2015/12/25 23:04

はいたい、橋本です。
目標金額70万円。ご支援ありがとうございます! 応援、いいね!、シェア、ありがとうございます! 

さて、手織り布及び副資材購入費15着分 30万円

手織り布購入費で是非とも手に入れたいのは、芭蕉布! もちろん足りません。 足らない分は何とかします!
で、芭蕉布で布服をつくって、レンタルするので、涼しさと軽さを体感して欲しい!

芭蕉布。今でこそ、貴重な故に高価。しかし、この布こそが琉球王朝時代から戦前まで日常着として着られていたのです。
1546年には芭蕉布らしき布が織られていた記録が残っているそうなので、それ以前から織られていた可能性も。
琉球王朝時代、もちろん質の良い細い繊維で織られた布は庶民が使用することは許されません。中国への進貢品として献上されたり、王府役人の朝衣として採用されたそうです。

庶民は王府のものより太い繊維で織られた芭蕉布を、日常着として作業着として着用、暑い沖縄で快適に過ごすには最適の素材。(だと思います …まだ着て過ごしたことが無いので言い切ることが出来ない(^-^; )

だからつくりたい! 着たい! 着てほしい!

芭蕉布のバッグを持っているんです。何度も言いますが、芭蕉布はとても高価で、買うには相当の勇気が必要でした。でも、どうしても「永く使って」みたくて、名刺入れより文庫本カバーよりバッグを選び「ヶ月分の食費(´-`).。oO」と思いながら、getしました!

 


使い始めて4年くらいたちました。毎日使うわけではないけど、色が黄色く変色してきています。骨董品屋さんの芭蕉の着物を見ても、カラシ色っぽくなったものがあります。染めたのではなく、自然の変色です。
聞くところによると、手を加えることによって 元通りとは行かなくとも白く出来るようなのですが、

「これが芭蕉布の特徴なら、芭蕉布だけが持つ特徴なら尚更、このまま変色を楽しみながら使いたい!」
布フェチの私はそう思うのです。

布を人に例えると、どんどん年を取っていくわけで、赤ちゃんのままではいられないわけです。でも、ステキに年を重ねている人って居ますよね? エステで手入れをするも良し、エステに行かずとも自宅で出来ることをするも良し、でも、変わり続けるのです。変わっていくことが愛おしい。一緒に年を取っているんだなぁ~ そう思いませんか?

FAAVOの文章に琉装で登場しているのは琉球舞踊をやっている友人。着ている着物はどちらも彼女のもので、芭蕉布はこの撮影で初めて着たんだとか…
でね! この芭蕉布を羽織らせてもらったのです
ゴワゴワとしているかと思いきや! 意外に動きに馴染んできます! そして軽いです! 服の上から羽織ったのに、暑くないです! 逆に芭蕉布の間を通った空気を感じるよう!
まさかおろしたての芭蕉布を羽織らせてもらえるなんて思ってなかったので、ド緊張と超ハイテンションで写真撮ってません(^-^;

とにもかくにも、夢は広がるのです。

そんな私の応援を、どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m