場に籠っておりました。加藤は外に出る機会も多いので、一人で作業するときも多かったです。今までは会社の仲間がいるのが普通で、ありがたみを感じることができませんでしたが、1人でひたすら先の見えない仕事をする孤独感、辛さにへこたれそうなときが何度もありました。そもそも花火の存在自体が必要とされているのか、この研究には意味があるのか研究を続けて家族を養っていくことが出来るのかなんとか持ちこたえながらやっていました。7月、8月に入ると例年よりは少ないけど、花火の注文をしてくれるお客さんがいたりして、無観客ですが花火を打ち上げると、色々な方向から「ありがとー!!」と聞こえてきたり、帰りにコンビニに寄り道したら、たまたま花火を見ていたお客さんに「ありがとう」と言ってもらえたり、やはりこの仕事は必要とされているのだと感じることが出来た瞬間でした。私たちの仕事は、我々花火職人、打上げを手伝ってくれる従事者さん、主催者さん、そしてお客さんがすべて揃わないと成り立ちません。勿論わかっていたことだけど、当たり前なことが当たり前でなくなったときに痛感するのですね。今回の研究はまだまだ目標としている成果までは達成できていませんが、この研究は妥協してはいけない私の使命だと思っています。少なくとも私自身が自信を持つことができるまでは、研究をやり続けたいと思っています。そしてこの状況が解消された際には、会社の皆と共に皆さんを感動させるパワーアップした花火をお届けすると誓います。まだまだめげてしまうときがあるかとは思いますが、花火を愛し、会社を支え続けていきたいと思いますので、皆さま、今後とも加藤煙火をどうぞよろしくお願い致します。加藤煙火 横田栄一 もっと見る

  • みなさまこの度はご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。実は、当社ではこの時期に星掛け(写真の工程)をした経験が殆どありません。例年は花火大会の最盛期で、消費に追われる日々を送っている頃です。暑いですが、好天が続いていますので、作業は順調に進みます。ただし、高温による問題が起こるかもしれないので、慎重に作業をしています。そうそう、半袖で作業をすると、汗と火薬が混ざるからか、腕が痒くなります。単純に硝酸カリウムが汗で溶けて刺激になってるだけ?と思っていま調べたら硝酸カリウムって歯磨き粉に入ってることもあるんですね。まじか。クラウドファンディングの公開期間も、残り3日となりました。しかし、研究はまだまだ終わりません。ご報告は、引き続き配信動画でして参ります。これからもどうぞよろしくお願い致します! もっと見る

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