皆さま、お世話になっております!
honeyboy&co.の養蜂担当 脇野です。
今年の春からhoneyboyは養蜂を開始しました!
今回は僕が採蜜する上でのリアルな体験をお話しさせてください!
2022年12月
鹿児島市の辺境 「八重山地域の古民家」を購入
2023年3月
DIYで住居環境を整えました。
近隣住民から巣箱をいただく。
2023年4月
養蜂家から3万匹のミツバチを購入し、ついに養蜂開始!
養蜂ってなにしてるの?
▼ミツバチを強群にするべし!
より多くはちみつを採るためには、巣箱に入っているミツバチを強群にする必要があります。強群とは、「たくさんの蜜を集めるミツバチ」のことです。
まずは、養蜂をするための道具をご紹介。
↑僕たちの武器「燻煙器」
これは煙を出すための道具です。
これを使用することで、ミツバチに「火事が起こった。餌を今のうちに食べておかなければ」という状態にさせます。逆に煙を吹きかけずに蓋を開けてしまうと、「敵が侵入してきたから排除しなくてはならない」と興奮状態になってしまい、刺されるリスクが非常に高くなります。
▼強群にする極意!
①花蜜と花粉が近くにある場所に巣箱を置く!
ミツバチの餌は「花蜜」と「花粉」。花蜜は人間にとっての主食、花粉はタンパク質やビタミンです。ミツバチも生きる上で栄養バランスが重要になってきます。
僕たちの巣箱は、桜やブルーベリー、みかんの木がなる付近に巣箱を置いています。また、山が近くあるため花蜜や花粉が集めやすい場所を選定しました。ミツバチの飛行距離は約2km。つまり、2km圏内に餌がないといけません。
②ミツバチを逃さない! ミツバチの数が多い強群はミツバチが逃げやすい状態です。大家族になったミツバチは新しい家を探します。その際、女王蜂をもう1匹作り出し引越を始めてしまいます。それを防ぐため、女王蜂の元となる卵を取り除く必要があります。
③雄蜂を増やさない!
雄蜂は花粉を集めず、ご飯は働き蜂(メス)より多く食べるため、採蜜量が減少してしまいます。雄蜂を増やしすぎないために、雄蜂の元となる卵を取り除かなければなりません。
上記3つの作業を継続して行い、蜜が採れるようにするのが養蜂家の仕事です。
おわりに
ミツバチとの激闘におけるリアルな体験をもう少しお話しさせてください。
巣箱を開け、1枚1枚細かくチェックします。ミツバチとの距離は「0距離」です。慣れない僕のチェック作業はミツバチに天敵として見られ、一気に4,5箇所も刺されてしまいました(泣)。ミツバチに刺されると、激しい痛みと痒みに襲われます...
この作業を何度も繰り返し、1ヶ月ほどでやっとはちみつを採ることができます。
養蜂への挑戦は難易度が高く、プロへの道は遠いなと痛感しております。
プロになるためには何度も失敗し、改善を繰り返していかなければなりません。
僕の努力の生はちみつを、ぜひ皆さまにも味わっていただきたいです。
現在、クラウドファンディング実施中です。リターンとして僕が採ったはちみつもお選びいただけます。(上記画像をタップしてご覧いただけます)
次回初の採蜜やその味わいなどお話しさせていただきます!
ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
実施中のクラウドファンディングは、総支援者数200人を目指すために頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!