2019/07/08 04:54
昨日(7/7 日)は、アースデイ鎌倉(主催:一般社団法人SDGs活動支援センター、後援:鎌倉市、鎌倉市教育委員会、NPO法人鎌倉市市民活動センター)というイベントで、講演して来ました。テーマは、「もう手遅れなのか? ここまでヤバい! 身近な海のプラスチック汚染」。ふだんのNPOの活動の中で、大岡川から東京湾へのプラスチックゴミの流出、すでに海に流出したプラスチックゴミの城ヶ島への漂着、相模川から相模湾に流出したプラスチックゴミの茅ヶ崎沖海底の堆積や茅ヶ崎海岸のマイクロプラスチック状況などについて、映像を見せながら話しました。このテーマは、今後、横浜市内の小学校への出前授業でも、子どもたちにわかりやすく説明しますし、実際に茅ヶ崎海岸でマイクロプラスチックの採取、そして顕微鏡による観察などを実施していきます。また、子どもたちを城ヶ島に連れていき、ここに漂着するプラスチックゴミの凄まじさを見てもらうとともに、一緒にビーチクリン活動も行ないながら、この海洋プラスチック汚染の問題解決の糸口を探ります。
 
また、この身近な環境問題は、単に私たちの身の回りだけの話ではなく、地球規模で起きていて、それこそ世界中のみんなで一緒に解決していかなければならない問題であることを子どもたちに今後の出前授業で伝えたいと考えています。昨年の夏に、エルブルース(標高5,642m)というヨーロッパ大陸最高峰の山に挑戦し、ここでも5,000m付近の氷河が地球温暖化によって融けて後退していること、この山を訪れる世界中の登山者の食べ残しの廃棄、そして全く垂れ流し状態のトイレ、麓のミネラルウォーターは何年か後には飲めなくなるであろう事実、そんなことを取材撮影して来ました。今年は10月にアフリカ最高峰のキリマンジャロ(標高5,895m)にチャレンジし、山頂の氷河の融解、アフリカでも大きな問題になっているペットボトルの廃棄の山、そしてプラスチックゴミのポイ捨てによるプラスチックゴミ汚染、そのプラスチックを処理するプラントもなく、埋められたり放置されたままとなり、野生動物への影響、そして環境への影響が懸念されています。そして氷河融解によるアフリカの水の問題、などを取材撮影し、その映像を子どもたちに見せて、地球のありとあらゆるところで起きている環境問題をリアルに見て感じてもらい、身近な環境保全・再生の活動が、少しずつでも地球を救うことにつながっていることを自覚してもらおうと準備を進めています。そのためのクラウドファンディングで寄付を募集中です。
残念ながら、目標金額にはまだほど遠い状況です。期限も残り3週間あまりとなって来ました。みなさまのおチカラをぜひお貸しください。みなさまのご支援、または情報拡散、なにとぞよろしくお願いいたします!
FAAVO 横浜
【アフリカ・キリマンジャロの水と環境問題を子どもたちに伝えたい!】
https://faavo.jp/yokohama/project/3782
集まっている金額:376,000円 目標金額 1,200,000円 達成率31% 残り23日