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ずっと歌い継がれてきた「ひだのわらべうた」を100年先まで伝えていきたい

飛騨地方で独自に生まれ歌い継がれてきた100曲以上ものわらべうた。それは日常の営みから生まれ、子供達への深い愛情、美しい飛騨の自然への慈しみにあふれています。このわらべうたを歌集にして子育て・地域活性化につなげたい!

現在の支援総額

612,000

122%

目標金額は500,000円

支援者数

96

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/07/21に募集を開始し、 96人の支援により 612,000円の資金を集め、 2015/08/31に募集を終了しました

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ずっと歌い継がれてきた「ひだのわらべうた」を100年先まで伝えていきたい

現在の支援総額

612,000

122%達成

終了

目標金額500,000

支援者数96

このプロジェクトは、2015/07/21に募集を開始し、 96人の支援により 612,000円の資金を集め、 2015/08/31に募集を終了しました

飛騨地方で独自に生まれ歌い継がれてきた100曲以上ものわらべうた。それは日常の営みから生まれ、子供達への深い愛情、美しい飛騨の自然への慈しみにあふれています。このわらべうたを歌集にして子育て・地域活性化につなげたい!

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ひだのわらべうた…。それは飛騨人の優しく温かい心が生みだした無形の宝物です

はじめまして。NPO法人 飛騨高山わらべうたの会の岩塚久案子(くみこ)です。 この度、市民の皆様の多大なる御支援と御協力のもと、6月10日をもちまして、NPO法人を設立させて頂きました。  ▲はじめまして、NPO法人飛騨高山わらべうたの会です                                          ひだのわらべうたと出会ったのは8年前…。地元のご年配の方々から教わり、撮影したビデオをもとに楽譜を起こし、ひとコマひとコマ止めて遊び方を図解し、手作りの冊子を作りました。 ▲取材の様子です(岐阜新聞平成21年2月4日付) 「とらやのまんじゅう」「あたごさまのうた」「とっぺ(豆腐)のうた」…この飛騨地方には独自に生まれて歌い継がれてきたわらべうたが100曲以上もありました。 それは、親子で笑顔で向き合う時間、ふれあう時間を大切にしてきた飛騨人の、優しくて温かい心が生みだした無形の宝物です。 「歌だけでなく、歌を通じた親子のふれあい、歌に込められた慈愛の心までも守り伝えたい」という願いをもって、この度8年前に作成した手作りの冊子を、「ひだのしゃべりことば」を発刊した大森貴絵さんのかわいいイラストを添えて、歌集「ひだのわらべうた」にして発刊したいと思っています。 ▲「あたごさまのうた」は楽しいくすぐり歌です!(愛宕神社のわらべうた) わらべうたとは子供が聞き取りやすい音やリズムに合わせて、遊びながら歌える昔から歌い継がれてきた歌です。親の声に触れることで、そして体を動かしながら歌うことで脳も刺激され身体の発達も促すことが出来ると、日本だけでなく世界中でわらべうたを子育てに取り入れる親が増えてきているそうです。 ▲西宮で行われた「よみうり子育て応援団@西宮」にてあたごさまの歌を子供と一緒に紹介させていただきました

歌集「ひだのわらべうた」をたくさんの飛騨びとへ…。100年先の子供達へ…。

子育て中のお母さん達と一緒に、市民活動団体「わらべうたの会」を立ち上げたのが8年前でした。もともとは、声楽家の先生の童謡コンサートを開催する為に作った団体だったのですが、高山市生涯学習課の方から「ひだのわらべうたの講習会をしてもらえませんか?」と依頼を頂き、「え?1曲も知らないです」とお答えしたところ、「じゃ、地元の方から教わって…」と言われたのが、ひだのわらべうたと出会うきっかけでした。そこから地元のご年配の方々への取材が始まりました。 ▲わらべうたの取材の様子です ≪♪おりも仲間に松泰寺(しょうたいじ)、お前悪いで千光寺(せんこうじ)♪≫と高山のお寺を「仲間にしてくれ~、お前悪いで仲間せんでな~」というかけあい歌に見事に歌い込んだ『おりもなかまに』は、飛騨人の語学センスの素晴らしさが感じられる1曲です。 ほかにも『とっぺ(豆腐)の歌』『二十四日市の歌』等、日常の営みや飛騨高山の豊かな自然がすてきなわらべうたになっていて「なんて豊かな感性…なんて豊かな音楽センス…」と、本当に感動させられました。 8年前作成した手作りの冊子を、希望されるお宅に1軒1軒届けさせて頂いたのですが、その時の出会いは、私たちを更に感動させるものでした。「父が愛宕神社の氏子でね…。この歌、よく父が私の顔をなでながら歌ってくれたんやさ…。」と涙ぐみながら話してくれたおばあちゃん。「今度孫が東京から遊びにきてくれるんやさ。その時におじゃみを教えてあげようと思って…」と、見事にお手玉を操ってくれたおばあちゃん…。 そういう方々に出会い「あぁ、ひだのわらべうたをたくさんの方々に伝えていく事が、家族、地域、そして、過去と未来をつないでいく事に繋がっていくんだなぁ…」と、心が温かくなり、わらべうたを絶やしてはいけないと情熱が湧いてきました。                                         ▲童謡とわらべうたのコンサート 今年は10回目です!                    

飛騨の大人は、子供が大好きなんやさ~

高山にお嫁にきて11年…。ひだのわらべうたの取材の時におんぶしていた長女は小学6年生に、最初の講習会の時にお腹にいた次女は、小学1年生になりました。 娘たちは、家でも講習先でも、わらべうたに接し、時にはモデルになって、わらべうたと共に成長してきました。冬のある日、おんぶされていた長女が、チラチラと降り始めた雪の中、「てってのかさ~」と言って、ちっちゃなもみじのような手を私の頭の上にかざしてくれました。小学1年生の時は「お母さん、めっちゃ冬のにおいしてきた…」と、声を弾ませて家に帰ってきました。 そんな心優しくて、季節に敏感で、感受性豊かな娘たちの成長を目の当たりにしてきたからこそ、私は『ひだのわらべうたを子育てに生かす素晴らしさ』を伝えたい!!!と思い、この活動を続けてまいりました。 ▲児童センターで、お母さん、子供たちとわらべうた遊びをしています イラストの制作を快く引き受けて下さった大森さんも、そして私も「100年先まで残るものを作りたい」という想いで、心をこめてこの歌集を作成しております。 ひだのわらべうたを取材し、伝える活動を始めた時から、本当にたくさんの方々に応援して頂きました。高山市役所の方々、社会福祉協議会の方々、青年会議所の方々、長寿会の方々、教育関係の方々、NPO法人や様々な地縁団体の方々、子育て支援をされている方々などなど、出会う方、出会う方皆さんが「飛騨高山の子供達のためにありがとな、がんばってな~!」と、とびっきりの笑顔でエールを送ってくれています。   「あぁ、昔も今も変わらない、こういう土地柄だからこそ『ひだのわらべうた』が生まれたんだな~」と、”飛騨の方々は昔から子供が大好きで大切にしてきてくれたんだ”という事を改めて実感しております。 ▲昨年、大日向雅美先生(「NHK「すくすく子育て」アド バイザー、恵泉女学園大学教授)が活動の視察にいらして下さいました。

こんな所で子育てできたら、こんな風に子供が育っていくならすてきだな…。

「国家の品格」(藤原雅彦著)という本の中で『「情緒」は真の国際人を育てる』『「情緒」は総合判断力を上げる』『「情緒」は人間のスケールを大きくする』と「情緒」の大切さが説かれています。『自然や季節、人の心などに豊かに反応する「情緒」を育んでいく事がいかに大切か』という文章を目にした時、真っ先に『ひだのわらべうた』が頭に浮かびました。 現代は、共働きの核家族が増え、IT化が進んだことで家族や友だちとのふれあいが減り、感受性を身につけることが難しくなってしまったように思います。もし「ひだのわらべうた」を子育てに取り入れて下さるお父さん、お母さんが増えれば自然と親子の交流も増え、”親の愛情”と”感性豊かなわらべうた”に触れることで”情緒豊かな子”が育つのではないかと、私はそう確信しております。 このわらべうたをより多くの子供たちに歌ってもらい、それによって「情緒豊かに育った子ども達が、地域の、そして国の力になる」という事を100年先の社会でも実感出来れば、これ以上の喜びはありません。誰よりも、飛騨高山で、このわらべうたで子育てできる事のすばらしさを感じている私ですから…。 ▲保育園にも伝えに行っています

「ひだのわらべうた」が輝きを放ち続ける事を願って…

歌集「ひだのわらべうた」は、市内すべての小学校、幼稚園、保育園、児童センターなどに寄贈させて頂きたいと思っております。というのもせっかく歌集にしても歴史資料館等に置くだけではそれは単なる文化遺産でしかありません。 だんだんと消えつつある地元のわらべうたを形で遺し、現在子育て中のお母さん達、子供達に歌い、遊んでもらうことで、ひだのわらべうたが生きたものとして輝きを放ち続けていくと思います。100年先の子供達へも歌い継いでいける事を願って…。そのために私たちは今後も活動を続けて行きます。出版に向けて皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。                                 

スケジュール

7月22日~ ファーボ公開 各ページの校正、出版に向けての準備 8月31日  ファーボ終了 最後の「Thanks」ページ完成   9月中旬  「ひだのわらべうた」出版  9月26日  ○飛騨の里にて出版感謝パーティー開催                              ○支援者の方々へ、「ひだのわらべうた」とリターン品発送        ○市内小学校、幼稚園、保育園、支所、児童センター、         図書館などへ寄贈        ○市内各書店に置かせて頂いて、販売開始                                   

資金使途

       印刷費用 : 250,000円(1,000部印刷)   イラスト委託費 : 120,000円  リターン品準備費 :  80,000円                               手数料、郵送料など :  50,000円          合計  500,000円

起案者情報

【団体名】 特定非営利活動法人 飛騨高山わらべうたの会 【代表者】 岩塚久案子(くみこ) 【facebook】http://www.facebook.com/hida.warabeuta ご支援はクレジットカード決済が主ですが、代理決済も承っておりますので、ご支援くださる方は下記メールアドレスもしくは電話番号までご連絡ください。 NPO法人飛騨高山わらべうたの会 hida_warabeuta@yahoo.co.jp 080-5037-0333(岩塚携帯)  ▲NHKにも出演させていただきました

最新の活動報告

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  • 8月31日をもちまして、「ひだのわらべうた」歌集発刊プロジェクト、終了いたしました。 市民の皆様、このプロジェクトにご賛同下さった皆様、子ども達の未来、高山市の未来を考えてくださっている方々、たくさんのママ友の皆さんのご支援を賜わりまして、目標額を達成させて頂くことができましたこと、心から厚く感謝御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 現在、9月4日入稿に向けて、最終チェックと仕上げにかかっております。 ≪今後の予定≫ 9月中旬 … 発刊 リターン品準備 *9月25日ころからご支援者様へリターン品をお届けさせて頂きます。 *9月中に市内各支所、すべての小学校、幼稚園、保育園、児童センター、図書館に寄贈させて頂きます。 9月26日(土)…飛騨の里にて出版謝恩パーティー 10月初旬…市内各書店にて販売 *「ひだのわらべうた」は定価500円で販売させて頂く予定にしております。 より多くのお母さん達に手にとって頂けやすいように、ワンコインでお届けできたら…と思っております。 大森貴絵さんが、「発刊によせて」というメッセージを御寄稿下さって、その文章にこのイラストを添えて下さいました。 これまでのたくさんの方々との出会い、温かいお励ましなどがわーっと思い起こされて、感動で胸がいっぱいになって、思わず泣いてしまいました…。 たくさんの方々と心を同じくしてこの歌集を作る事ができましたこと、心より厚く感謝御礼申し上げます。 皆様のお手元に、「ひだのわらべうた」が届く日を、私自身心待ちにしております。 もっと見る

  • 歌集「ひだのわらべうた」発刊プロジェクト、ラスト1週間をきったところで、おかげさまで100%達成できました! 子育て中のお母さん、ママ友、企業の皆さま、PTA関係の皆様、高山の未来、子ども達の未来を考えて下さっている皆様、プロジェクトにご賛同下さった皆様のおかげで、いよいよ発刊に向けて実動開始です!! 皆様、本当に本当にありがとうございました。 小鳥会長さん…「どうせ作るなら、時間をかけていいものを作りなさいよ」 ママ友たち…「これ大事だよ~。頑張って~!」 企業様…「地域の子育てを支える大切な取り組みだと思います。楽しみにしています。」 などなど、たくさんの応援メッセージも頂いていて、皆様の温かいお心に、本当に涙が出てきます。 九州大学 井口名誉教授が「子ども達が豊かに、健全に育っていくには、周りの大人がみんな善人であることが大切」とおっしゃっていましたが、飛騨高山に住まう大人の方々、なんて子ども達に対する温かいまなざし、温かい心を持っているんでしょう!! この大人の方々の存在も全部ひっくるめて、「飛騨高山の子育て環境のすばらしさ」を、歌集と共に全国に発信していきたいと思っています。 100年先まで残る、ステキな歌集を作りますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。 ご支援の方は、プロジェクト終了まで引き続き募らせて頂きます! 皆様、どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • それぞれのわらべうたには、注釈をつけています。 たとえば、この「トッペのうた」には、「とっぺとは」という解説を載せています。 昨日、その注釈のチェックを、高山市民時報社の小鳥会長さんにお願いさせて頂きに伺いました。 小鳥会長さんは、高山市民時報「鶏闘楽」欄を執筆されておられる方で、「高山の生き字引」とも称されている方です。 飛騨印刷 内島会長さんがご紹介下さって、すごい方に内容のご確認をして頂ける事になりました。 小鳥会長さん、快くご了承下さって、「ところで、『鎌倉街道の真ん中で』っていう歌は入っとるかな?」と聞いてこられました。 「え?そんな歌があるんですか?」と伺ったら、「かまくらかいどうの まんなかで~、」と、面白いわらべうたを歌って下さいました。 あぁ、この地方オリジナルのわらべうた、まだまだ取材しきれてません(汗) もっと見る

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