梅雨前線に伴う大雨、台風第3号による大雨でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますと共に、行方が分からない方の無事をお祈りいたします。また、被災された方に心からお見舞い申し上げます。
九州地方、島根県のみなさんのことを思うと他人事ではいられません。
丹波市は平成26年8月、豪雨災害によって大きな被害を受けました。日常の風景が一変し、自分たちを慈しんでくれた自然が襲ってくる恐怖。まちなかを当然のように流れる濁流に立ちすくんだこと、忘れません。日常がいかに幸せで、大切なのものなのかを知った瞬間でした。
私がこの映画のサポートをすると決めたのも、災害が大きく影響しています。神戸市長田出身の監督は阪神大震災でふるさとを一夜でなくされました。そして、東日本大震災を目の当たりにしたとき、日常のありふれた生活を残さなければならないと思われたそうです。100年後の子ども達に今の兵庫県を、丹波を残したい。これが、監督と丹波ムービーサポートをつなぐ大きな絆です。
支援を受ける立場の私たちに、今何ができるのかはわかりません。そもそも映画製作が分からないことだらけで、目の前のことを解決するのに精一杯で過ごしています。でも、きっと映画を通して、復旧・復興支援はできるはず!ロケの食べ物を被災地から買うとか、ロケを九州でやるとか…。相談せずに勝手に言っておりますので、この辺にしておきます。ありがたく幸せな日常をかみしめて、明日からもこの日常を映画に残すべく頑張ります!
写真は丹波ムービーサポートのH様からお借りした、姫蛍です。源氏ボタルと姫ボタルがともに見れる美しい自然が丹波の誇りです。劇中にも登場予定です。
(丹波ムービーサポートS)