2015/08/12 10:45
こんにちは!WorkshopLabo湘南(WLS)代表、加藤葉子です。
今日は『ワークショップ』についてお話しさせてください。
このところにわかに耳にするようになった『ワークショップ』。
英語Workshopは"工房"という意味でもあるようです。
創作活動だけでなく、他にも"意見交換"などの場や"即興劇"などの表現の場を『ワークショップ』といったりもします。
気になってインターネットを検索してみると、さまざまな"講座"や"お教室"をあえて『ワークショップ』といっているケースが目立ちました。
WLSが注目しているのは、実はこの"講座"や"お教室"としての『ワークショップ』。
ブログやSNSなどの自己表現手段が発達するのに後を追うように、趣味や特技を活かして"講座"や"お教室"を自宅やカフェで気軽に開催する方が増えてきたように思います。
起業ママ、なんて言われる方々が良い例ですね。
ところでWLSでは、知識や技術をただ伝達するだけの場は『ワークショップ』ではないと考えています。
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「ワークショップの本質的なところは、知識の獲得が目的ではなく、自分たちで納得していく、自分たちで解をつくり出していくというところにあります。」
ワークショップの本当の意味を知っていますか?(世田谷ものづくり学校HPより)
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そうなると"講座"や"お教室"はどうでしょうか?
"講座"や"お教室"の具体的な例としてはデジカメ講座とか編み物教室などがありますが、これらをあえて『ワークショップ』と表現したところで、WLSの考え方には当てはまりません。
ただ「デジカメワークショップ」「編み物ワークショップ」と言われた場合、どんな印象を受けますか?
知識や技術を学ぶだけではない、なんだか面白そうな時間が待っているような感じがしませんか?
そう、WLSが"講座"や"お教室"に注目している理由はそこなんです!!
"講座"や"お教室"をあえて『ワークショップ』と表現する場合の多くは、主催者側の意図に、楽しい場を提供したいという気持ちが込められているような気がするんです。
もしそうであるならば、楽しい場を提供することを目的に、どうしたら楽しんでもらえるのかを追求した『ワークショップ』に仕上げればいいじゃないか、とWLSは思ったのです。
これまたインターネットを検索してみると、"講座""お教室"型の『ワークショップ』を主宰されている方々が集客に必死になっている状況が垣間見れます。
確かに集客は厳しい壁ですが、『ワークショップ』をつくる側としては、ちょっとした発想の転換と工夫で何か変わるんじゃないかな、と思いながら見ています。
集客だけでなく、資格武装や価格競争に巻き込まれて自分のやりたいことを見失ってしまうのはもっと残念。。。
以前面白い例がありました。
「漬物づくりワークショップ」を手伝ったとき、広報してもなかなか集客できなかったのですが、ある時"久しぶりに集まるついでに漬物づくりの先生よんでみない?"と声かけたら友達が友達を呼びすぐに人が集まったのです。
楽しい場所には人は集まるもの!発想の転換は重要だなと思いました。
もしすでに"講座""お教室"型の『ワークショップ』に携わっている方で、こんなはずじゃなかったのになぁと思ってらっしゃる方がいたら、少し発想を転換し、楽しい場づくりとしての『ワークショップ』を一緒につくっていきませんか?
そういうわけで、ワークショップで湘南にコミュニケーションの場をつくる人『湘南クリエイター』を近々募集します!!
次回は、その『湘南クリエイター』について解説させていただきますね。





