2016/01/01 12:34

はいたい、橋本です。
今回、布遊SOUのために布を織ってくださった『花藍舎』の宮良さんより応援メッセージをいただきました。
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先日、ガールズスクエアの布遊SOUのブースを拝見しました。

そこには、布好きな橋本さんらしく、色んな産地の素晴らしい手織りの布が飾られ、中でも一番に目に飛び込んできたのが、古い着物をほどいて作ったという布服でした。使われている布は、古い着物をほどいて染め直した麻地の布だったり、着物の裏地として使われていた布だったりしたそうですが、古布が見事に、素敵な布服として、新しい命を吹き込まれているのを目の当たりにし、心を打たれました。

私は花藍舎という織物工房を営んでおります。手織の布を作るということは、幾多の工程を重ね、それは気の遠くなる作業です。ですから織りあがった布は我が子のような物。そんな布で、橋本さんに布服を作ってもらいたい!どんな命を吹き込んでくれるかしら!?と、私は強く思いました。

手織の布を織っていらっしゃる皆様、布が大好きな皆様、クラウドファンディングでの資金作りにお力を貸してください。

橋本さんの感性は、きっと手織の布に新たな命を吹き込んでくれると、私は信じています。

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先日のレポートにも書いていますが、
織り布納品の際に「楽しいお仕事をありがとうございました」と言っていただきました。「こちらこそ」です。


布を織るときには、経(たて)糸が決まると途中で変えることが出来ません。なので、織る前に織る長さを決めます。効率的良く織るには長く(といっても限度はあります)織った方が良いのですが、チャレンジの私には一反は長すぎます。そこを配慮して織っていただきました。また『緯(よこ)糸で変化をつける』というお願いも すんなりと受け入れていただきました。

宮良さんとの出逢いは昨年の3月13日、友人とその仲間で工房に伺ったとき。まだ頭の中にしか布服の構想がありませんでした。
試作を数回繰り返し、試作品を持って工房に伺い 織りのお願いをしたのが8月31日。2ヶ月先の仕事まで埋まっていました。
宮良さんとの出逢いによって、急にスピードアップした昨年。
FAAVO達成した暁には、今回とは異なる経糸で、15m以上の織りをお願いします。

自然の中からいただいた染料で染められ、宮良さんの感性で織り上げられた布はこちら。