育て上げネット理事長の工藤です。
D×Pの今井さんとの出会いを書き出しにしようとしたのですが、「はて、僕らはいつどうして出会ったんだっけ?」ときっかけすら思い出せませんでした。
今井くんに訪ねてみると
という返答をもらいました。ただ、理由はやはり不明。とりあえず、メッセンジャーをさかのぼってみようとお風呂でiPadをスクロールし続けました。すごく時間がかかりました。そして、やっと先頭にたどり着きました。
でも、どうしてつながったのか、よくわかりませんでした。ただ、Facebookで友達になった日がわかったので、当時のスケジュールを観たのですが、今井さんと接点を持ちそうな業務やイベントもありません。いまだ、出会いのきっかけがよくわかりません。
もうひとつ、僕はD×Pの活動そのものもよくわかりませんでした。当時は「定時制と連携して子どもたちを支えているのかな」くらいの認識でした。しかし、このサイトでも書かれているように、10代の若者を支えるため、従前の若者支援とは異なる切り口で活動していることに、いつも学ばせていただいています。
それでも、今井さんとつながっているだけではD×Pの活動をよく知るのは難しいのではないかと思います。彼はトップランナーで、常に新しい若者支援を模索しています。そんな僕がD×Pの活動をよく知れるようになった理由は二つあります。
ひとつは、マンスリーサポーターになってからです。
サポーターになるということは、その活動に関心を持つことです。複数のNPOのサポーターになっていますが、活動報告などを読んだり、イベントに参加することはあまりしなくても、常に活動にアンテナが貼られているので、ちょっとしたSNSの発信にも目が行きます。そのため、いまこんなことをしているんだ。LINEを起点にさまざまな形で10代との接点を持とうとしているんだ。そんなことを頭に描けるようになりました。
もうひとつは、この3団体合同クラウドファンディングです。キズキグループも同じですが、今井さん、安田さんとはコミュニケーションを取ることもありましたし、いまもあります。しかし、合同でやるとなればそれぞれの職員も同じスレッドで同じチームの一員としてやり取りをします。
そこには自団体、他団体の区別がありません。そこでD×Pにはこんなひとたちがいるんだ。得意技はこれなのか。同じ目標に向かうにせよ、ゴールに向かう道 - 切り口やアプローチ – が違うんだ。そういったノウハウやカルチャーを体験できています。
このクラウドファンディングを通じて互いに理解を深め、しんどい状況にある若者と出会ったとき、自団体を越えた、連携・協働を越えた、同じチームで支援できるプラットフォームが形成されるんだと、心から楽しみであり、3団体だけではなくもっと、もっと多くの団体でやりたいと思っています。
さて、2012年から現在に至る今井さんとのメッセージのやりとりをざっと見たのですが、時代によって変遷があり、そのキーワードで眼が止まったのは「砂漠」「ICO」「テクノロジー」でした。なんか、今井さんと僕が何を話していたか想像がつきますか?
もちろん、「寄付」「若者」「支援」「連携」という言葉の方が頻出頻度が高いわけですが、それだけでなく、いつも僕が思いつきもしないテーマや話を共有してくれるのが今井さんで、一緒に連携して若者を支えていくのがD×Pです。
昨日、夜にジョギングしていました。僕はただ走るだけですが、砂漠でも走る今井さん、暗闇でも走る安田さん(ご著書タイトルから)とともに、走り方や走る理由は違っても、若者を支えていきたい、みんなでやっていきたいという走る方向、目標は同じです。
ぜひ、このクラウドファンディングを、私たちの社会でその才能や可能性を開花させるきっかけを探している若者を支えてください。