NPO法人シネマファクトリー(岡山市北区花尻ききょう町)は、岡山の県民性をテーマにした自主映画「ふうがわりい 後編」を製作する。前編(2014年11月初公開、約80分)に出演したエキストラとともに製作委員会を立ち上げ、資金協力を呼び掛けている。映画は来年2月に上映の予定。
脚本は製作中で「ふうがわりい(格好が悪い、世間体が悪い)」という岡山弁の歴史的背景に迫る作品に仕上げるという。
前編に引き続き監督を務める福田良夫さん(43)=岡山市北区花尻ききょう町=は、「ふうがわりいと、人目を気にして自発的に動かない岡山の県民性はなぜ生まれたのか、今後県民は岡山とどう向き合い、郷土愛を深めていくべきかを問いたい」と話す。予定では今年7月にエキストラを選考、10月に撮影を始める。
製作委員会では、映画の制作費や宣伝費に充てる資金を募っている。5千円以上支援すると、希望者は映画のエンドロールに名前が掲載され、1万円以上は掲載に加えて同ファクトリーからお礼動画がプレゼントされる。持参、銀行振込、資金調達支援サイト「FAAVO岡山」などで受け付けている。
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