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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

コロナ以前から、貧困・発達障害・家庭内不和などさまざまな背景によって、この社会で働くことにハードルを感じていた若者が、コロナの影響でさらに孤立しています。そして若者の就業は、より困難な状況になります。彼らがこの社会で働き、生きていけるようになることを目的に3団体が協働し若者をサポートします!

現在の支援総額

2,405,000

24%

目標金額は10,000,000円

支援者数

228

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/25に募集を開始し、 228人の支援により 2,405,000円の資金を集め、 2020/06/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,405,000

24%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数228

このプロジェクトは、2020/05/25に募集を開始し、 228人の支援により 2,405,000円の資金を集め、 2020/06/22に募集を終了しました

コロナ以前から、貧困・発達障害・家庭内不和などさまざまな背景によって、この社会で働くことにハードルを感じていた若者が、コロナの影響でさらに孤立しています。そして若者の就業は、より困難な状況になります。彼らがこの社会で働き、生きていけるようになることを目的に3団体が協働し若者をサポートします!

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こんにちは。認定NPO法人D×P(ディーピー)の磯です。先日、初の3団体合同研修を行いました!

第一回目のテーマは、LINE相談について。講師は、D×Pの理事長である今井です。D×Pの進路・就職相談『ユキサキチャット』の事例を元にお話しました。

事前に各団体の現場メンバーよりヒアリングした質問では、

・友達登録だけして、その後の反応がない方へのアプローチ

・チャットでのやりとりの盛り上げ方 温度感の合わせ方のコツなど

・短文の相談者とのコミュニケーション

・相談員の体制や相談システム

・専門機関や行政へとつなげる必要がある相談について

など、実際にやりとりを行なうなかでの悩みが伺えました。


研修の中身を、少しですがご紹介します!

D×Pのユキサキチャットでは、このような流れで相談が進みます。大切にしているのは、5と6をじっくりと行なうこと。

相談者が知りたいことに関する情報提供も行いますが、一見相談とは関係がないような趣味や好きなこと、普段の過ごし方などの雑談もしています。相談者のことを聞くばかりではなく、相談員も自己開示を行ない相談者との関係性をつくります。関係性ができていくと、一度課題が解決して相談が終了しても、次に何か困ったことがあったときにも相談してみようと思える土台となります。

また、LINEだけでなく音声やビデオ通話を使った面談も行なっています。相談内容によっては解決を急がず、ひとりひとりのペースに合わせて1ヶ月〜2年まで継続してやりとりを行なうこともあります。相談者と面談を行なったあと、すこし砕けたやりとりができるようになることもあります。ひとりひとりのペースを大切にしています。


事前に受け取っていた質問に加え、質問や相談もたくさんあがりました。

「虐待や自死など、緊急度の高い相談があったときの対応はどうしていますか?」

→D×Pでは、相談者本人の希望を確認してから自治体や児童相談所、教育委員会などに連絡し、連携してサポートをしています。本人が他の人に話すことを希望しない場合や、具体的な状況がわからないこともあるため、まずは本人の気持ちに寄り添って話を聞いていきます。継続して話を聞くことで落ち着いていく場合もあります。

「友達登録だけして、その後の反応がない方へのアプローチはどうしていますか?」

→外部イベント・勉強の機会など情報提供や、最近はコロナの状況アンケート、PC寄贈プロジェクトの希望者募集の案内などを送っています。お知らせを多く送ることでブロックが増える可能性もありますが、いままでやりとりがなかった人からメッセージが届くきっかけとなることもあります。

「危険な状態かなと思う方と連絡が取れないときはどうしますか?」

→連絡を取りたくない場合はブロックをすることが多いので、メッセージを送ることで焦らせないように、やり取りの頻度を2日に1回などに調整することもあります。相談者から連絡がくることを待つことが多いです。

「名前は聞きますか?」「返信は、何分以内に返すかなど設定していますか?」「登録時の質問内容」など、運用のうえでの疑問や悩みはそれぞれの団体の職員間でも情報交換が行なわれました。


参加したスタッフの感想の一部をご紹介します。

「日頃の生徒さんとの関わりかたでも重なるところがあり、参考になりました。それぞれの対応できる部分が今回3団体でやったことにより見えてきたので、連携してカバーしていけたらと思っています。」

「LINEでのやりとりから、オンライン面談につなぐところは確かにひとつの方法だと思いました。虐待などについてはその判断をどうするかのところに難しさを感じます。外部の専門的なアドバイザーなどいれることも大切だと思います。」


具体的に、勉強面や発達障害の就労面であれば対応ができるかもしれないというキズキさんからの提案もあり、研修が終わる頃には次回の打ち合わせや別の勉強会の話もでていました!

D×P、育て上げネット、キズキもそれぞれLINEの利用シーンが違い、専門領域も異なります。それぞれのLINEで出会う若者に相談できる窓口を紹介しあえる仕組みをつくっていければ、セーフティネットもサポートの幅も広がります。

進展は、また活動報告でお伝えしますね。






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