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原発地域のお母さんたちと一緒に中越地震震央地でおいしいお米を作ろう

現在の支援総額

229,000

16%

目標金額は1,362,000円

支援者数

39

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/05/30に募集を開始し、 2012/08/27に募集を終了しました

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原発地域のお母さんたちと一緒に中越地震震央地でおいしいお米を作ろう

現在の支援総額

229,000

16%達成

終了

目標金額1,362,000

支援者数39

このプロジェクトは、2012/05/30に募集を開始し、 2012/08/27に募集を終了しました

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<ふくしまからにいがたへ>

私達LOVE FOR NIPPONは、東日本大震災の復興支援活動を行っています。
その活動は多岐にわたってきましたが、その中のひとつのプロジェクトとして
原発事故によって先の見えない避難生活を送っているみなさんをふかふかの布団と美味しい食事でゆっくり過ごしてほしいと避難所生活時代から、風評被害に苦しむ温泉地でイベント開催もあわせてのバスツアーを、茨城県大子町、日光市などでおこなってきました。

福島から新潟へ_02

2012年2月11日日光市へのバスツアー開催時

今回みなさんにご協力頂きたいプロジェクトは、福島第二原子力発電所がある富岡町や川内村など郡山に避難されているみなさんを新潟県長岡市へ招待したいと考えています。
このプロジェクトではまず中越地震震源地の長岡市木沢地区の棚田オーナー制度を利用して一角を購入します。
その棚田は、中越地震によって崩れ落ちてしまったのですが、(それまで休耕田となっていました)それをもう一度復興の過程において使用していこうと、見事復旧を遂げたものです。
その棚田で、田植えから草刈り、秋の収穫まで年間を通して一緒に汗を流し、おいしいお米をつくるという目標にむかって交流を図っていきたいと考えています。
原発避難地域からの避難生活を送るみなさんは、未だ復興を目指すこともできず、国や自治体の判断に自分達の動きは委ねられ、先の見えない生活を続けています。 「被災者雇用」と言ってもそれをどこで行うのか、雇用されたとしても「故郷に帰りたい」という思いから帰還宣言が出された場合、働く先にも迷惑になるのでは?といった思いから雇用の促進は進んでいない現状があります。
そこで、元々農業に勤しんでいた多くのみなさんに対し、米作りを通じて、身体を動かす喜びと達成感と連帯感を感じてもらうことができ、8年前に震災体験した新潟のみなさんと(地震被害だけではなく原発事故という大変な出来事もあり内容が違うかもしれませんが)、少しでも原発地域のみなさんが心折れずに生きていけるひとつの楽しみとなってもらえたらと願っています。
またこの企画をオープンにしたかったのは、すこしでも多くの方々に原発地域の方々を知ってもらいたいということ、同時に新潟中越地震震源地が今どうなっているのかも知ってもらいたい。そして福島産のものが危険と思われているなか、福島のみなさんと安全でおいしいものをつくり、みなさんに届けたいという想いからです。
土地や水は汚染されてしまいましたが,そこに暮らす人々は宝です。

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新潟県長岡市木沢の棚田

実際は被災地域はそれほど雪のふらない地域ばかりです。
最も多くの雪がふる新潟に引っ越しをということはなかなか難しいですが現状は柏崎地域などにも多くの富岡町の方々が避難されています。
この稲作の工程から被災地間の共作で出来たお米の福島での振る舞いをおこない、新潟での稲作の可能性を広く募り、一組でも新潟へ移りたいと思われる方々が増えてもらえたらとも願っています。

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棚田を利用した田植えの様子

そして、一日身体を動かしてもらった後は、温泉にゆっくりつかってもらい
美味しい料理を食べて、避難生活の疲れをほぐしてもらいたいと考えています。
今では支援の形が変わってきていて、雇用捻出や長く続く避難生活のストレスに対する心のケアなど新しいフェーズに移ってきていますが実際はなかなか放射能問題や補償問題など
簡単ではない問題がベースなので、そういったケアができず、弱ってきている方々が増えています。
このバスツアーの発展がさらにみなさんの生きる喜びに繋がれたらと思います。
実際、この新潟の震源地に暮らす仲間達は、なんども福島のみなさんのところに餅つきやそばうちなどをおこないにいっています。

このプロジェクトが一過性のものではなく、これからも長く続くであろう避難生活に対する活力となり、また地震からの復興を現実的に考えられるようになったときに、新潟のみなさんの姿にヒントを感じてもらえるようCAMPFIREをご覧になっているみなさんのご協力によって継続した長期プロジェクトになれればと思います。ご協力をどうかよろしくお願いします。

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棚田を利用した田植えの様子

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福島から新潟へ_07

<第一回目開催概要>

【1日目】5月26日

 
09:00/福島県郡山一丁目仮設住宅、富田仮設住宅出発

12:30/昼食:新潟県川口きずな館にて木沢そば

13:30/新潟県木沢地区棚田田植え

16:00/えちご川口温泉へ

18:00/新潟越後川口体験交流センターやまぼうしへ移動

19:00/食事会
 
【2日目】5月27日
 
9:30/新潟越後川口体験交流センターやまぼうし発

10:00/道の駅あぐりの里でお買い物

11:00/ELDNACS新潟店にてお買い物

12:00/小千谷市魚晃にて食事

13:30/福島に出発

17:00/仮設住宅到着、解散

東日本大震災の支援活動の様子(福島県いわき市道の駅よくつら港にて)

被災地に暮らすお父さんお母さんを新潟へ!

”にいがたからみんなえがおに”NPO法人 代表 竹之内裕司よりのメッセージ

2011年3月11日、あの日から生活は一変してしまった。
大きな地震があり、原子力発電所の安全神話はもろくも崩れ去った。
エネルギー問題、原発の再稼働で揺れている日本。

テレビは連日その話題を特集、放送していますが
今この時だって帰る家を失った沢山の方が先の見えない避難生活を送っています。

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東日本大震災の支援活動の様子/福島県郡山市富田仮設住宅

まだまだ問題は山積みですが、
いままでの支援活動を通じて、「支援する・される」という関係ではなく、「支援団体」と「被災地」という枠を超えたお付き合いができるようになりました。

その交流があるからこそ、LOVE FOR NIPPONにしかできない活動が出来ている部分は大きく、その関係はもはや「友人・家族」という関係とも呼べるほどです。 自分達のような外部団体を温かく受け入れてくれる福島のみなさんに対し自分達が出来る事。

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福島県郡山市富田仮設住宅

新潟県中越地震発災後復興イベントを毎年おこなってきました。震央地である新潟県川口町(現:長岡市)のみなさんとともに復興イベントを開催してきて、現在ではNPO法人「にいがたからみんなえがおに」をみんなで立ち上げ、毎年追悼式典とあわせて物産展やフェスティバルを開催しています。

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中越地震をきっかけに生まれたフェスティバル「SONG OF THE EARTH」

川口町
そこに暮らすお父さんお母さん達は全国からの支援を頂きながら、自分達にできることを続けており、その結果、棚田の再耕やそば打ち、釜を作って米粉をつかってのピザ焼きなど“地震からの復興”だけではなく“これまで以上に良くしよう”という思いで様々な新しい取り組みと地域振興計画が続けられています。
その新潟のお父さんお母さん達が「今度は自分達が恩を返す番だ」と言って2012年3月11日以降、避難者の受け入れや炊き出し、物資提供など様々な支援を行ってきました。
LOVE FOR NIPPONにも福島県双葉町出身のスタッフがいますが、その家族も震災直後の混乱で福島県内で右往左往している時に新潟のみなさんのサポートによって、新潟県内に避難することができたこともありました。

地震からの復興、また発展の途中にある新潟県から学べることは沢山あると思います。

すべてを包み込むような美しい自然となにより温かい震災体験者のみなさんがいます。

そんな「にいがた」に福島の一時避難の郡山に暮らすみなさんを招待し、これからの生活の活力になるとともに、“楽しい感謝”の交換ができる交流を始めるプロジェクトが行えますよう、自分たちも新潟で最大限の努力をしますのでぜひともご協力をよろしくお願いします。

福島から新潟へ_13

■■目標支援金額■■

福島県郡山市内仮設住宅からから20名程度
第一回目開催日程/5月26日(土) ~ 5月27日(日) 1泊2日
第二回目開催日程/8月1泊2日(予定)
第三回目開催日程/10月 1泊2日(予定)
支援金額内訳
新潟県長岡市棚田使用料金:160,000円
棚田手入れ費用:80,000円
宿泊費(1泊):5,900円×20人×3回分=354,000円
食費(3食):5,000円 x 20人×3回分=300,000円
移動用レンタカー3台(延べ3日分)×3回分:360,000円※ガソリン代込み
スタッフ移動交通費:108,000円
 
合計 1,362,000円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

CAMPFIREに参加させて頂くにあたり
一般社団法人ラブフォーニッポン・スターター Candle JUNEより

震災直後より”ラブフォーニッポン”を立ち上げ、支援活動をおこなってきました。
活動内容は多くの著名人に声をかけ、とにかく励ましのメッセージを発しつつも皆さんから物資を集めてもらい、震災直後はほとんど物資が入っていなかった福島県に届けていきました。
その後はメディアも支援団体もあまり入っていなかった宮城県南部に集中的に物資提供と炊き出しなどをおこなってきました。
また都内をはじめ様々な都市でもイベントも開催し、現地活動報告をおこなってきました。

福島から新潟へ_14

震災直後にいわき市へ物資を運び続けました

著名人が募金活動を行い,既存の団体に寄付をするというスタイルではなく、自らが現地に赴き、出来ることを可能な限りおこなう。

またそれは一度で終わることなく、何度も足を運び現地との絆を深めていく事を大切にし、
避難所から仮設生活、また在宅、借り上げの方々の問題など、時間が経過して行くなかで生じる問題などもヒアリングし続け、そのときに必要なものを、また想いを届けてきました。

震災から一年経った今、現地ではさまざまな復興活動が継続していますがボランティアも激減し、避難にあった方とそうでない方の格差などさまざまな問題が起きています。

ラブフォーニッポンでは、継続的に避難者のみなさんへの活動を続けていますが、最近では一緒にものを作ったり、イべントを共に作ったりしています。 現地の行政と、また現地でたちあがった支援団体とも協力して、すこしでも避難されている方々自身が、新たなコミニティ形成をはじめて行けるように心がけています。

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福島県郡山市富田仮設住宅

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宮城県亘理郡山元町中央公民館

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宮城県宮城郡七ヶ浜町生涯学習センター

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福島県田村郡三春町熊耳仮設住宅

いくつかの被災地では、もう他県からの無償提供をお断りするというところもあります。
自立を促すためと,町の経済を高めるためといわれます。
ラブフォーニッポンでは,内容によっては現地で購入して提供するなどしていますが、なかなか自立といっても雇用自体が無い事や、とくに原発地域避難者はこの先が全く見えない事などから仕事に就く事にためらう方もいらっしゃいます。
放射能の問題もありますが、現状福島を離れられない方々が多くいます。
そんな方々、一人一人の事情を聞きつつも、すこしでも喜びの時をつくり出せたらと活動しています。

今回CAMPFIREさんから「いっしょに何かしませんか?」と声をかけて頂き、何らかのプロジェクトをみなさんと共有できないかと言う事でしたが、この一年間、自分たちで出来る事をやり続けてきた結果、多くの繫がりと笑顔を見る事はできましたが、全体を見たときに沢山ある被災地の現状を見ると、やはり満足はできず、もっと多くの方が目に見える形で、触れられる形で、被災地といわれている場所に、そしてそこで暮らしている方々と関わって下さる事ができたらと思い、これからいくつかの計画を提案させてもらおうと思いました。

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2011年7月11日茨城県袋田温泉へのバスツアー開催時

自分は新潟中越地震のあった場所で、震災があった日にソングオブジアースというフェスティバルを開催しています。
毎年行ってきた復興イベントが発展した結果、町の物産展も県知事などもこられるような追悼式典もおこなうフェスティバルです。
今では自分たちも震央地でお米をつくらせて貰ったりもしています。
地震が繋いでくれた、新潟のみなさんとのこれまでの繋がりがあるから、今のこの東日本大震災に対しても勇気と夢をもって取り組む事が出来ています。
震災直後よりラブフォーニッポンが現地に行く時に、仲間達にそのことを自慢しています。
支援をしてあげようではなく、出来る事をさせてもらおう。そして体験した悲しみも辛さも分け与えてもらい、いつか共に喜び合える日を迎えようと伝えています。

現地での悲しいお話はなるべくしないようにしています。
それらはテレビや新聞からたくさん溢れています。
だから一緒に活動しようと呼びかけるのではなく、
自分は現地で繫がる事の喜びをもっと多くの方々に伝えたいです。

3/11があったときから自分は”出来る事すべてやる”ときめて東北を行き来していましたが、一年経った今年の3/11を原発地域のみなさんと一緒に過ごしたときに考え方を変えました。この一年を反省し、”自分に出来ない事でも、出来る人を捜してお願いして全部やる”に変えました。

どうぞ、みなさんこれからよろしくお願いします。
ながくなりましたが
ありがとうございました。

                       

一般社団法人ラブフォーニッポン・スターター Candle JUNE

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福島県いわき市久之浜、卒園卒業を迎える子どもたちと

最新の活動報告

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  • 【多世代交流会&草刈ツアー】 7/7七夕のこの日、5月に行った田植えに続いて 今回は、この米づくりにて棚田をお借りしている平澤さんが 5月の田植えに参加された郡山の仮設に住むお父さん、お母さんの もとに会いに行き、川口木沢地区のおじいさん、おばあさんと 長岡市のお母さんと子供たちの為の 「NPO法人ニナに〜な」 のお母さんと子供たちが参加する、子供たちから年配の方までの 交流を主旨とした「多世代交流会」に、福島の米づくりツアー参加者の 方々を招待したことがきっかけで、今回、田んぼのあぜ道を刈るための 「草刈ツアー」を行いました。 バスから降りた皆さんを迎え入れ、 「会いたかったー、またこれて良かったよ!」 「稲の成長が楽しみだ!」 と元気一杯で降りてこられました。 福島から参加された方は 前回参加された方に加え、前回参加できなかった方、 仮設内では数少ない子供を連れて参加された方もいらっしゃいました。 福島からの皆さんがこられたときには、多世代交流会が始まっていて 参加者同士で行う“ピザ焼き”や、“おにぎり作り”、“短冊書き” に合流して、川口の方や子供たちとともに参加しました。 そのなかで、七夕の短冊には 「一日も早く地元に戻れますように」 「安心な暮らしが出来ますように」 「木沢の皆さんありがとう」 「福島を元気になる様にお願い致します」 と、皆さんの思い。 その後は作ったおにぎりやピザを囲んでの昼食会。 昼食の後には、川内村のお母さんから 川内村の地元の情景が歌われた「川内小唄」が披露され、 「震災以降1年以上も歌うことがなかったけれど、この前といい、 今回といい、新潟のみんなに地元川内の歌を歌えてよかった」 と話していました。 多世代交流会が終わったのち 雨の為、田んぼに行くのを様子見していましたが、 「雨でも構わないから、田んぼいきたい!」 との皆さんの声があり、小雨の降る中、棚田に向かいました。 前回の田植えから稲の成長を見るのを楽しみにしていた方。 今回初めてで、棚田に感動しつつ楽しみに田んぼまで歩いて行かれた方。 雨が降る中でしたが、田んぼまで着き、みんなで記念撮影。 田植えぶりに見た稲はとても大きく成長していて 皆さん嬉しそうな顔で田んぼを見ていました。 雨で草刈はあまり出来なかったものの 田んぼにいけて良かったとの声が 聞けて良かったです。 この日の夜は、お母さん達と一緒に 料理を作っての交流会。 福島からのお母さんも張り切って準備を してきてくれて、たくさんの山菜やおかず を持ってきてくれ、その夜の交流会では、 川口住民の方々も参加し、 中越大震災の震災体験の話 東日本大震災の震災体験の話 お互いの話を交えての交流会となり、 被災の形は違えど、これからのお互いを励みに出来る 交流のきっかけになれた時間だったと感じられました。 お母さん達は、持ってきてくれた食材を、 「皆放射能検査して持ってきたものだから」と。 その場はお礼しか言えませんでしたが、このこめづくりツアー で作ったお米を安心して食べてもらいたいとの想いを一層強くしました。 翌日は朝、交流会の繋がりから、川口名産の錦鯉を見に 行ったり、中越大震災の震央地まで行きつつ木沢焼きの 陶芸体験、草もち作りなど、交流をメインとしたものづくりを 一緒におこなうことを中心とした2日間となりました。 その後田んぼに立てる看板を皆さんに書いてもらい、 看板と一緒に写真を撮り、皆さんをお見送りしました。 回を重ねるごとに川口の方との交流も深まり、 「会いたい人が増えて、また来るのが楽しみだよ」 と帰り際に話してくれたお母さん。 稲刈りまで成長を見守り、また、8月、9月に皆さんと 会えたらと思っています。 NPO法人 にいがたからみんなえがおに 竹之内 裕司 もっと見る

  • 5月26日 新潟田植えバスツアーの様子を撮影したMovieです。 ぜひご覧下さい。 もっと見る

  • 【田植えツアーにて】 前回の田植えツアーにて 富岡町、川内村のお母さん、お父さんとの交流で生まれたものは 単にもてなす、もてなされるという関係だけでなく、一緒にひとつのものを つくるという行為がなにより目指すべきひとつの始まりの形となったと感じれました。 車を停めた場所から棚田までの10分あまりの距離も、杖をつきながら 「自分の足で歩きたい」 と言って歩いたお父さん 「足の調子が良くないから」 と田んぼに入れないと話していたお母さんも、皆が一生懸命植えている姿をみて自然と土の中に入っていたり。 特に福島で農業をされていた方が多かったこともあり、お米を作るという 作物を植えてから収穫する迄の工程を、共に汗かき、行えることで お互いの言葉を超えた交流が出来ることを、田植えを通して実感しました。 【川口木沢の棚田】 中越大震災発生時、被災し崩れおちた棚田は 震災以降、街並みやインフラの復旧に伴い 棚田もホースで水を引っ張りなおし 崩れた斜面や道も整備しなおして、木沢の棚田で米作りが再開されました。 米作りが再開され、近年大きな穂を実らせていた棚田も 昨年の3月12日の長野県栄村を襲った震災にて 再び斜面が崩れ落ちてしまい、現在も補修中です。 先日の田植えの際にそこを通ったお母さん達が 「あの日に長野でも地震が起きていたことを忘れていたよ」 「こんな山中の険しい場所で 何度も被災しながらも、田んぼを作り続けている川口のかたは凄い」 「震災から負けじと耕されてきたこの川口の田んぼで苗を植えられて感慨深い。 またこうして再び出来た田植えがここで良かった」 と話しており、中越大震災の震央地であった 川口での米作りにより意味を感じてもらえました。 被災を乗り越えた棚田の稲は今日も元気に育っています! 【次の繋がり】 5月に田植えツアーを終え 先日棚田のオーナーである平澤さんが 郡山の仮設を訪れ 次回の草刈りツアーの話をしてきたと話してくれました。 来月、草刈りを予定していますが これから、福島の方と新潟中越地域の方との繋がりが、この米作りツアーを通して深く交流をもてればと思っています。 もっと見る

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