こんにちは認定NPO法人D×Pの広報スタッフ熊井です。

#働くを取り戻すのクラウドファンディングでは、３団体でサポートを実施します。３団体がどんな人をサポートしているかお伝えしていこうと思います。
今日はD×Pについてお伝えします！

【サポート対象者】

D×PのLINE相談では、13歳〜19歳の不登校・中退の経験者など、進路・就職に悩む10代を対象としています。

進学や就職・転学に関する相談を主に実施していますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、その他の生活不安にまつわる内容など幅広い相談が寄せられています。受けています。

また、6月1日（月）から「食べる住む働くを応援する」伴走支援がスタート！コロナの影響で生活に困っている人を対象にLINE相談にてサポートします。困りごとを聞き、公的補助の条件に当てはまる場合は本人が利用できるようにサポートします。公的補助の条件に当てはまらないなどの場合は、食費や家賃の補助として1万円を給付します。給付が決定したあとも、進路や就職についての相談や希望の仕事につくための勉強手段の提供など、今後の生活を安定させるための伴走支援を行ないます。（このプロジェクトは対象を15歳〜25歳までとしています）

【サポートの内容】

①基本的な関係性構築
相談内容や相談者の状況に合わせて相談員側の情報や経験を開示するなど、個人が見える対応をしています。質問の意図を伝えながら状況を整理し、必要であれば情報提供などを行います。

②オンライン面談や対面面談・LINEの繰り返し
安心して話せるような雰囲気をつくります。相談者本人に関心があることを伝えながら、面談後のネクストアクション（相談者が次に取る行動）を決められるように話をしていきます。

③ネクストアクションに繰り返し繋げるor関係性維持
問題解決を急がず、相談者の状況や気持ちの変化に寄り添います。関係性を維持する場合は、定期的に相談員から声かけや情報提供を行なっています。

【どんな相談がくるの？】

5月の相談内容は進学・就職に次いで家庭の相談、人間関係の相談が多いです。

【こんな声が届いています】

・学校にあまり行けていなくて中退を考えています。やりたい事はあるし学校に行った方がいいとは思うけど辛い事も多いです。
・自分に合う仕事が見つからない。
・大学に行かなくてもできる仕事が思いつかないです。
・やってみたい仕事はあるけれど、大学に行かないとできない仕事が多くて将来働けるか不安です。
・もう一度学校に行きたいです。でも手続きがわからないです。
・学校にも家にも居場所が無いです。
・うつ病気で高校を中退しました。
・不眠症で、集中できないので今後が不安です。

【コロナの影響で、こんな声が届くようになりました】

・コロナに関して大きな不安な気持ちはあまりないですが、在宅ワークを始めようと思い、調べたり見てみたのですが内容がわからなくて困っています。
・今後これからの生活や社会がどうなるのか不安でたまらないです。友人もほとんどいないし孤独感を強く感じるようになりました。
・学校に行きたくなくなってきています。
・学校が長期休みで友達との関係が壊れそう。
・家族との関係がコロナウイルスが発生し出してから少し悪くなった気がする

【繰り返しネクストアクションにつなげます】

相談者の状況に合わせて、対面面談を実施したり、人につなげたり、仕事につなげています。

【これまでどんな相談に応じて、どうなったの？】

▼ケース１
過去に経済的に苦しい状況で進学について悩んでいた相談者。通信制高校に入りたいという希望があったため、学費のやりくりの相談などを行う。無事に通信制高校に入学。
その後、進路の相談に応じるなかで「プログラミングを学びたい」という気持ちがあることがわかり、プログラミングスクールを紹介した。そのほか、入学試験などの相談や住む場所の相談にも応じた。

▼ケース２
オンライン上で出会ったときはひきこもり状態で、ひとりで外に出られない状態が続いていた。１年後には通常のチャット相談に加えて、オンライン上の対面面談を2週間に1度続けることでコミュニケーションを重ねていった。リモート外注形式で、D×Pの広報業務を引き受けたことがきっかけになり、徐々に経験を積み、昨年在宅ワークで外資系企業の契約社員になる。今は「初給料うれしい。いずれ旅に出たい」と話している。

▼ケース３
中学校時代は虐待を受けており、不登校だった。高校生になりD×PのLINEで相談するようになる。本人が住む地域のNPOと連携して一時保護へ。そこから自立援助ホームに行き、アルバイトをはじめる。その後、LINE相談のなかで薦めた高校に転学した。コロナウイルスによりアルバイト減の影響を受けているが、最近自治体からボランティア活動の賞をもらい賞金を受け取ったことで生活が安定。すこしずつ自立に向けて考え始めている。

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D×Pでは、相談を受け、人とつなげる、就職につなげる、公的補助制度を紹介するなど、次の一歩へとつなげています。収入が減って逼迫している人やプログラミングなどのスキルを得たいがパソコンがないという人に対して、中古PC提供や在宅ワーク情報の提供をしていっています。