2016/06/10 22:59

先月、熊本へ災害支援に行く機会を与えていただきました。

私は、昨年、青年会議所(JC)にて防災委員会の委員長というお役目をいただいていました。

そのおかげで、防災について学ぶことができ、防災時のネットワークの構築に1年間携わらせていただく機会を持つことができ、・・・その繋がりで、今回、熊本へ支援(社会福祉協議会の運営するボランティアセンターで、“受け入れ側”の支援)に入ったのです。


でも、実は、会社の方にも、災害支援の要請は早い段階から、県より周知依頼がありました。

介護者が足りなかったんです。

当社は、まだまだ小さな事業所なので、私自身も現場で毎日走り回る日々が続いており、県の要請依頼に応えたくとも、当社を現在利用されている利用者様を回るのが精一杯・・・。

さらに、利用したくて、枠の空きを待っている方々も沢山いらっしゃいます。

もし、震災などが発生すると、当社をご利用されている方については、私たちが安否確認をして回ります。それは、契約時からもお話していますが、では、それ以外のご近所の高齢者の方々はどうなるんだろう・・・?

日ごろお会いしていなければ、どこにいらっしゃるかも分かりません。
でも、高齢者カフェがあれば、把握が可能かも・・・!?

ようするに熊本では、災害時に介護者も被災しており、普段から介護者が足らないのに、さらに被災により介護者が不足。とてつもなく介護の手が無く、困る事態になったそうです。

移送が必要な方の搬送にも、とても時間がかかったと聞きました。

その間、誰が隣で付き添っていたのか聞いたところ、「ボランティアの方に見守っていただいていました。」と。

そのお話を聞いた時に、やはり必要な知識を身につけた介護助手制度は、必要だと感じました。

地域に必要な知識をもった人が増えれば、より多くの人で見守ることができます。

実際に、他県が老健施設で介護助手制度の事業をされていますので、次回クローズアップしたいと思います。