ご挨拶
初めまして。栗原紗希です。
東京の大学を昨秋卒業し、島根県の津和野町で暮らし活動している移住女子(静岡県浜松市出身)です。FoundingBaseという地域の課題解決に取り組む団体に所属し、津和野町の町長付きとして観光分野の課題解決を目指しながら、日々奔走しています!

そんな魅力的な人たちが暮らすこの町の、一番の魅力の1つが「遊び」です。ここに住む津和野の人の遊び方には、わくわくが沢山詰まっています。今回みなさまにご協力していただきたいのは、そんな『隠れた津和野の遊び』をご紹介する映像制作のための資金調達です!これから、どんな映像を作成する予定なのかをお話させていただきます。
応援宜しくお願いいたします!
PVの見所
1:『オトナの遊び心が生きる町』
観光客には知られていない、私が魅了された津和野の魅力を知って欲しい!
「山陰の小京都」として知られている津和野町。とても嬉しいと同時に、「津和野には、まだまだ知られていない素敵なイベントや場所が他にもあるのになぁ」と感じていました。

▲観光客が行き交う石畳の、殿町通り。白壁の塀の脇には、鯉の泳ぐお堀が。
私は「津和野町に住んでいる町の人達とその遊び」をより多くの方々に伝える映像を、町の方々と一緒に作りたい、と考えています。津和野町は映画館やボーリング場はありません「なにもない」町のようですが、だからこそ、城下町や豊かな自然に恵まれた町といった「あるもの」に工夫が凝らされた様々な町の人の遊び方があります。伝統的な建築の白壁をスクリーンに見たてた上映会や、清流が流れる津和野だからこそできる酒蔵でのDJイベントなど。そして、雲海を見ながらの朝食。
津和野町に実際に住んでいる私だからこそ言える「オトナの遊び心が生きる」津和野町のナマの魅力です!

▲桜を眺めながら川沿いでBBQ大会、白壁をスクリーンに見たてた上映会
2:『2つの主役』
津和野にやって来て3ヶ月。都会から移り住んで間もない「未だ外のような、内のような」私には、津和野町民として見る津和野町と外の人間としての津和野町が2つ感じられます。観光客の方々のように、まだまだ色々な物事が新鮮です。
映像作品では、「2つの主役を追いかける」形で制作します。
・津和野町で暮らす津和野町民
・津和野町を訪れた観光客
以上の2つの背景を持つ人が津和野町で過ごす一日を追いかけるという形で撮影・編集し、1つの作品にまとめます。内の人間と外の人間という異なる立場で過ごす姿を描く事により、2つの津和野町の姿と楽しみ方を映像という形にし、紹介します。

あまり取り上げられない津和野の日常は、外部の人間の視点から見ると、とても素敵。たくさん並ぶ酒蔵の中の営みは蔵の杜氏の方は「普通のもんじゃよ」と言いますがそんな事はない。都会ではなかなかお目にかかれない、「非日常」です。そんな津和野も取り上げていきます。
3:『楽しい人達がすぐ近くにいる!』
最初の見所で「オトナの遊び心が生きる町」と書きましたが、津和野には、足を運んでちょっと覗きにいくような気持ちで会える人が町の中心部にいるんです。素敵なオトナ達がすぐ近くにいるという事を、2つ目の主役である観光客の目線からお伝えします。
津和野の遊びの達人たちの中には、外からやってきた人達がすぐに会えるような場所で、生活をしてらっしゃる方々もいます。そんな方を私たちが独自で作成した地図『津和野さんぽ路』で紹介させていただいています。
もちろん「すぐに友達になって、一緒に遊びに出かける事ができる」というわけでもありませんが(もちろん仕事もされているので)、そんな素敵な人達がすぐ近くにいて、少しお話をするところから始めるためのツール(津和野さんぽ路)がある事も本当です。
私たちがお伝えする津和野町のナマの魅力が、見る方々にとって「身近に感じてもらえたらいいな」と想っています。
PVあらすじ
※撮影都合により、一部変更になってしまう場合があります。
起:早朝編『皆が寝ている間、遊びの達人は起きている』

町人たちは、早朝から、雲海を眺めながら珈琲を嗜む雲海カフェへと繰り出します。箱庭のように山間にぽっかり空いた盆地の地形の津和野町だからこそできる遊びです。
早朝の気温の寒暖差でもくもくと立ち上がりだす朝靄が、ぽっかり空いた町を包み込んだ頃合いをみて、遊び達人たちは、胸を弾ませ出発します。
「寝る間を惜しまず、さぁ遊ぶぞ!」いつものワーゲンバスで9号線を走り、いつもの雲海カフェスポットへ向かいます!

▲雲海カフェの様子。盆地の津和野はすっぽり靄の海の中に。
承:朝編『さぁ、仕事の始まりだ!』
町の人たちは雲海カフェから帰ってきます。遊びが終わった後でも、今日もいつものように、仕事が始まります「さぁ、仕事しよう!」。豊かな自然と風情ある城下町。津和野の町人たちにとっては当たり前な仕事の風景も、特別です。
旅人が津和野町に到着します。朝の澄んだ空気を吸い込み、津和野町への期待に胸を膨らませます。「津和野でどんなワクワクドキドキが待っているんだろう?」
転:昼編『働く町人と出会う旅人』
町人たちは、今日も仕事をしています。遊びの達人である町人たちは、この町の様々な仕事を、それぞれに営みます。津和野で流れる清流で美味しいお酒をつくる『古橋酒造』の優しい古橋さん。いつのまにか津和野の皆が集まる『鯉の米屋』の吉永さん。お父さんが住職をされている森鴎外のお墓があるお寺『永明寺』でお手伝いをしながら、山梨で美容師もされている門脇さん。
一方、旅人は『津和野さんぽ路』という津和野の地図を手にし、津和野観光を初めます。そこで紹介されている場所を巡る中で、津和野の遊びの達人たちと出会います。津和野名産である源氏巻きを食べたり、観光名所となっている殿町通りを歩いたりしながら、津和野観光を堪能します。

▲箱庭のようなこの町には、楽しい観光と人との出逢いが沢山詰まっています。
結:夜編『作戦会議に出くわした旅人、また会いに来よう』
津和野のオトナ達は仕事を終えた後、お酒を飲みながら楽しそうに喋っています。パソコンの画面を見ながら、今日の雲海カフェの写真をみています。そして「雲海カフェの次は何をしよう」と作戦会議をしているようです。遊び人は夜もサボりません!

『津和野さんぽ路』を手にした旅人は『夜のさんぽ路』に紹介されている居酒屋『やんちゃ林』に足を運びます。そこでは「作戦会議」をしていた町の人達が!「あっ、昼に会ったあの子」と町人が気付けば、人たらしな旅人は距離を近づける。パソコンを見れば素敵な写真がたくさん。「こんな事してるんですね!」と目を輝かす旅人。旅の醍醐味の1つは、出逢いですよね。
津和野の居酒屋やんちゃ林。わいわいがやがやと賑わいながら夜が更けます。
明日自分の町へと帰る旅人は、「また来よう」ではなく「また会いに来よう」なんて想っています。
制作スタッフ
監督・脚本:栗原紗季
助監督 :井上寛太
撮影・演出:大金康平
原案 :福井健
出演 :吉永さん、古橋さん、門脇さんをはじめとする津和野町の皆様
制作スケジュール
2014 12月下旬 FAAVOでの呼びかけ開始
2014 1月初旬 撮影日程調整
2014 1月中旬 撮影
2014 2月 映像編集
2014 3月初旬 完成
最後に
津和野町は、70年代に有名女性誌の旅行特集で「山陰の小京都」として紹介され、当時は若い女性が殺到していたと言います。現在では、主に50代から60代の方々に親しまれていますが、20代から40代世代にはあまり知られない場所となりました。津和野を訪れた観光客は1時間半程度滞在し、県境を挟んだ隣町である萩市に宿泊する「通過型観光」が主流となっています。さらには、観光客は昨年の7月の山口島根豪雨により減少傾向にあります。
しかし、3ヶ月滞在して気づいたことは、津和野には面白いヒトが面白いイベントや遊び方を知っているということでした。観光客が知らない「本当の津和野の楽しみ方」を伝えたい、そう考えるようになりました。自分たちで桜をライトアップして清流のせせらぎを隣にした飲み会、酒蔵を会場にしたDJイベント、そして映像で紹介する雲海カフェ。「なにもない」ような町だからこそ、「あるものを活かした」遊びを楽しむ。そんなオトナの遊び心が生きるこの町に、魅了されました。
そんな津和野町の姿を「まず知っていただく」ことから始めたい。きっとその魅力に納得していただけると想っています。「あまり知られていない」なら、
「まず知ってもらおう!」と本気で考えています。
もっと沢山の人達が津和野町の魅力について話し、訪れる、そんな活気ある姿を目指して、映像撮影を決意しました。
みなさま、ご協力よろしくお願いします。
起案者情報
団体名:FoundingBase
映像制作の代表者:栗原紗季(FoundingBase所属)
https://www.facebook.com/saki.kurihara0716(私のfacebookアドレスです!)
ホームページ:
http://foundingbase.jp/
facebookページ:
https://www.facebook.com/foundingbase
過去の作品例
撮影・演出担当の大金君の過去監督作品です!
映画作品『オレンジ』
映画作品『ライフライン』