2020/06/01 17:01
本日も多くのご支援とメッセージありがとうございます。
今回はぶどうのジベレリン処理(ジベ処理)についてお話しします。
まずジベレリンとは?と思う方が大半だと思いますので説明します。
実はこのジベレリンは水稲の病元菌(学名ジベレラ)の分泌物から発見されたそうです。
その分泌物が植物の成長に効果があることが分かった事が始まりです。
この分泌物は植物の成長ホルモンの一種でぶどうにおいては種無し化や成長促進の効果があります。
今皆さんが種無しぶどを食べることができるのはこの発見があったからですね!
ぶどうへの処理時期は満開から3日以内と厳密に決まっています。
この時期は絶対にずらせません。雨が降る予報の時にも行います。
実際に今日は午後から雨の予報でしたが処理しました。
処理した房には笠紙を掛けてなるべく雨に当てないようにします。
こうやって種無しぶどうを作ります!
今回は少し専門的な話になってしまいましたが、覚えてくれると嬉しいです!