ついに、最後の活動の日です。 午前中、和食講座で、数名のホストファミリーの方にお手伝いして頂き、一緒に和食を作り、畳の部屋で正座して(正座のできない子もいます)テーブルマナーを学びながら、自分たちで作った食事をいただきました。簡単な、食事をする時のマナー・お箸の上げ下げやお椀の持ち方等、教えていただきました。みんな日本食が大好きなので、自分たちで作ると聞いて喜んでいましたので、きっと母国に帰っても材料を探して挑戦するのではないでしょうか。 そのあと、一時間ほど、茶道の体験をしました。お茶をたてて、お抹茶と一緒に和菓子を頂く。少し趣あるティータイムが経験できたと思います。お抹茶は苦かったでしょうか? 夕方から、お世話になったホストファミリーや地域の方々をご招待して、ありがとうイベントを行いました。 トリビアクイズや、スマホを使ったゲーム、自分たちの国や、言葉に関する質問を使って、なかなか経験できない面白い取り組みだったと思います。いろんな国の言語を聞く機会なんて、そうそうありませんから、貴重な体験です。 それから、素晴らしい歌声も聞くことが出来ました。ホールの中全体がうっとりと聞き惚れました。 楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます。このありがとうイベントが終わると、メンバー達はホストファミリーと最後の夜を過ごすために一緒に帰っていきました。
小学生とのカルタ交流会。たくさんの子供たちが外国からやってきた若者たちと、カルタを楽しむために参加してくれました。 まずは、かるた館・館長の梶原さんより、簡単なカルタの歴史についてお話を聞きました。 それから、カルタのワークショップです。7つのグループに分かれて、あらかじめ準備していた動物カルタの読み札に合わせた絵を描いていきます。日本語のわからないワールドキャンパスのメンバーには、小学生の子供たちが英語とジェスチャーで意味を一生懸命に伝えていました。絵を描くのに没頭する子、日本語が分からなくて、退屈そうな子、ホストシスターと楽しそうに絵を描いている子、いろんな光景が見えました。テーブルによっても、盛り上がるグループ、誰も会話をしないグループと様々です。 カードが描けたら、テーブルで練習のカルタ大会。少しカルタの遊び方が分かったところで、それぞれ持ってきたお弁当をいただきました。 休憩時間をはさんだら、今度は全員でカルタ争奪戦です。あまりにもたくさんの人数でしたので、なかなか参加できない子もいましたが、そこは司会をしていただいた幸森さんに工夫していただいて、子供たちだけ、とかワールドキャンパスのメンバーだけ、とかグループで、とか小さなグループに分けて、楽しくカルタで交流することが出来ました。 この日は午後から、数組のホストファミリーも参加して、刀鍛冶見学へと出かけました。その様子はFACEBOOKにアップしていますので、ご覧ください。
活動三日目。雨がとても心配でしたが、奇跡的にこの日は雨がやんでくれました!! 地元の方々が、ずいぶん前から下準備をしてくださって、とても楽しみに待っていてくれていました。この活動は今年で二回目となります。竹の伐採や、草刈をして、伐採した竹を使って、器や箸を作ったりしました。 このところのお天気のせいか、体調がすぐれない参加者が数名いるようでしたので、雨の中の作業が心配されましたが、なんと、予報を裏切って一日を通して曇りとなり、無事に予定通り行うことが出来ました。 お昼は、作った器を使って、そうめんをいただきました、好評だったようですね。自分で作った箸で食べるそうめんは、また格別だったのではないでしょうか? 森林アドバイザーの方から、竹のお話を聞いたり、また三味線や踊りまで披露していただいて、日本の伝統文化を堪能した様子でした。お世話になりました倉永の皆様、今年も本当にありがとうございました。またお邪魔させてくださいね。
活動2日目は,ここ数年訪問している小学校を訪れました。 毎年お邪魔していることもあり、楽しみに待っていただいていることが、私たち実行委員のメンバーの励みになります。 学校訪問は、一度にたくさんの子供たちと出会えることから、とても充実した活動となります。小学生の子供たちは、エネルギーにあふれ好奇心を遠慮なくぶつけてくることがとても面白い交流を生み出します。少し年齢が上がり、中学生になると、恥じらいや躊躇があるのか、遠巻きに見る子が多くなることから、なかなか交流が難しくなってきます。 まずは全校集会から始まり、朝からみんなのパワー全開で一日が始まりました。 小さなグループに分かれて、授業にお邪魔させていただくと、自分の出身国の紹介をしたり、また母国語で自己紹介をしたり。 なかなか、英語以外の言語を聞く機会はありませんので、貴重な体験です。 いろんな国の名前を聞いて、地図でしか見たことがない国から来た若者が、子供たちに与える影響は計り知れないものがあります。 いつか、もう少し大きくなって、今日の経験を思い出した時に、人生の選択肢が、少し広がるといいな・・・そんな思いで、私たち実行委員はこの活動に取り組んでいます。 お昼は、子供たちと一緒に給食をいただきました。日本の給食システムの素晴らしさは、ほかの国の事情を聞くまでは当たり前のことになっていますが、改めて気づくありがたい制度です。 一日めいっぱい子供たちと活動して、メンバーも充実した様子でした。 受け入れていただいた小学校のみなさま、お世話になりました。ありがとうございます!!
初日の訪問先は、男の子が多い高校でした。三年前に一度訪問していて、ぜひに!とお呼び頂いての訪問となりました。 この学校には、大牟田の歴史を物語る古い建物があります。お天気が良ければ、キャンパスツアーが予定されていましたが、残念なことに土砂降りの雨!!避難勧告まででるほどの大雨に見舞われました。それでも学校が休校にならなかったので、ホッとしています。 幾つかのグループに分かれて、授業に参加させて頂きました。工業高校ということもあり、重機を使った授業等、なかなか貴重な経験ができたと思います。 私たちがこの活動を続ける理由の一つ、日本の若者たちに、世界に目を向けて欲しい。自分たちだけの狭い小さな世界で満足するのではなく、広い世界に目を向け、価値観も常識も、ひとつではないこと、そのことに気づいて欲しい。だから、出来るだけたくさんの子供たちに出会える学校訪問は、とても貴重な体験です。今日、出会った他の国の同じくらいの若者が、一体どんなことを考えているのか、どんな体験をしているのか、少しでも感じてくれたらいいな、と思います。 ホストファミリーの皆様には、土砂降りの中、送り迎え本当に感謝しています。ありがとうございます。 残り数日も、どうぞよろしくお願いします。 明日は、小学校訪問です!!





