九州7県をつなぐロングトレイルを広めたい!
はじめまして、九州自然歩道フォーラムの福島優です。

私は、中学一年生のときに探険部という部活に入り、歩き旅を知りました。町から町へ、山から山へと歩いていくことで、その地域を等身大で知ることができ、人の流れを感じることができました。
そして大学では「福岡市を起点に、九州の各県庁所在地へ歩いていく」ことを目標設定し、大学4年間の中で達成することができました。
一番長い旅で、福岡市ー鹿児島県佐多岬までの550キロ、1か月の旅でした。地図で見ると九州を一本の線で縦断しています。
歩くことによって、各地の地域を等身大で見ることができ、自然に触れたり地元の方々と交流したり、特産を食べたり、九州を知ることができました。
こうした歩き旅の面白さをみんなに知ってもらいたい!と鹿児島を歩き終わって思いました。
自分自身の次の目標を考えたときに出会ったのが、九州自然歩道でした。こちらは九州を円で繋いでいる道。
九州自然歩道の理念として「身近に触れられる自然」も掲げられているため、多くの人に歩いてもらい、自然や歴史、文化を感じてもらえる絶好の場所だと感じました。
そして、自分自身「九州を一本の線でつないだ次は円でつなごう!」と思い、九州自然歩道の歩き旅をはじめました。
九州自然歩道フォーラムの設立
九州自然歩道は、九州7県をつなぐロングトレイルです。各県が管理者として整備し、1980年に全線開通しました。しかし、整備から35年が経ち、歩道の老朽化や自然災害による損壊、認知度の低下が問題になっています。

九州自然歩道全図
九州をグルッと一周している九州自然歩道を盛り上げるため、2012年に九州自然歩道フォーラムが結成されました。
私たち「九州自然歩道フォーラム」は、九州の豊かな自然、歴史、文化、人をつなぐ、ナショナル・ロングトレイルの実現を目指して、設立する個人及び団体のネットワークです。
歩くことで地域の自然と人とふれあい、その土地を愛すること。そこに暮らす人々も故郷の魅力を再認識すること。共に自然への思いを深め、人と人とが支えあう「絆」のトレイル。そんなトレイルを目指して、地域・ボランティア・関係団体・行政の密接な連携により、基本指針に沿って九州自然歩道の再生に取り組みます。
トレッカーの冒険心をそそり、夢を与えるナショナル・ロングトレイルを九州から始めます。
九州自然歩道の調査を行い、報告書を作成します!
九州自然歩道は7県をグルっと通っており、歩道があるのは街の中から海沿いや山中など様々。フォーラムでは、整備や危険箇所を調査する行政だけではできない、九州自然歩道の魅力やおすすめスポットなどを調べ、身近な自然に触れられる場所としての九州自然歩道を広めていきたいと考えています。
今回の調査ルートは、大分県。実際に歩道を歩き、感じる大分の風土の魅力や名スポット、美味しいお店や立ち寄りスポットなどを調査。みんなが身近な自然に触れられる歩道として、フェイスブックや新聞を活用して発信していきます。調査結果はレポートにまとめて皆様に報告いたします。
現在、福岡県ルートの現地調査を終え、レポートの報告および「あるこ!〜九州自然歩道の旅〜」で連載を行っています。次は大分県、皆様のお力で、皆様と共に歩くことができれば幸いです。
1km1000円寄付を!大分を歩いてほしい!
大分県のルートは青の洞門から祖母山までの163km。
今回のプロジェクトでは、¥163,000ーのご寄付を募っています(手数料等除く)。
道中には、様々な温泉街・くじゅうをはじめとした山々があります。
しかし、いざ歩いてみると藪で道が分からなくなっていたり、台風といった自然災害で損壊してしまったルートもあります。

大分県ルート(中央赤線)
「歩きたいけど、道がわからない・・・」「本当に通れるのか情報がない・・・」と言った声も聞くことが多く、ネット上ではわからないことが多くあります。
そのルートを実際に歩いて、道が喰えていたり階段がボロボロになっているところ等の危険な個所や看板設置や解説版の改善ポイントを調査。
さらに自然や歴史などの魅力的なポイントや各地の美味しい食べ物等も調査し、レポートにまとめて皆様に報告いたします。
調査ルートは、山中や森林の中といった歩いていかないといけないようなところがあり、場合によっては宿泊所もないところもあるため、野宿をしながらの調査となります。
その調査結果をもとに、管理者である大分県に改善提案を行ったり歩きたい人への情報提供を通して、多くの人が安心安全に楽しめる歩道にしていきます。
調査レポートのイメージ
レポートについて
「レポートは、大分県の全ルートをまとめています。
そこの道が通れるのか、美味しいお店はどこにあるのか、
地図をもとにわかりやすく紹介しています。
福岡県版はこちら
http://www.greencity-f.org/article/15067241.html

さらに現在西日本新聞に連載中の「あるこ!~九州自然歩道の旅~」にて、今回のプロジェクトで歩いた体験記を書いていきます。
調査ルートは、山中や森林の中といった歩いていかないといけないようなところがあり、場合によっては宿泊所もないところもあるため、野宿をしながらの調査となります。
現在、福岡県ルートの現地調査を終え、レポートの報告および「あるこ!~九州自然歩道の旅~」での連載を行っています。

整備から時が経ち、崩れてしまった箇所を把握する。

通れなくはないが、道に迷いやすかったり、安全に歩けないところも調査していく。
報告会について
「昨年開催しました報告会では、33名の方に集まっていただき、福岡県内の体験を写真とともに報告し、そして歩き旅で使った道具やウェアも実際に触れてもらいながら紹介しました。
今回の報告会も天神・博多周辺で、大分県の実際のルートの現状や使用した道具たちを歩き旅のウラ話とともに紹介します。
これを聞いたらあなたも歩き旅に出たくなるかも!?
歩いて地域を知る!歩いて旅をする観光!
現在の観光は、車や電車、飛行機を使った旅行が多いです。この場合居住地から観光地までの点と点でしかありません。
歩いて旅をすることによって、その地域までのその名所までの道を中心とした歴史や文化を見ることができ、自然を感じることができます。
歩いて旅をする着地型観光が普及することによって、地域における経済効果が高まると同時に、観光地と大々的に銘打っていない隠れた名所なども見ることができます。
九州自然歩道を歩く人が増えることによって、各地へ目を向けて地域ごとに特徴のある九州を堪能してもらい、地域への貢献につなげていきたいと思います。"
大分県ルートには多くの魅力がつまっています。しかしそれが活かされていないのがもったいない状態です。
実際に歩いて、見て聞いて触れて感じることによって、皆さんにも紹介できると思っています。
調査と普及啓発のため、皆様のお力をお借りできればと思います。
どうぞよろしくお願いします!
スケジュール
◆大分県ルート現地調査
・5月〜7月の間で、14日ほど調査
・コース(青の洞門〜豊後森〜長者原〜長湯〜竹田〜祖母山〜五ヶ所高原)
◆報告書作成:7月〜
◆報告書の配布:9月〜
◆報告会:9月頃予定
起案者からのお願い
大分県ルートには多くの魅力がつまっています。しかしそれが活かされていないのがもったいない状態です。
実際に歩いて、見て聞いて触れて感じることによって、皆さんにも紹介できると思っています。
今回は、初めてクラウドファンディングを利用して調査費を募っています。それは、この調査を多くの人と共有し、九州中のひいては日本中のハイカーや登山家に知ってもらい大分に歩きに来てもらうためです。
調査と普及啓発のため、皆様のお力をお借りできればと思います。
どうぞよろしくお願いします!
【団体名】九州自然歩道フォーラム
【起案者】福島優
【HP】
http://www.kltf.info/
【facebook】
https://www.facebook.com/fukushimayu
【Twitter】
【Blog】
【その他】