2015/08/06 00:16
「わらべうたの会」設立のきっかけを作って下さった、声楽家の亀井直子先生から、応援メッセージを頂きました。
先生が高山を旅行された時に、子供達に「童謡・唱歌」を歌うコンサートを開催したのが、一番始まりの活動です。
この度は、歌集『ひだのわらべうた』発刊おめでとうございます。
私は福岡在住の声楽家です。専門はドイツ歌曲を勉強していました。
あるとき、ふと 私は日本人なのに、どうして外国の歌ばかり勉強しているのだろう?と思いました。
すばらしい日本語!
四季の移り変わりによる景色の素晴らしさ!
日本の童謡唱歌のすばらしさ!
でも、学校ではだんだん教科書からなくなってゆき、子ども達は習っていません。
このままでは、無くなってしまうのではないか!
これを歌い継ぎたい! と強く思うようになりました。
旅をする時は、「何処でも良い」「何人でも良い」「聴いて頂きたい!」との思いで活動を始めました。
そんな時、岩塚さんが高山に住んでいらして、お子さんが小さい事を思い出しお願いをしてみました。
そしたら、子育てで忙しい中、快く会場を準備してくださり、大変な歌詞カードや可愛い絵作りなどもしてくださって、
笑顔で心温かく迎えてくださいました。
それから、数回夏休みにうかがいました。
そのころから、「わらべ歌の会」が独自に活動を始められました。
岩塚さんの行動力はすごかったです。 想いは同じだった様な気がします。
その後、お子さんをおぶって「ひだのわらべうた」を教えてくださる方の所に取材に行き、それを楽譜におこし、可愛らしい絵と一緒の手書きの歌集を作ったと、送ってくださいました。
一歩一歩確実に前進していらっしゃる皆様に頭がさがる想いでした。
飛騨は次代を担う子ども達を大事に大事に育てていきたいと、100曲以上の歌が作られていたというのを聞いた時、飛騨人の文化への意識の高さを思い知らされた気がしました。
市内のすべての小学校、幼稚園、保育園、児童センターに寄贈されるそうで、これもまた素晴らしいですね。
願わくば、それぞれの先生方が、この歌集を作られた主旨を理解され、きちんと伝えてくださる事を祈るばかりです。
心寂しいニュースばかりの昨今、嬉しいニュースをありがとうございました。
岩塚さんをはじめスタッフの皆様、どうぞ頑張ってください。 私も負けずに頑張ろうと思っています。
福岡の地より心を込めて応援しております。
亀井直子
昔も今も変わらない温かさ、明るさ…
心にしみる応援メッセージ、本当にありがとうございました。
感激いっぱいです。