だいだいで北郷町・宮崎を一つに!香育プロジェクト
こんにちは、宮崎南高校出身の赤崎公亮と申します。大学を出て、一般企業に務めた後、宮崎へUターンしてきました。 今は宮崎で地域の特産物を「香り」という面から、PRする活動を始めています。
年初には、宮崎一の特産物である’’日向夏’’と、このプロジェクトの主役である’’だいだい’’のアロマ商品のお店を期間限定で開きました。
短い期間でしたが多くの方々にお越しいただき、日向夏とだいだいの香りの良さを知ってもらうことができました。その後、もっと宮崎の香りを広めていきたいと活動しています。
このプロジェクトでは、北郷小中学校の生徒に総合的な学習の時間を利用して、「北郷町とだいだい」について学び、だいだいの皮を利用した香育授業を開催します。
’’香育’’という言葉は、聞き慣れない方も多くいらっしゃると思います。香育では、自然環境や植物と接する機会が少なくなった現代の人々に、自然の香りを楽しむ機会を通して、それを心身のリフレッシュに役立てる知識を提供します。
香育を通じて、日常のストレスを乗り越える力や豊かな感性を育むことができると言われており、香育をテーマとした地産地消の取り組みは、全国でも非常に珍しく先進的な取り組みです。

今回、このプロジェクトにかかる費用をFAAVO宮崎を利用して募らせて頂きたいと思っています。
子孫繁栄・若返りの縁起物「だいだい」とは?

皆さんは、だいだいという食べ物をご存知ですか!?正月の鏡餅の飾り物として使用される果物です。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2-3年は枝についていることから、「だいだい(代々)」と呼ばれ、子孫繁栄の縁起物です。また、果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙(かいせいとう)」とも呼ばれ、若返りの象徴でもあります。
今、東北は東日本大震災から二年が経過しましたが、まだまだ復興への道のりは長く、課題は山積しています。宮崎でも近年、鳥インフルエンザや口蹄疫、新燃岳噴火など様々な困難に見舞われました。
そんな中、宮崎県日南市北郷町では「だいだいといえば北郷町・宮崎」をというスローガンを掲げ、だいだいの特産化を目指しています。

私は、子孫繁栄・若返りの縁起物であるだいだいは、宮崎や日本の復興・繁栄の象徴と言えるのではないかと思っています!
本プロジェクトを通じ、だいだいが北郷町・宮崎の誇りとなり、結束が強くなると確信しています。
特産化に向けて

日南市北郷町は柑橘類の栽培が盛んな5000人程度の町です。だいだいの皮には苦みがあり、猿が好まないことから野生猿の食害対策として作付けが開始されました。
現在のだいだいの生産量は5t程度ですが、2019年度には60t程度になると見込まれています。そこで果樹農家が「だいだい研究会」を発足し、行政や地元NPOとともに需要拡大を図っています。今回のプロジェクトを通して、だいだいを特産化しようと動いていることを、地元の方々に知っていただくとができます。それによって、農家・行政・NPOだけでなく住民も参画した特産化の流れが生まれることを期待しています。地域の全員が参画してこそ、地域の顔となる真の特産物となると思います。
小中学校への香育を通して、楽しみながら地域を知る

本プロジェクトの目標は2つあります。
1つは、地元に対するだいだいの理解の促進と、特産化の取り組みを知っていただくことです。現在、農家や役場の方々が積極的にPRしているのですが、地元でもまだまだ知らない方が多いと聞きます。
そこで、だいだいを小中学校の授業の中で取り上げることで、生徒・保護者からその知り合いへと「だいだいといえば北郷町」が浸透していくと考えています。だいだいが地域のアイデンティティとなり、地域が今よりもっと一つになることを期待しています。
もう1つは、北郷町・宮崎を香りの先進地域へとするということです。近年のアロマブームにより、生活の中で“香りを楽しむ”という文化が浸透してきました。最近になり、香り成分の薬理作用や精神作用の効果が研究・実証が進んできています。今後急速に研究が進み、より生活に密着していくことが予想されます。そのため、香りに対する教育(香育)がより重要性を増してくるのではないかと考えています。
今回実施する香育授業では、日本で古くから親しまれてきている香(線香)作りの体験と蒸留の実演を行う予定です。この体験を通じて香りの文化に親しんでもらい、香りに対する理解を深めてもらいたいと考えています。
プロジェクト詳細

6月に、日南市立北郷小中学校で、6年生もしく7年生(中学1年生)を対象に、総合的学習の時間を利用して実施します。
なお4月中の担任の先生との打ち合わせの中で、香育授業の内容や対象学年の絞込み、何コマ使用するのか、参観日にするのかなど詳細を検討します。また授業で使用する教材は手作りものを使用し、だいだいは地元の農家の方に、そして「北郷町とだいだい」の授業内容については地元役場の方に協力して頂くことになっております。
また最終的に7-8月を目処に、支援していただいた皆様にお返しをしたいと考えています。
【内訳】
・香育教材セット2500円×70人=175000円
・授業で使用する資料等10000円
・PR関連費用等15000円
・蒸留機械関連費30000円
・生徒/支援者へのプレゼント費用60000円
・雑費10000円
合計30万円
ご用意したお返し(一部)
※詳細は、ページ下部ないしは、右の列をご確認下さい!
・赤崎が手作りしたお香(線香)
感謝の気持ちを込めて、作らせて頂きます!

・手作り香作成セット
生徒に配布するものと一緒です!

・赤崎があなたをイメージ、もしくは好きなお花や果物をヒアリングして、オリジナルのエッセンシャルオイルやフローラルウォーターを抽出(蒸溜)し、お送りいたします!

※上記のようなボトルに入れてお渡しする予定ですが、お花や果物によって抽出量が異なる場合があります。
その際はボトルなどの大きさを調整させて頂きます。ご了承下さい。
地域のアイデンティティを確立して、日本の再生を!

自分の地域の特産品はこれだ!!と言えることは、とても素晴らしいしことですし、誇らしいことではないでしょうか?
そのことによって、地域の中にまとまりが生まれてくると思っています。だいだいという果物は、子孫繁栄・若返りという素晴らしい縁起物です。「だいだいといえば北郷町・宮崎」となることで、北郷町が数々の困難を乗り越えるシンボルになると思います。みなさんどうぞ、ご協力よろしくお願いします。
起案者概要

【団体概要】香育プロジェクト:香りの学習を通して、生活の知恵と豊かな感性を育むプロジェクト
【代表者】赤崎公亮
【facebook】
https://www.facebook.com/kuniaki.akasaki/info