2014/10/23 20:16
代表の福井崇郎(たかお)です。
私が糸島で地域の活動に取り組むようになったきっかけをお話します。小学校から高校までは、長崎県の五島列島宇久島(佐世保市)で過ごしました。
高校生までは早く都会に出ることばかりを考えていました。
大学に進学し、主に法学と政治学について学びました。派遣村(2009年)のニュースに衝撃を受け、貧困や格差がないと言われた日本でこんなことが起きているのかと衝撃を受けのがきっかけで、学部時代から修士課程の間、九州や大阪で野宿者の炊き出しや支援活動を行うようになりました。
大阪で、九州出身の家族や家のある野宿者の方に「地元で死にたい、でも、俺は戻れん」という言葉に衝撃を受けました。この出会いをきっかけに、地域からどうにかしたいと思い、地域から社会を変えていくことを決意しました。
2012年から博士課程に進学するにあたって、人の魅力に溢れ、食べ物がおいしい、糸島への移住を決意しました。現在、空き家を改修した住居兼コミュニティスペース「まちの縁側~糸島~」を拠点に、人と人とを繋ぐコミュニティづくりを行っています。
「まちの縁側〜糸家〜」の取り組みについては明日、紹介します。