こんにちは。赤崎です。 今回のプロジェクトは、だいだいをお香の原料にするというものですが、なかなかピンとこないと思います。 そこで今回は、だいだいがお香の原料となるまでの工程を少し紹介します!! 今回の主役はこれです!これは、だいだいのエッセンシャルオイルを抽出(蒸留)した時に残ったものです。 まず、エッセンシャルオイルを抽出する過程を紹介します。今回の抽出には、水蒸気蒸留法を使用します。この方法は、(1)果実の皮を細かくし、(2)水と一緒に沸騰させて果実のエッセンシャルオイル毎いったん蒸気にし、(3)その蒸気を集め再び冷やし液体にし、(4)エッセンシャルオイルとフローラルウオーターに分離する方法です。 以下、写真で説明します。 (1)まず皮を切り細かくします。 (2)蒸留機械のお鍋の中に入れ、水と一緒に沸騰させ、再び冷やされてビーカーにたまります。エッセンシャルオイルを抽出します。 (3)そして、皮が水と一緒に煮込まれて残ったものがこちらです。(エッセンシャルオイルが水と一緒に蒸気になり抜けた状態です。) (だいだいの蒸留後の写真を撮り忘れてしまったので、別の果実です) (4)そして、この皮を天日干しにして乾燥させます 最近日差しが出てきたので、ようやく乾燥してきました。 あとは、この状態では目が粗くて使えないので、(5)細かく粉末上にしたら完成です。 次回は、この粉末から香ができるまでの工程を紹介できればと思っています。 以上になります。少しはイメージして頂けたましたでしょうか?また次回以降のレポートをご期待下さい。 では失礼致します。





