
海外からくる学生は興味の視点がそれぞれ違いますが、やはり歴史もその大きなテーマのひとつです。
われわれ荒尾、大牟田では幸運にも昨年のWCIの活動の直後の夏、「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産登録されました。
その前からこの活動の中で大牟田・荒尾の歴史を知ってもらおうと訪問先も工夫してきました。
当初教育にテーマをおいていた大牟田では様々な小中・高校を訪問してきましたが、その中でも三池工業高校は歴史を感じることのできる校舎が今なお残っていて他では味わえない体験がわれわれ実行委員もできました。
私も実は大牟田に住んでいながらキャンパスの中に入ったのはこの時が初めてでした。
また今回の世界遺産登録は大牟田・荒尾に住む子供たちにとっても大きなニュースではありましたが、やはりこうやって実際に足を運び観て聞くことが無い限りただのニュースでしかなく、子供たちやその先にも伝え続けていくことが困難かと思われます。
このワールドキャンパスの活動はそんな地域が持つ歴史(資産)に触れることでわれわれにも多くの新発見があり、またそこから故郷やいなかを思う新たな気持ちを起こしてくれる同時に未来の活動にもつながっていくと信じています。






