東京に島根の「おいしい」を届ける。食と人の魅力で島根ファンを増やします!

魅力あふれる島根だが、残念ながら東京での認知度は低い。島根の熱い生産者を東京に呼んだトークイベントの開催や、島根の食材を使ったスペシャルメニューの提供などを通して島根ファンを増やし、さらに島根とつながり続け、応援できる仕組みを作る。

現在の支援総額

457,000

152%

目標金額は300,000円

支援者数

82

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/12/01に募集を開始し、 82人の支援により 457,000円の資金を集め、 2016/01/16に募集を終了しました

東京に島根の「おいしい」を届ける。食と人の魅力で島根ファンを増やします!

現在の支援総額

457,000

152%達成

終了

目標金額300,000

支援者数82

このプロジェクトは、2015/12/01に募集を開始し、 82人の支援により 457,000円の資金を集め、 2016/01/16に募集を終了しました

魅力あふれる島根だが、残念ながら東京での認知度は低い。島根の熱い生産者を東京に呼んだトークイベントの開催や、島根の食材を使ったスペシャルメニューの提供などを通して島根ファンを増やし、さらに島根とつながり続け、応援できる仕組みを作る。

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みなさま、あけましておめでとうございます!

クラウドファンディングの挑戦も残り11日となりました。
多くの方に支えられて、ここまで来ることができました。本当にありがとうございます。

2016年、引き続きよろしくお願いいたします! 

今日は、皆様お待ちかねの!
イベントにお野菜を提供していただける農家さんをご紹介させていただきます。
津和野で農家をしている三宅智子さんです。
津和野 農家三宅家の暮らしFacebookページ

三宅智子さん
中学生で実家の農業を継ぐことを決心。
大学では農業を専攻し、その後鳥取の家族経営をしている農家さんで1年間研修を行う。
現在は津和野で実家の農業をつぎ、積極的に農家の暮らしを発信している。

津和野はどんなところ?


 稲荷神社から眺めた風景。赤瓦の家が多く、島根県西部ならではの風景。

津和野町は島根県の西の端に位置する。
山間の小さな盆地に広がる町並みは、「山陰の小京都」として知られ、殿町の堀割に鯉が泳いでいる町並みなど城下町の面影を残しており、多くの観光客が訪れる。そのほかにも津和野駅は、SLやまぐち号の終着駅でもある。 

ー それではインタビューよろしくお願いします!まず最初に、三宅さんから見た津和野はどんなところですか?

三宅さん:島根県の一番西部に位置して、人口8千人ぐらいの小さな町です。
昔から、森鴎外などの偉人がたくさん生まれた地で、宗教もたくさんあるので、お殿様時代に神様ごととしてやっていたことが今では観光イベントとして行っており、お祭りやイベントが多い地域です。人口は少ないですし、もとから大きい町でもないから、町を歩けばみんなに声かけられます。都会の人からしたら信じられないと思いますが、それは私が有名人とかじゃなくて、すれ違う人みんなが家族っていう感覚です。

見守られているというと、いい言い方で、そういう近所づきあいというか人のつながりがよくも悪くも濃いところですが、私はそんな津和野が好きです。

農業はダサいのか?かっこいい農業を発信し、見方を変えたい。

ー なぜ農業を継ごうと?

三宅さん:農業には中学生の頃から興味がありました。でも一番のきっかけは、農業っていいなって中学生のときに作文にしたら
「おまえ将来農業するの?それってダサくない?」って同級生を言われて、そんなことないのになっていう思いと、私は負けず嫌いだからそれが結構大きな原点になっています。

でも最近では私が若いし女性なので、珍しさという意味で注目されます。目立ちたがりなわけじゃないのですが、自分が農業することが、そして自分で積極的に発信することで、私の周りの人の考えがだんだん変わってきて、農業に興味を持ってくれる人が増えました。だから、自分でどんどん発信していきたいなっていう思いがあります。

道の駅の野菜売り場の陳列を直す。これも三宅さんのお仕事だとか。

農地を守るという使命感


三宅さん:あとは、自分の地元だから農地を守っていかなければならないという使命感もあります。農業したいのであれば津和野でしなくてもどこでもできます。なんなら他のところのほうが多分、儲かる農業が出来るから私はそっちをお勧めしています。


野菜売り場にはたくさんのかわいいポップがありました。どれも三宅さんの手作り。

三宅さん:農業地帯の農業は儲かる農業を目指しているかもしれないけれど、田舎の農業は農地を守らなければならいという意味があります。例えばこの田んぼを荒らすと猪が降りてくるとか、毎年田んぼを作って水路を掃除しないと、町中が水浸しになってしまいます。そういう機能を農業が果たしているから、ちゃんと手をかけなければならないという使命感をもって取り組んでいます。

津和野で2軒しかないメロン農家

ー 三宅さんはどのようなお野菜を作っているんですか?

三宅さん:私の家では、メロンと葡萄をメインで出荷しています。メロンはアムスメロンとアールスメロンの2種類を育ていています。アムスメロンは味はさることながら、香りや色もいいのですが、栽培が難しいため、津和野でアムスメロンを育てる農家はだんだん減っていて、今では私の家を含め、2軒の農家しか作っていません。なので、アムスメロンは特に守っていきたいと思っています。
メロンの栽培時期以外は年間を通して、約80種類のお野菜や果物を栽培しています。今の季節ですと、春菊や小松菜、大根やセロリなどを育てています。

ハウスの様子。この時期ならではのお野菜が栽培されています。

家族の食卓にのぼる食べ物を


ー 農業でこだわっていることは?

三宅さん:作る野菜は全部食卓にのぼるのものだから、まず家族が食べるものって考えて作ると、やっぱり変な農薬はかけたくないし、自分で食べるものだからおいしいものを作りたい。そういうことを思っているといいものが作れると思っているから、それは大事にしています。

春菊。無農薬なのでそのままいただきました。美味でした。

ー 最後にレポートを見ている方に一言お願いします!

三宅さん:頑張っている農家さんはすごく多くて、農業への関心はすごく強くなっています。島根に移住して農業を始める人に対してよく決断してくれたなあという感謝の思いがあります。
そういう人たちが頑張っているところを知って欲しいと思っています。
あとは、津和野を筆頭に島根は工場が少ないので(津和野には一つも工場がありません)、自身を持って安心安全だと言えます。
だから、その味を知って欲しいし、知ってもらった上で自分で口に入れて食べるものは、しっかり自分で選んで食べて欲しいと思っています。

ー 三宅さん、ありがとうございました!

三宅さんには2月6日の離島キッチンでのオープニングイベントに来ていただく予定です。このレポートでは伝わりきれなかった、津和野をはじめとした島根の魅力をお伝えできればと思っています!みなさんぜひお越しください~!

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