2017/09/13 23:59

クラウドファンディングでご支援いただいた皆様へご報告いたします。

 

 

10月7日から10日まで

京都の浮島ガーデンにて行われる

『琉球の美しいもの展』に

布遊SOUも

少しだけ

出品させていただけることになりました。

 

浮島ガーデンはオーガニックのヴィーガンレストラン。

お肉に見立てた穀物のメニューなど、食べて美味しいのはもちろんですが、そのアイディアも楽しみながら食べられます。

 

お近くの方は、是非 足をお運びください(*^-^*)

 

 

『琉球の美しいもの展』ご案内

https://drive.google.com/file/d/0B31B3OO2p8Z-dERaREJ3cFdRY00/view

 

布遊SOU Facebook

https://www.facebook.com/fuyuusou/?hc_ref=ARTmWJ0qQrlppvGOsdsa0rfxRazzoAA3B_UjNkADhmyfP7JgIb400OkWADYT3A0FQCM

 

浮島ガーデン京都

http://ukishima-garden.com/kyoto/

 

……………………………………………

10月7日(土)~9日(月)11時~19時

浮島ガーデン 中京区(浮島ガーデンHPをご覧いただけるよう、最後のほうに張り付けております)

 

10月7日(土)17時~18時は、

南風原の若手職人によるユニット《NUNUSAAA》のトークイベントもあります。

 

・金細工 またよし

・紅型 金城昌太郎

・染織 松竹喜生子

・染織 当銘光子

・芭蕉布 平山ふさえ

・漆器 木漆工とけし

  (順不同、敬称略させていただきました)

他にも

沖縄本島からやちむん

石垣島からアダンのカバン

小浜島からアダンの草履

与那国島からクバの民具

 

琉球の美しいものが揃います。

 

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その節は、ご支援いただきありがとうございました。

 

実家を離れ、沖縄で生活し、まず住み続けることを最優先にしております故、

・・・言い訳にしかなりませんが・・・

それでも、非常にゆっくりではありますが、前進していると思っております。

 

せっかくご支援いただいた皆様には申し訳ないのですが、

あの時、達成しなくて良かった、と思うことがあります。

何もかもが、自分に足りなかったと。

 

ただモノをつくって販売する、というスタイルはどうもしっくりこず、

だからと言って、何を目標にするのか、どうしたいのか、揺らいでいて、揺らされていて。

 

その揺らぎが、良い意味で、小さくなりました。

頑固になります(笑)

 

 

 

ここからは独り言です。

 

『ブランド』について考えてみました。

 

 

先日、友人と10歳になる友人の娘と一緒にいて、

「『ブランド』ってな~に?」と聞かれて、返事に戸惑う大人2人。

 

昔、東京にいた時。 とあるアパレルのひとつの「ブランド」を任されていました。

といっても、営業含め60名前後のマンションメーカー。

ひとつの「ブランド」は2~3名。

先輩が辞めたことで、突如まわってきたポジション。

同い年の後輩と二人で、ツートップのような形で必死な毎日。

生地屋さんまわりと生地屋さんの展示会、リサーチ、年5回の展示会、展示会が終われば工場さんへの仕事出し。

当時は休日出勤当たり前、展示会前は終電終わってタクシーで帰ることもよくあって。

休みの日に出かけても、いつの間にかリサーチしてて、友達に買い物に誘われなくなって(笑)

 

当時の『ブランド』といえば、

「グッチ」「プラダ」「アルマーニ」「マックスマーラ」「MOGA」「COMME des GARÇONS」「ヨーガンレール」「Y‘s」「イッセイミヤケ」etc.

よくリサーチさせていただきました(喜)

20代の、とてもじゃないけど、そのブランドの商品は着こなせない、もちろん買えない。

なのに、リサーチと明らかにわかっているのに、「イイモノを着てみなさい」とばかりに試着させてくださったショップの方々。

その時に羽織ったアルマーニのジャケット、身体に沿ってくる感じが忘れられません。

 

その名だたる『ブランド』と、自分のやっていた「ブランド」、何かが大きく違うのに、どちらも『ブランド』

モヤモヤモヤモヤ・・・ なんだ? これは・・・・・

 

 

20年間ウヤムヤにしていた『ブランド』に直面した、友人の娘の一言。

 

 

『ブランド』とは高級品。というわかりやすかった時代から、ユニクロが『ブランド』と言われるようになって、安くても信頼があれば『ブランド』っていう雰囲気になって、見渡せばお米も、牛肉も、野菜も、何でもかんでも「ブランド」

だけど、なんだか「ブランド」じゃなさそうなのに、「ブランドじゃないよ」と言い切れない。

 

『ブランド』とは信頼?

と思ったけど、いつの間にか、もちろん信頼の積み重ねで『ブランド』になったものもあれば、

「ブランドをつくろう!」なんて掛け声も聞こえてくる。

「ブランドをつくる!」私もそう言いました。わかりやすいだろう、伝わりやすいだろうと思ったから。

まだどこかに残ってるかもしれません。クラウドファンディングは過去なので、そのままにしておきますが、他のSMSに載っていたら、見つけ次第 修正をかけます。

 

最近、ふと

ブランドというのは精神性なのかな。と思うようになっています。宗教か?と疑われそうですが、そうではありません。

何と言いましょうか、

『イキザマ』ってことでしょうか。

 

私の任されていた「ブランド」、そこにはそのブランドの精神性を私が理解していなかったからモヤモヤしてたんだ・・・

クラウドファンディングの時も、そこがまだ揺らいでたんだ・・・

というか、揺らがずスタートしたはずが、中盤ころから揺らぎ始めてました。

 

 

じゃぁ、布遊SOUの精神性は?

 

 

『 循 環 』

 

 

素材も、つくられた形も、壊れた時も、

つくられる食べ物も、使う物も、

つくる人も、仕入れる人も、仲介に入る人も、売る人も、買う人も使う人も、

近所で飼われているペットも、見たことのない深海魚も、

自分の知らないモノも知らない人も、知ってる動物も知らない昆虫も、

すべてが地球のサイクルで循環してほしい。

 

と言っても、今の時代、古いパソコンやスマホ、便利な家電、壊した建物、古い車、

循環できないけど、生活に欠かせないものがたくさんあるし、手離せない。

 

出来ることだけでも、意識するだけでも、

とにかく続けること。

 

 

『地球の中で (できるだけ) 循環する モノづくり』

それを意識したモノづくりと活動をしていきたいと、思っています。

できることから、できるだけ。

 

そして、自分からではなく、いつの間にか『ブランド』と言ってもらえるようになってたら良いな、と思います。

 

 

つたない文章、最後まで読んでいただきありがとうございます。

半歩ずつでも前へ!

 

これからも見守ってください。

 

 

 

布遊SOU

橋本尚子