こんにちは、Wakaharaです。
今日はジルの病院代について触れていきたいと思います。たくさんあるので複数回に分けて活動報告していきます。
【2020年5月3日】
1週間前ほどからジルの様子がおかしいと思い、午前中に岐阜県のかかりつけの病院に連れていきました。
ジルを見た瞬間、先生の目の色は変わり、深刻そうな表情で「黄疸がでています。早急な検査が必要ですので、本日半日検査させてください。」と言われました。
そして、夕方迎えに行くと診察室にはジルはおらず、先生だけが座っていました。
そして一枚の紙とペンを取り出し、検査結果を一つ一つ丁寧に教えてくださいました。
「ジルちゃんはおそらく”猫伝染性腹膜炎(FIP)”という病気です。そしてこの病気は99%の確率で亡くなってしまいます。早くて1週間、頑張っても数ヶ月だと思います。」
それを聞いた私は真っ先に質問しました。
「え、でも1%は助かるんですよね?」
先生は丁寧に答えてくださいました。
「えー…、助かった場合は”猫伝染性腹膜炎”ではなかったということですね。外注検査で猫伝染性腹膜炎かどうかの結果がわかるので、今の段階ではFIPとはまだ断定はできませんが可能性は非常に高いと思います。」
先生は話し終わると一旦診察室からでていき、私たち夫婦二人きりになりました。その瞬間、私は我慢していたものが一気に溢れ出しました。しゃくりあげながら泣いていると、主人が私の膝をさすってくれていました。が、その手は震えており、横を見ると主人も目を真っ赤にして涙を流していました。
そして診察室にジルが連れてこられました。
まだ2kgもない小さな小さな体で、私たちを見ると「ニァ〜」と嬉しそうに鳴いていました。
病院には他の患者さんもいるため、涙が止まらない私に主人が「ジルを連れて先に車で待ってな。」と言ってくれました。
主人も絶対辛いはずなのに…「ありがとう」と思いながらジルを車に連れ込むと、ジルは安心したのか自分のバスタオルの上でおしっこをしてしまいました。
今まで1度もトイレを失敗したことがなかったジルだったので、「病院に半日いて不安だったんだね、よく頑張ったね。」と優しく撫でてあげました。
この日の診察費は15,610円です。細かい検査項目と治療費がこちらになります。
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【2020年5月4日】
”絶対に諦めたくない”
この一心で、猫伝染性腹膜炎(FIP)についてとにかく調べまくりました。
そして同じ病気で闘っている飼い主さんからの紹介で、次の日の朝、横浜の病院へ向かいました。
そこでも同じような検査とFIPに効く新薬を約8日分いただきました。
この日の診察費は140,817円です。細かい検査項目と治療費がこちらになります。
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【2020年5月10日】
新薬が足りなくなりそうだったので横浜の先生に連絡を取り、5/31までの分の薬を送ってもらえることになりました。
この日は相談料と薬代約20日分で合わせて226,820円です。
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この他にも横浜までの移動費や療養食費など合わせると、想像していたよりも高額になりました。去年結婚したばかりで、20代半ばの私たち夫婦にとっては簡単に支払えるほど貯金も収入もなく、命をとるかお金をとるかという選択を即断しなければならない状況でした。
私たちが生活していくためにはジルの治療を諦めるしかないのか…と胸が張り裂けそうになりましたが、クラウドファンディングの活動があることを知り、希望の光が見えました。
新型コロナウイルスの影響で多くの方が苦しんでいる中で、ジルの治療費の支援を求めるのはどうなのかと悩みました。しかし、お金がないから治療ができないなんてそんな不公平なことはあってはならないと思い、私たちの使命は「ジルのためにできることはなんでもやる!」ということで、この活動を始めました。
まだまだ皆様のご支援が必要です。少しでもいいのでご支援していただけませんでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
また、ジルのチラシも作成しました。お店等に置いてくださる方はインスタなどで直接ご連絡をいただけると嬉しいです。
そしてSNSでの拡散にもご協力よろしくお願いいたします。