私は石垣市出身で、現在ニューヨーク在住で某レコード会社で勤めている、山田剛士と申します。
由希乃さんとは12年前ニューヨークで知り合い、それ以来友人関係を続けていて、毎回彼女の行動力には関心させられ、僕が最も尊敬する人の1人です。
故郷の石垣島には年に1回は里帰りしていますが、毎年観光客や移住者が増えていっています。
石垣には3年前に新空港もできLLCなどの格安航空会社も飛ぶようになり日本各都市からのアクセスもしやすくなりました。
沖縄県は観光のメッカで毎年新しい観光施設も設立されていっています。
観光客が増え沖縄の経済が繁盛するのは大変嬉しいことなのですが、続けて聞くのは「海が汚れていっている、沖縄の海に生息する魚の数、珊瑚も減っていっている。」
まるで観光客が増えるのに反比例して魚や珊瑚は減っていっているようにみえます。
里帰りする度スキューバやシュノーケリングで珊瑚礁や熱帯魚をみるのが楽しみの1つなのですが、「魚の数が減ったね」は毎回耳にすることです。
ある日、新石垣空港ができ、日本の主要都市から格安で行けるようになり喜んでいたところ、ある人に「新しいものができるということは、何かが内側から壊されていくんだよ」と言われた事があります。 今になって、こういうことだったのか… と気づきました。
今年の夏も里帰りしてスキューバやシュノーケリングをしたとき、珊瑚や熱帯魚が減っているとまた耳にしました。
そのとき由希乃さんからこのプロジェクトの事をききました。
初めてこのプロジェクトの話を聞いたとき、これは前々から誰もが知っている問題で、でもどうしていいのかわからない。「サンゴに優しい日焼け止め」簡単に聞こえるが誰も気づく事のできなかったことを由希乃さんはやろうとしている素晴らしいアイディアだと思いました。
このプロジェクトは、沖縄を誰よりも愛する由希乃さんの優しさに溢れた彼女そのものだと僕は思っています。
沖縄の太陽には日焼け止めは必需品、もし皆がこの日焼け止めを使用してくれると、サンゴへのダメージを大幅に防ぐ事ができると思います。
このプロジェクト、そしてこの日焼け止めが出来上がったら、沖縄、日本だけではなく、世界の人たちに知りわたってくれることを願います。
ニューヨークに住んでいた頃に出会った、弟のような友人から頂いた応援メッセージ、とても嬉しいです!
遠いニューヨークで、沖縄のことを熱く語る私たち仲間。
彼らにいつまでも「おかえり」と待っているような綺麗な海のままでいてほしい。
応援をくれた山田さんは、海外へ向けて情報を拡散協力してくれています。
遠くても、力を合わせてできること、それがこの活動だと思います。
たくさんの人が得た知識が、常識となります。
なんとなくでも「サンゴって大事なんだな、優しくしないとな」って常識になることを目指して!
頑張ります!!
呉屋由希乃