2015/12/24 16:34

引き続き、島根にゆかりのある、島根フェアにご協力していただける店舗さまのご紹介をしていきます!

本日は、第四弾。神楽坂にお店を構える、「離島キッチン」さん!
キッチン&広報担当の幸秀和さんにお話を伺いました。
離島キッチンHP 
→ http://ritokitchen.com/

幸秀和さん
写真の専門学校を卒業後、カメラマンをやる傍ら、レストラン経営を半年間行い、独学で料理を学ぶ。その中で1ヶ月約30ものイベントを企画・運営し、現在では離島キッチンのイベント企画担当である。
離島キッチンではそのほかにキッチン、ホール、広報を担当しており、様々な分野で活躍されている。


店内の様子。開放的な空間で、海士や離島の物販も行っている(離島キッチンFacebookページより)

離島キッチンについて

島根県海士町観光協会が運営。
島根県海士町を中心としつつ、日本各地の「島」の食材や料理を紹介。島の食を通じて、その背景にある「文化」「歴史」「物語」も一緒に楽しめるお店である。
海士町ならではの「サザエのつぼ焼き」や五島列島の「鯛茶漬け」など、メニューの種類は豊富。メインとする島は毎月変わり、それに合わせてメニューも新しくなる。12月の「今月の島」は、長崎県五島列島でキビナゴや鯨の料理を提供している。また各島の食材や食器など物販も行っている。

島に興味を持つための玄関口

淡路島でとれた食材を使用した海鮮丼

-離島キッチンさんでは、全国の離島の食材を使用したお料理が出てくるんですよね。離島キッチンさんにいらっしゃるお客様に何をお伝えしたいと思っていますか?

幸さん:全国の離島の楽しみであったりとか、発見ですね。こういう食材があるんだ、とかこういう食べ方があるんだ、ということとか。島に興味を持つための玄関口。そのきっかけになればなと思っています。そしてそれが島の生産者の応援につながるようになればいいなと思って、あちこち食材を取り寄せて提供しています。

その土地で食べられている「当たり前のもの」を現地へ行き、見つける。

—食材を取り寄せるときに、気をつけていることは?

幸さん:その土地だけで作られているものだとか、無添加なものを選ぶようにしています、もう一つは、島で作られているものだけれど島の人は食べていないものは提供せずに、島の人が当たり前すぎて「こんなん紹介して大丈夫?」と言われるくらいの、でもよそものからしたら目新しさのある郷土料理を選んでいます。

そのために、実際現地に行き、地元の方にお話を伺います。そしてレシピを教えてもらっています。


2Fの様子。(離島キッチンFacebookページより)

神社にイカが押し寄せる!?

—全国の離島に飛び回る幸さんのおいしい島根を教えてください。

幸さん:隠岐の島でいうと海産物なんですけれど、「寒シマメイカの漬け」とかイカの卵巣が入った「子イカの酢味噌和え」がおすすめです。隠岐の島は、昔イカの大群が由比女神社に毎年押し寄せたという「イカ寄せ伝説」があるぐらい、イカに馴染みがある場所です。 

FAAVOのリターン品にもなっている寒シマメイカ漬け丼。卵とからませてご飯にのせて食べると絶品です!

—現地へ出向き、歴史に触れて食材を選ぶというのは素敵ですね。それでは最後に、最後にレポートをご覧の皆様に一言よろしくお願いします。

幸さん:離島の魅力と出会ってもらえたり、発見してもらえたら嬉しいです。

 
ありがとうございました!離島キッチンさんには2月6日のオープニングイベントで使用させていただく予定です。

みなさまお楽しみに〜!